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いい加減に卒業しなきゃ

今夜は定例のライブです(志摩観光ホテル)。
初めてこのホテルでライブをさせていただいたのが昨年の6月2日で、翌7月より月に3~4回の「定例」となりました。
ほぼ毎週、演奏の機会があるということは「仕事」「勉強」の両面で大きな意味があり、今では、開催日(金曜日)に向けて準備をするのが生活の一部になっています。
演奏時間は1時間半で、約20曲弱の演奏となります。「目が悪く譜面を前にしての演奏は困難」「進行をスムーズにしたい」など、いくつかの状況を考えて、当初から「全曲、暗譜で弾こう」となって、現在に至っています。
曲は「定番」のものもあれば、その前後のコンサートで弾くために練習している曲もあります。これに季節に応じた曲(主に、日本の歌曲の編曲作品)が加わります。自作曲も少しずつ弾くようにしています。
トークが少ない日もあるので、用意の必要な曲は20曲では足りません。いきおい、毎日の練習がついつい「たくさんの曲を、ただ通して弾くだけ」になってしまいます。そういう日が多くなると、充実感や達成感はあまりなく、疲ればかり残るので、音楽の質の向上はのぞめません。
その点、「手がける曲の数はこれで限界」いえ「もっとしぼる必要があるな」という気がします。
来週はライブがお休みで、週末に「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の「スペインギターの夏」てのがあります。そのため、今週は毎日30曲もの「通し練習」を続けることになってしまいました。若い人ならいざ知らず、今の私ですと、いくら休憩をとったとしても、30曲を集中して弾き切るのは無理です。昨日は「これでは駄目だな。1週間でとり戻せる曲は今週のライブ(本日)が終わるまで棚上げしよう」と考えて、5~6曲の「通し練習」をはずしました。今日は、今夜のライブのことだけを考えてコンディションを整えましょう。
いくつか演奏予定が重なってきた場合、ついつい「並行して準備を進めなきゃ」と、同じ時期にたくさんの曲に取り組み、結局、どれもこれもが中途半端に終わってしまう……というのも、私が若いころから何度も繰り返してきた失敗です。これまた「いい加減に卒業しなきゃ」と思います。




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