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2022年は客観的な予想を心がけます。

フェアリーS(GⅢ)ほか

2012-01-09 11:06:59 | 最終結論
中山11R フェアリーS
◎フライングバルーン
○マイネエポナ
▲シャンボールフィズ
△オメガハートランド
×パストフォリア
×ダイワミストレス

 10時30分現在で単勝10番人気のフライングバルーンを狙う。前走のベゴニア賞6着は、ポンと好発を決めると先団へ。だが、前半から流れは落ち着き先団で馬群が固まってしまう。2ハロン目から手綱を引っ張って少しポディションを落とす。終始、馬5頭分外を回らされ、掛り気味の道中。直線で馬なりのままポディションを上げ、ラスト2ハロンから追い出される。一瞬の脚でグンと突き抜け単独先頭に躍り出る。ラスト1ハロンから右ステッキを入れられると反応し過ぎて内へモタれたところを後続に差されてしまった。外枠で流れが落ち着いたために内に潜り込むことができず、前に壁を作れずになし崩しに脚を使わされた。着差以上に中身は濃い。前々走の未勝利戦1着もポンと好発を決め、手綱をガッチリ抑えながら逃げ馬にプレッシャーを与えつつ2番手を進む道中。絶好の手応えのまま直線を向くとラスト2ハロンから追い出される。ラスト2ハロンを10秒6-11秒7の一気の脚で突き抜けた。身のこなしの柔らかい走りをするタイプで、スタートセンスと一瞬の脚力に優れる。中山マイル向き。ひと叩きして上積みが望めるし、鞍上の蛯名も心強い。このメンバーなら極端なハイペースは考えづらく先行策から一瞬の脚を生かせる。

 マイネエポナは一戦毎に内容が良化している。前走の未勝利戦1着は、スッと好位のインに潜り込み、道中は経済コースを上手く立ち回る。4角は少しゴチャついてブレーキを掛ける形に。立て直して直線で追い出されると、グングン加速。余力残しで差し切った。スッと前々で運べるスピード性能と追ってからもひと脚使える。上昇度は見逃せない。

 シャンボールフィズの前走は、最終週の荒れ馬場で最内枠発走。好発を決めて先団争いもできそうな手応えだったが、鞍上は一旦ポディションを下げて馬場のいい外めへ持ち出す。チグハグな誘導で3角から外めに持ち出されるも、流れに乗ることができず。最後は大外から伸びてはいるが届かなかった。初めて経験する一貫した流れと揉まれる競馬は、いい勉強の機会になった。緒戦で見せた瞬発力は、2戦目の経験で更に凄みを増すはずだ。中山マイルでは厳しい大外枠に入ってしまったが、そこは一番信頼のできるルメールの手腕でカバーできる。

京都9R 福寿草特別
◎ミルドリーム

ミルドリームの瞬発力は非凡だ。前走の未勝利戦1着は、中緩みの流れを道中は中団馬群からの追走。しっかりと前に壁を作り、脚をタメる。4角でジワッと乗られ直線を向くとラスト2ハロンから追い出される。そこからグングンと素晴らしい伸び脚を見せ、最後は粘る2着馬をゴール前で差し切った。デビュー戦の瞬発力勝負の流れで屈したのは、マイルならGI級の能力を秘めるエネアド。決して末脚は見劣らなかった。500万クラスならあっさり。

京都10R 新春ステークス
◎オーセロワ
単騎逃げ有望のオーセロワを狙う。前走のゴールデンサドルトロフィー1着は、テンから淀みないラップを刻み、3,4角でもペースを緩めない。直線は後続に寄られながら二の脚を使って逃げ切った。ここは単騎逃げが望めるメンバー構成で、直線平坦な京都で更に。

京都11R 淀短距離ステークス
◎ミキノバンジョー
 阪神Cは3角で故障馬の煽りをモロに受けた。前々走の京成杯も4角でゴチャついてブレーキを踏む場面がありながら直線は馬群を縫うように伸びてきた。スムーズなら。


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