蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

まだまた道は長い。

2009-04-16 23:35:26 | 愛媛FCのこと

・・・最悪の誕生日だ。

 きのうの試合、われらが愛媛、福岡蜂とほぼ互角。
ただひとつ、GKの質が勝ち負けの差を決めた、ただそれだけ。
そういや、あの組み合わせって、2005年シーズン、
桜大阪が一番輝いていた時期、長居で勝てば銀皿と
アジアへの挑戦を手に入れられたときお戦の片方はピッチの上、
もう片方はベンチで見ていたんだよね、その差、だったのかな。

 まあいい、仕方ない、殴り続けるしかない、殴り続けなければ。


まだまだ場数が足りない。

2009-04-11 22:32:24 | 愛媛FCのこと

 われらが愛媛、セメント戦術を得意とするところには苦手のようだ。
お互い出して受けて、というのを半ば拒否して、
そっちの間合いでがちがちやっていくところとたたかっていると
どうも変な空気、というかへんてこりんな間合いが生まれて、
「ひとりずもう」をとってしまい、持てる力を十二分に出せなくて、
簡単に負けてしまう傾向が強いな、と。

 それでも今年はそういうセメントを得意とする相手との対戦で
きちんと引き分けを「拾えて」いる、桜大阪に関しては「才ある子供」が
いたか、いなかったか、それだけなんだけど、あまりにも大きすぎる差が
あったからそうなっただけ。

 その結果を受けていろんなところでぐだってた連中が騒ぎ出すと
せっかくできたいい流れとフレームの溶接具合を壊してしまう可能性が。
今のわれらが愛媛が行っている段階は前2年でできたこと、できなかったことを
踏まえて、J2の4位から9位をコンスタントに続けられる寸法と
材料と部品をつなぐ角度、使う材料のしなりと剛性のバランスを
去年の後半でやっとこさ見つけて、鹿児島でのトレーニングから
溶接作業を始めて、最初の試運転でこの配分でたたかえる、というところまで
なんとかたどり着いた。

 きちんと溶接ができて、きちんと動かせるようになるのが一通り対戦してから、
そこまでを今のポジションに何とか踏みとどまって、夏の地方プリンスから
全クラU-18とU-15の大会が終わると、トップのほうのいろいろな趨勢が
7割がた決まって、Jユースとナショナルプリンスを睨みながら天皇杯、
そこまでには今のチームフレームを無理なく動かせるようにできたらよし。

 そこまで行って、やっとセメントとかバチバチを得意とするところや
組んでよし、受けてよし、とか殴れ、殴れ、とにかく殴れや
走れ、走れ、とにかく走れ、というスタイルの違うところとたくさんたたかって、
いつ、いかなるときでも持ち味の「激しく走って血みどろの殴り合いができる」
ことを8割の精度でできるようにもっていく段階に入れる。

 いまはとにかくフレームを慣らしていきながら場数を踏む段階。
焦るでない、焦るでない。


負けなかった、だけ。

2009-03-25 21:19:34 | 愛媛FCのこと

 ・・・早い段階で点が取れたから油断したのか、
   「バンプ」を取る、という意味で苦手にしているところが、
   ぎりぎりで出たのか、字ずらだけではよくわからない。

追いつかれて、引き分け、という現実に、道半ばだということを思い知らされる。

 土曜日、第一の正念場桜大阪戦に向けて、気を引き締めて、ねじ巻きなおして
きっちり走れるように、そして殴り殺せるように、準備、準備、準備。

 ・・・ほら、3月の仕事で熊本の人間からいろいろ評価をもらって、
   バンプを前よりも取れるようになってしまったものだから、
   さらになんかきっかけ仕事もこれからあるかもしれない。
ゆえに変なことがいえないのは正直つらいなぁ。


さあ、これからが正念場。

2009-03-21 23:01:58 | 愛媛FCのこと

・・・最初の難しいところを上出来で切り抜けた。
問題は来週からの熊本、桜大阪、横浜FC、栃木、福岡と続く
さらに「難しい」相手とのたたかい。
何とかしんどいところを切り抜けて、次の難しいところに行くのは
なんか自分の今の状況と重なってしまう。
自分も、われらが愛媛もこれから3ヶ月、
今の緊張感と恐怖感と飢餓感を持続させていかなくては。

