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テンポを維持する難しさ

今日は憲法記念日です。日本が世界に誇る平和憲法の元で音楽ができる喜びをかみしめたいと思います。
昨晩「早いところケリをつけよう」と思って、反響板まで立てて床につきました。計算通り4時半に起きて5時には弾きはじめましたが、結局、録音器のスイッチを一度も入れることなく朝の練習を終えました。……「牛を見はれによる変奏曲」のテンポを正確に維持するのはけっこう難しいものです。
長い間弾いてきたこの曲、ちょっと聞いただけではわからない程度には弾けます。でも、「これが一番の課題」と知ってしまった以上は、「ま、いいか」では済ませたくはありません。ずっと「録れない」「弾けない」状態のままでいってしまう可能性がなきにしもあらずですけど。
「テンポの維持」という点では、今月久々に弾くバリオスの「大聖堂」もやっかいです。問題の第3楽章「アレグロ」の難しさは「指が動かないから弾けない」というよりは、「どんどん速くなってしまうから弾けない」というところにあるでしょう。でもこの楽章は、同じテンポの6連符のアルペジオ(分散和音)練習を、メトロノームを使って毎日真面目に取り組むことで、徐々に改善されてきているように思います。
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