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優駿牝馬・オークス(GI)調教診断

2007-05-18 21:10:21 | 調教診断
トウカイオスカー
このブログは武豊騎手を応援しています


スマートストーム】○ 素軽い動きで好調キープ
坂路で馬任せのまま53秒8-12秒5。左前脚が多少硬い気もするが、全体に素軽い動きで好調キープ。中2週で再度の長距離輸送があるだけに、これで十分。

ローブデコルテ】○ 軽快な脚捌き目立ち
DWで福永を背に単走。終始、持ったまま全身を使った迫力ある動きでラスト1ハロン11秒9。ゴール前で左手前に替えたが、これは前走でも見せていた。問題ない。1週前にDWで6ハロンを81秒3-12秒7とビシッと追われ、万全の調整だ。

マイネルーチェ】◎ 独特のストライドで文句なし
横幅のある独特のストライドで坂路を単走で。ゴール前で軽く気合いを付けられ、豪快にフィニッシュ。文句なし。

ハロースピード】○ 大きなストライドで先着
南Wで2頭併せの内を5ハロンから追走。大きなストライドで目一杯追われ、重心が高くスッとは突き放せなかったが、豪快な脚捌きで先着。好調キープ。

ミンティエアー】○ 見せムチを放たれ
北Cコースで単走。直線、鞍上から見せムチが放たれ、それに応えて前脚をピンと伸ばしたストライドで5ハロン66秒4-12秒5。頭の高さは目立ったが、これだけビシッとやられ上積みが望める。

ミルクトーレル】○ ビシビシ追われ
DWで2頭併せの内。頭の位置は高いものの手綱を激しくシェイクされ同入。完歩の大きいストライドで迫力ある動きだった。これだけビシッとやれれば文句なし。

ベッラレイア】○ 長距離輸送控えるだけに
長距離輸送が控えており、坂路で馬なりのまま流した。回転の速い脚捌きで真一文字に駆け抜けた。いい意味で平行線。一週前にある程度の時計を出し、これで十分だろう。あとは当日の馬体重に注目。

ピンクカメオ】○ 疲れなく順調
坂路で2頭併せの内を追走。ピッチの利いた回転の速いフットワークで、手応えで見劣ったものの、中1週で50秒1-12秒4なら十分。強行軍による硬さは見られない。

レインダンス】△ 攻め手控えられ
坂路で馬任せのままサッと。多少口向きが悪く、頭も高い。前脚にももう少し推進力が欲しい感じ。前走の東京遠征で馬体減りしているだけに、この中間は坂路で軽めを2本。上積みは望めない。

トウカイオスカー】◎ 迫力満点の動き
坂路で馬任せのまま単走。終始、引っ張り切りの痺れる手応え。頭の位置は高いものの、大きなストライドで迫力満点の動き。ソエの影響で手控えられた前走から大幅な上積みを望んでいいのでは。

カタマチボタン】◎ 抑え切れない手応えで先着
南Wで2頭併せの内。直線でスッと左手前に替えられると、シャープな脚捌きで半馬身先着。抑え切れない感じで文句なしの動きだった。

ラブカーナ】○ 力強いフットワークで
CWで2頭併せの内を先行。直線で目一杯追われると併走馬を突き放した。頭が高く、お世辞にもいい動きとはいえないが、力強いフットワークでビシビシやられた点を評価したい。

ウィンナワルツ】△ 馬体細化懸念
坂路で全くの馬なり。一戦毎に馬体が減り続けている小柄な馬。強調材料はない。

ラストベガ】○ 余裕残しで好時計
南Wで2頭併せの内。終始、手綱を抑えたままゴール前で半馬身遅れたが、問題ない。小柄な馬だけに完歩が小さく、推進力は今ひとつ。5ハロン64秒7-12秒8なら悪くない。

アマノチェリーラン】◎ ダイナミックなフォーム
坂路で池添を背に単走。直線でハミを何度も掛け直され、手綱をシェイク。頭は高いが、前脚を高く突き上げたダイナミックなフォームで51秒7-12秒0。元々、攻め駆けするタイプだが、それにしても素晴らしい脚捌きだった。

アドマイヤスペース】○ 軽快な脚捌き
南Wで単走。終始、持ったままの手応えで軽快なフットワークが目に付いた。もう少し推進力が出てくれば文句ないが、柔らかいフィームだった。

ザリーン】○ 中1週だけに軽め
中1週続きだけに坂路でサッと流した。最後まで集中を切ることなくフィニッシュ。遠征続きでも馬体が増え続けている点は評価できる。

ザレマ】◎ 好時計連発。
坂路で単走。ピッチの利いた回転の速いフットークで、少し気合いを付けられただけで50秒1-12秒8。文句なし。欲を言えばもう少し首をうまく使えるといいが。牝馬ながら3週続けて速い時計を出せるのは、500㌔を雄に超す馬格だからか。