 なぁんて気張ってみてもどないしょうもないし、とにかく今を続けよう。


やっと来た。

2009-03-15 21:55:04 | 愛媛FCのこと

 うとうとして、朝起きるとわれらが愛媛の座席券つき年間会員証が来た。
オヒサルではきのう手元に、ということを書いてあったけれど、
「必着」の日にちに3月14日、と書いてあったところに横線引いて
3月15日、と誰が書いたかわからないが、そのことは内緒だ。

 さて、そうなれば紙の情報カード部分を水にぬれて
ぐちゃぐちゃにならないようにラミネート掛けて、その前に髪を切ってをしなければ。
・・・と思ったが3ヶ月もサッカーから離れていたので足は自然と鳥栖に。

 ほら、開幕節もそうだけど、今節だってわれらが愛媛を見に富山、
さらにはその前の日に「カラフル3」という舞台の試みの「予選ラウンド」が
愛知の武豊、というところであって、東京の「柿喰う客」とか、「鹿殺し」とか
いけてるらしいカンパニーがごろごろ出てて、それを朝から晩まで、
そして高速バスで富山、と行きたかったのがGKKといううれしい誤算で、
そこから新しい仕事の準備に突入したから鳥栖でおとなしくしてる。

 試合自体は我慢比べが壊れると、こうなる、という趣。


大して、慌てちゃいない。

2009-03-02 21:08:46 | 愛媛FCのこと

 年間会員、今日やっとチケットホルダーと年鑑と、
開幕節と次のホーム戦に使う代替年間座席券2枚、
そして、年間会員特典を処理する紙のカードが何枚かが来た。

 世間では、年間会員のICカードが来る来ない、と大騒ぎですが、
自分は、その前段階、申し込みで散々な目にあった。

 去年の12月、他のチームの状況を見て、どうなるものか、と気を毎日揉んで、
万が一のためにわれらが愛媛に電話掛けて、申込書送って、
ウェブでは、といったらまだ死んでるよ、と受付のお姉さまに毒吐いて、
送ってもらったら、郵便振替の受取人確認して、他のチームから割り出した
システム担当の会社に電凸掛けて、さあ、申し込みとなったら
JFL時代、なかなか試合経過が入らないので入っていた
メール会員の都合で「すでに登録されています」と言うメッセージをもらい、
こんどはメールで連絡とって、せっかちな自分は待てずに携帯電話から
申し込みを掛け、やっと手続きが終わった次の日に連絡が来て、
「お疲れ様でした、今度はこちらが最善を尽くしますので安心して
 愛媛のためにたたかってください」というメッセージをもらったので、
そういわれると、自分もそれなりのこと、
戦うためのお金と時間の算段をつけないと、まずいでしょう。

 というわけで1月、2月はお金と時間の算段をつける作業に終始。
気がつけば、3月の開幕節は熊本で仕事、ゆえにニンスタも、レベ5も無理。
この調子で行くと、参戦は4月に入ってからになりそうなどとーの展開。

 福岡蜂に比べたらわれらが愛媛の対応はきちんとしていた。
どう転ぶかまだわからないけれど、混乱の中でも「最善は尽くした」から。
きちん、きちんと報告は入れてもらえたし、自分は算段をつける作業で
家を空けていたので取れなかったけれど、電話までしてくれた。

