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指が覚えている

昨日から、9月のコンサートの準備を始めています。
私のソロのメインは、ポンセの「南のソナチネ」です。
コンクールにも持っていったことのある曲ですが、正直、不安はあります。でも弾きます。
この曲も、1月に腱鞘炎を患って、先が見えなかった春先には「もう一生弾けないかも」と思っていた曲のひとつです。
指の負担はありますが、若い頃よく練習し、その後も、何度かコンサートに出してきただけあって、今も指が曲を覚えています。私の今の指の負担は、弾いていて指の動きや力の入れ方が予測できる場合は、概してさほど大きくありません。裏を返せば、少々やさしい曲であっても、初めての曲はきつい……ということになります。
「禁じられた遊び」は弾けますが、「禁じられた遊び」と同じくらい難しい曲を、新しくレパートリーに入れるのは至難の業と言わねばなりません。そういう状態です。
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