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たまにはいい紙を

「300回記念コンサート」のチラシが昨日完成しました。
「たまにはいい紙を使おう」と思って、色上質紙を500枚ほど購入してありましたが、普段使っているコピー用紙と比較すると4倍ほどの単価になるんですね。
いせ市民活動センターに向かう直前に、「もったいないなあ」と思いなおし、この紙の使用は200枚に抑えました。
で、結局、その後いつものコピー用紙で、続きを刷りました。
「もったいない」と思うのは、チラシの「一般配布」がいかに効果が薄いものかを、私は身を持って知っているからです。
私はかつて、伊勢市観光文化会館で行われたクラシックコンサートで、「チラシのはさみこみ」に5~6回参加させていただきました。用意したチラシは合わせて5000枚は越えるでしょう。けれども、「観文でもらったチラシを見て来ました」という方には、今だかつて、1人も出会っていません。
「一般配布」するチラシというのは、その程度のものと思った方がいいでしょう。
でも、先日のコンサートでは、「楽器店でチラシを見ました」という方が来てくださいました。この楽器店にあずけているのは、毎回たった5枚です。
チラシという宣伝手段は、不特定多数の方々に配布すれば、その効果は限りなくゼロに近く、好きな方のもとに確実にとどくならば、それなりの効果が期待できる(こともある)と考えていいでしょう。
どれだけがんばっても、この地で、200人もの熱烈なギター愛好家を探し出し、その方のもとに色上質紙のチラシをおとどけすのは不可能です。
それだけの時間と体力があれば、その分、もっと練習に精を出すべきでしょう。
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