 まあ、システム全体に対していいたいことは山とある。
けれど、これが元でひとつになってたたかえることがすごくうれしい。


「学び」が世代で違うのかもしれない。

2009-01-29 21:38:50 | 愛媛FCのこと

Jリーグ観戦者、40代以上が4割に=観戦者調査で判明(時事通信) - goo ニュース

 このニュースを聞いて、こないだ、週初めの挨拶回りでこんな話をしたことを
つらつらと思い出した。

「今の30代、40代までにはそれぞれの場所で文化の共通言語があったということ」

 テレビの時間帯にしたってそう、自分の子供のとき、大阪の土曜日、
昼にMBSの「もーれつ!しごき教室」からサンテレビの土曜競馬中継、
競馬よりも「キャバレーサン」とか「グランシャトー」のコマーシャルが好きで、
夕方になると「料理天国」、終わり際に関テレにチャンネルを変えると、
阪急百貨店提供の宝塚歌劇団舞台中継の終わりごろ、阪急グループの
PRフィルムを見て(ファミリーランドの行事紹介とか、新阪急のオリンピア)
「たのしいおっかいものっしませんかっ、とぉってもたのしいはぁんきゅっ」の
メロディを聞いて、何本かコマーシャルをはさんでタイムボカンシリーズ。
これが10年くらいずっと続いていたらいろいろな興味が自然と体に染み付いてくる。

 その流れで大きくなるにしたがって、自然といろいろな文化に触れるきっかけを
いろいろな刺激を通してもらっていたような気がする。

 こんな話をしたらお姉さん、おもしろいたとえ話をしてきたよ。
「最近の若い子、共通のものを何一つ持ってないよ、子守唄も、童謡も、昔話も」
「みんなばらばらの歌を歌い、みんなばらばらの話をしている」

・・・驚いた。

 今の20台から下、というのは「共通の文化」がない、とは言いすぎだけど、
「文化」の個別化、が酷くなっている、という認識を強くした。
そりゃそうだ、この国の文化がぶっ壊れたのがちょうどそのときからだよ。
特にテレビ、長い間時間をかけて研究され尽くした結果、
生まれた「曜日、時間」の「フォーマット」が少しずつ壊れ、短いサイクルで
「フォーマット」をころころ変えて、固定客がつかないから変えての繰り返し。
気がつけば「文化」を伝える手段が「商品を売る」道具に変わっていた。

 あと「人としての生き方」が若いのはまったく違う。
よく言えば「ベストのルートを最短距離で無駄を省いた生き方」、
悪く言えば「なんか生き急いでいる」ようにしか見えない。
「最短距離で無駄を省けるように」学校を選び、そこにたどり着くまでに
毎日、学校と塾や習い事と家の往復、これが高校まで、
大学に行くと、それに「バイト」という名の小金稼ぎ、が加わって、
いろいろな興味を知らないまま社会に出ちゃった。

 社会に出ても7時から11時のいわゆる「セブン・イレブン」で集団に拘束されて、
「上」から「与えられた」課題をただひたすら流れ作業でこなして、
流れ作業で三食食事して、流れ作業でトイレ行って、風呂行って休息。
・・・お金とキャリアは蓄積するけれど、「わたし」はそこにはいない。

 正直、危ないと思う。
「感性、感覚の蓄え」が少ないまま、人生をたたかおうとすることに。

 そこを補うためにサッカーや野球のスポーツがあり、舞台芸術があり、
本があり、絵画があり、音楽がある。
なのに世の中の偉い人はそこから若者を遠ざけようとしている。
というか「わたし」がそこにはいない、どこか板一枚隔てた世界の人が
何かやってる、という感覚しか与えてくれない。

 いろいろ言っているけれど、そこから始まらないと何も始まらない。
 


とにかく、這い上がるしかない。

2009-01-27 21:21:42 | 愛媛FCのこと

 結局、「さわやかさん」、われらが愛媛のおはーを蹴って、
「サッカー」という業界自体から「さようなら」しちゃった。

 まあ、本当に「たたかう氣」(あえてこう書きました)があるのならば、
今度の鹿児島宮之城キャンプに自費でもいいから「練習生」という形で
トレーニングに出て、そこでまだ「走れて、殴れる」のか、
もう「走れない、殴れない」のか、という判断を自分なり、まわりがして、
そこから越し方行く末を考えていくのに。

 とにかく、「たたかう意志」を持って、ちゃんと「走って、殴っていく」の一念で
ピッチ廻りとスタンド廻りの両方が一丸となって這い上がっていく、ということ。
ただそれだけ、それだけのことしか今は考えられない。

