こないだ知人のお誘いで「ザ・ガーデンオリエンタル京都」へ。
日本画家竹内栖鳳の元お屋敷をレストランやバー、結婚式場にしているらしい。
高台寺、「ねねの道」の近くね。
雨に新緑が映えてきれいやったわ。店内もレトロでステキなんやけど、なんせ遠慮があって(こんな私でも)ちょっと写真撮れなかった。
器がなかなか変わってるのよね。
メインはお魚を選んだ。山椒で出来たソースがおいしい。
このデザートが何とも言えずおいしかったの。しゃりしゃりでざくざくで???かなり意味不明。
その後、その辺を散策して鍵善良房へ。ここはくずきりで有名だけど、ちょうど雨も降ってきて少し寒かったので私は、おうすとお菓子をいただく。
このお菓子はかきつばたを模していて名前はもちろん「からごろも(唐衣)」この季節のお菓子ね。
それが確か何か和歌か古典から取っていた名前というのは、覚えていたんやけどはっきりしない。
そこで便利な職場。
仕事がちょっと一段落した頃に古典の参考書で調べました。伊勢物語第九段の中にある
「唐衣きつつなれにし妻しあればはるばる来ぬる旅をしぞ思ふ」からきている。「かきつばた」の五文字を入れて歌を詠むという趣向だった。
これでスッキリ。
ちくわとカニかまとインゲンのかき揚げ。
伊藤久右衛門で買った「抹茶カプチーノ」。さすがにお茶屋さんのだけあって、かなり本格的。おうすを飲んでるみたいだし、そんなに甘くない。
豚のしょうが焼きのタレに片栗粉を入れてからめるといいと聞いたので、してみた。よく味もなじむしつやも出ていい感じ。
沖縄風の炊き込みご飯の素で作った。おいしかったわ。ひじきがおいしい。
JR京都伊勢丹で並ばずに買えた「阿闍梨餅 」やっぱり生地がもちっとしてておいしいわ。
バリッとサクとしててほんまにチョコがブロックで入ってておいしいわ。グリコやった。
知人は京都のど真ん中に住んでる。だからこのお店にもゆっくり1時間ほどかけて歩いてきたんだって。
京都のあまり観光客の通らない路地もよくわかっててひょいひょいと案内してくれた。うらやましいというか憧れる。
舞妓さんと遭遇したんだけど、私が「今レンタル着物のなんちゃって舞妓さんも多いしどうやって見分けるんですか?」って聞いたら、「着物がよれっとしてるほうがレンタルの人。バリっとしてるほうが本物」って教えてくれた。
私も京都に一人暮らししてみたいなあ。町のど真ん中。あっそれか東京の品川とかでもいいなあ。町のど真ん中に一人で住んで、行きたいところにふらっと気軽に行ってみたい。
そんなことを色々妄想してしまう。それには宝くじでも当たらないと無理だけど。でも案外一人暮らしになったら暇なのかなあ?しかしそんなことを考えてる50過ぎの人も珍しいのかも?