中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

第74回東京優駿(GI)調教診断

2007-05-25 10:34:38 | 調教診断
第74回東京優駿(GI)展望はこちら

中京10R ビンチェロの単・複、馬連、3連複で軍資金を

【タスカータソルテ】○ ゴール前でグイッと先着
CWで武豊を背に2頭併せの内。持ったまま馬体を併せ、ゴール前で軽く気合いを付けられると、力強い脚捌きでグイッと先着。推進力満点の走りだった。中2週で6ハロン81秒0-11秒8。好調キープ。

ゴールドアグリ】◎ 四肢を目一杯伸ばし
南Wで2頭併せの内。四肢を目一杯伸ばした大きなストライドで貫禄の先着。馬の気迫がヒシヒシと伝わってきた。骨折明けの前走を使われ、確実に良化の一途をたどっている。

ウオッカ】◎ 坂路でサッと流し万全
四位を背に坂路でサッと流した。見た目はそれほどスピードを感じさせないが、実際はラスト1ハロン12秒2。これはトビが大きく、自然に時計が出るため。走る馬の証拠。万全。

【ゴールデンダリア】○ 馬体細化懸念も動き良し
南Wで2頭併せの内。直線で少し気合いを付けられると、グイグイと併走馬を突き放した。連戦の疲れも見せず、キビキビとしたフットワークだった。ただ、一戦毎に馬体が減り続け、この日の追い切りでもゼッケンから下が寂しく映った。当日の馬体重には注意。

【トーセンマーチ】○ 好時計で先着
南Wで2頭併せの外。直線で馬体を併せたところから仕掛けられると、渋太く先着。切れる感じではなかったが、力強さは十分だった。5ハロン64秒4-12秒0なら文句なし。

【マイネルフォーグ】○ ビシビシ追われ
CWで大外を回り単走でビシッと。直線でステッキが数発入り、目一杯に追われた。スピード感十分で6ハロン78秒4-12秒0。中2週の小柄な馬でこれだけやられれば十分。

【フィニステール】○ 馬体接触も先着
坂路で藤田を背にサイボーグ(古馬1600万下)との併せ馬。馬体を併せたままゴール前で気合いを付けられると、併走馬と接触し左手前に替える。それでも怯まず先着したことに好感が持てる。

【ドリームジャーニー】○ いい意味で平行線 
DWで単走を馬任せで。例によって逆手前のままだったが、全身を使った切れ味満点の動きで好調をアピール。

【ヒラボクロイヤル】○ 力強い脚捌き
坂路で2頭併せ。馬体を併せたままゴール前で気合いを付けられると、スッとは引き離せなかったが、力強い脚捌きで先着。頭の高さはあるも、大トビで雄大なフットワークが目立った。

【プラテアード】○ キビキビとしたフットワーク
坂路で2頭併せ。終始、持ったままの手応えで同入。ピッチの利いた回転の速い脚捌きが一際目を引いた。もう少し、首をうまく使えれば言うことはないが。

ナムラマース】◎ 動きだけは文句なし
藤岡を背に芝コースで単走。直線で気合いを付けられると、前脚を高く突き上げたダイナミックなフォームでラスト1ハロン10秒6の猛時計。動きだけは文句なし。

サンツェッペリン】◎ デキ絶好
斉藤誠師を背に南Wで2頭併せ。直線で手綱を軽く緩められると、四肢を目一杯伸ばした迫力満点のフットワークで一気に突き放した。一週前には松岡を背に5ハロン61秒8-12秒3。生涯最高のデキを自信に大舞台へと挑む。

【ローレルゲレイロ】○ 坂路で好時計
池添を背に坂路で単走。ピッチの利いた回転の速いフットワークで、軽く追われて50秒7-12秒3と好時計。走りやすい馬場だったとはいえ、手応えにはまだまだ余裕があり文句なし。実践同様、ゴール前でもう少し重心が低くなれば。

アドマイヤオーラ】◎ 攻め強化に好感
DWで2頭併せも4角で早くも突き放す形。直線で追い出されると、グッと首を沈め、重心の低いフットワークで抜群の動きを披露。終い重点の前走よりも動きは良かった。2週続けて長めをビシッと追われてきた。馬体もフックラ見せ、皮膚病で攻めが手緩かった前走から、すべての面で上積みを望める

【フサイチホウオー】○ 前走以上の動き
安藤勝を背に坂路で併せ馬。馬体を併せたままゴール前で追われると、筒一杯の併走馬をスッと突き放せなかったが、何とか先着。左前脚を高く突き上げた独特のフォームは健在で、攻め駆けしない同馬にしては合格点。前走よりも良化しているのは明らか。

アサクサキングス】◎ パワー満点のフットワーク
福永を背に坂路を単走で。ラスト1ハロンで追われると、パワー満点の力強いフットワークで11秒9と抜群の動きを披露。まだまだスタミナが有り余っていた。相変わらず攻めは動く。一週前にも坂路で時計を出し、中2週でも中身は濃い。

【ヴィクトリー】○ この馬なりに順調
例によって坂路を単走で。時計、動きともに平凡もいつものこと。順調に攻めを積まれていることを評価したい。力は出せる。

【フライングアップル】○ 鞍上と呼吸ピタリ
坂路で横山典を背に併せ馬。終始、持ったままの余力残しで同入。鞍上との呼吸はピタリで、一寸の乱れもない動きだった。