 今の自分とわれらが愛媛を取り巻く現実を見てると正直、悔しい。
しかし、今できることはその悔しさを腹の中に飲み込んで
今やることを丁寧にきっちりとやるしかない、やるしか。


とにかく、慎重に考えるしかない。

2009-01-20 22:56:56 | 愛媛FCのこと

・・・われらが愛媛が地元出身の「さわやかさん」におはーを掛けたらしい。

メリットは「勝者のメンタリティー」というものを「知って」いること。
そして「元代表」という圧倒的な知名度。
問題はいろいろなところでうわさされている「人間性」の問題で、
チームフレームに混乱を起こしてすべてが壊れちゃう危険性。
お金のことはうわさになってるジョジ以外に数人ブラジル人を取るコストを
そっちに回したら何とかなる。
あと、「勝者のメンタリティー」というものがチームフレームを固める段階で
果たして必要なのか、そういうところはフレームのブレを減らした時に
補うようにもっていくほうがいいのだろうか、というところ。
2月の鹿児島宮之城トレーニングキャンプにその人が「自費」で来るか、否か。
・・・すべてはそこからでしょう。

さて、今日の代表戦。
せっかく九州圏内である、というのにこの試合の鑑札斡旋はがきが来なかった。
あと発売時期がもろもろごとがありすぎてプレオーダーも知らぬまま
一般初日にアウェイ側ゴール裏とペア2万4千円のプレミア席以外
あらかた売り切れた、打ちひしがれに輪を掛けて次シーズンの継続書類が
届かない、こりゃなんだかな、と今日電話する。
継続書類、今日中に「速達」で送る、とのこと。
にしても民営化になってから郵便の仕事が悪くなったという声をまた聞いた。
住所が正しく書いてあるのに、「宛名不明」で突っ返されることが多い、
いったいどうなってるのかな、と鑑札の中の人もこぼしてた。
で、そういう怠慢を郵便サイドに話をしたら「何千通も扱ってるんだ」と
逆切れされて、本当に頭抱えてしまうのです。

そういう話はさておいて、試合の中身は一言で「殴りが甘い」、それだけ。
シュート、という「手数」はたくさんあったけれど、
イエメンの選手の「身体能力」の前では蚊に刺されたような
「軽い」ダメージしか与えられていない。
だから先制しても、後半すぐ追いつかれてやがる。
なんとか勝ったけれど、致命傷を与えられるくらいの重い殴りができていない。
「身体能力」の高い連中に相対するときは「鈍器使って殴り殺す」くらいの
取り組みで戦っていかないとどないしようもならない。
戦術やら、サッカーそのものの技術って上に行けば行くほど差はなくなってきてる。
差が出るのは戦術や技術を使って「どういう風に殴るか」、ただそれだけ。
さらにいえばどれだけたくさんの「大切なもの」を抱えているか、
もっといえば「大切なもの」を守りながら生き続ける覚悟があるか、否か。


また、騒ぎ始めたよ。

2009-01-09 20:22:30 | 愛媛FCのこと

こういう話をするのは、正直厭だ。

数年前、ごだぐだ言ってたE氏が今度は「サカダイ」という全国メディアで
われらが愛媛のことをごだぐだ言いやがる。

いったい、何の私怨があってそういうこというのかなぁ。
それも愛媛県内で済ませりゃいいものを今度は全国に流布するなんて。

それもこれもそいつの「口」をふさぐことのできなかった自分の力不足。
もういい、あともう少ししたら自分の状況にある程度めどがつくんで、
こいつのでしゃばりができないように全力で毎日を戦い続けてやる。
自分の人生のことも、われらが愛媛のことも。

自分が信じることについて信じたやり方で周りの納得いく結果を出す。
しかも、そういうでしゃばりが何にも言い返せない絶対的なやつを。
・・・それでいいじゃねーか。

さ、カリカリするのはやめにして、全力で走るよ、全力で殴るよ。
来週から本格的に動き出す、心と体の準備は大丈夫?
ついでにお金のことも。