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2022年は客観的な予想を心がけます。

シンザン記念

2012-01-08 09:05:34 | 最終結論
京都11R シンザン記念
◎タツストロング
○ピュアソウル
▲トウケイヘイロー
△シゲルアセロラ
×マイネルアトラクト
×オリービン

【展開予想】
 ここはスピードに勝るシゲルアセロラが楽にハナを奪えるメンバー。初のマイル戦ということで飛ばすことは考えづらく、後続を3馬身ほど離しての淀みないラップを刻むだろう。2,3番手もテンの行き脚が違うことから無理な競りかけはせず、3馬身ほどの間隔を開けての追走。後続も末脚が生きる流れだが、基本的には先行してスッとひと脚使えるタイプが有利。

急激な良化を見せるタツストロングを推す。デビュー後2戦はトモに重心が掛り、発馬で行き脚はつかなかった。それが前走ではポンと好発を決めてスッと先行争いに加わった。明らかにトモが強化されている。その前走、好発からスッと先行争いに加わり2ハロン目からは手綱を抑えて5番手に控える。ここで少し行きたがるところを見せたが、すぐに折り合う。4角から少しずつ気合いを付けてスパートを開始すると、直線で右ステッキに応えてグンと突き抜けた。掛るくらいの行きっぷりだが、鞍上の指示に従順でメリハリのある競馬ができている。これなら4角の下り坂や1ハロンの距離延長も克服可能と見る。何よりフットワークが大きく、外回りコースに替わるのは歓迎材料だ。前々走の小倉の未勝利戦は1200メートルで追走に苦労し、4角は外へ膨れて一旦ブレーキを踏んでしまった。今週の坂路では、馬体を併せたままラスト1ハロンから軽く気合いを付けられると、素晴らしい伸び脚で突き抜けた。タメが利く分、終いにいい脚を使えるようになっている。ここは絶好の13番枠を引き、前走同様に内の各馬の出方を見ながら競馬ができる。

ピュアソウルは相当な決め手の持ち主。前走の未勝利戦1着は、スローの流れのなか道中は抑えるのに苦労するほどの行きっぷりで馬込みからの追走。3,4角でも抑えたまま。直線でスムーズの馬場の3分どころに持ち出すと、グンと重心を沈めた推進力に富んだ走りで一気に差し切った。420キロ台の小柄な馬体から繰り出すカミソリの切れ味はドリームジャーニーを彷彿とさせるもの。中間は速い攻め馬が一本だが、直前の動きを見る限り牧場でも乗り込んできたはずだ。

 トウケイヘイローの朝日杯FS4着は実に強い内容だった。12番枠から好発を決めるとスーッと馬なりで先団へ。2ハロン目から手綱をグッと抑えてポディションを下げる。道中は引っ張り切りの痺れる手応え。向こう正面までは前のマコトリヴァーサルが壁になって脚をタメることができたが、3角からマコトが2番手に押し上げたことで前の壁がなくなってしまう。ここでハミを噛んで引っ張り切りの手応えのまま先頭に並びかけてしまう。4角から直線にかけても馬なりの絶好の手応え。直線で満を持してスパートすると坂下で単独先頭に躍り出るも、急坂で失速してしまった。外枠で前に壁を作ることができなかったのが悔やまれる。4角まで我慢できていれば間違いなく勝ち負けの内容だった。相手関係を考えれば、ここはいかにも恵まれた。しかし、前走のような極端な前傾ラップは考えづらく、今回は京都外回りコースで4角では下り坂が待っている。ここでハミを取ってしまわないかの懸念はある。クラスが落ちることでテンのペースが落ちることは同馬にとっては歓迎できない。本質的には1400メートル以下に適性がある。

単勝:13
複勝:13
馬連13から全通り
ワイド13から04,11,12,03,09,16
3連単を買う場合
13,04から04,11,12,03,09,16への軸2頭マルチ


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