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つつましやかな楽器

2月になりました。
やっと爪の形も戻ってきて、雑音の少ない音が出せるようになってきました。
けれど、瞬間接着剤で「仮止め」をしてあるだけなので、フォルテでビシビシと弾くのは無理です。
「これ以上、強く弾くと、また爪を割る可能性があるな」と絶えず気をつけながらの練習です。
それでも、タレガの「ラグリマ」「アデリータ」や、コストの「舟唄」など、技術的にやさしい小品をポロポロと弾いていると、「ああ……自分は、クラシックギターを弾いているな」という、わずかな充実感があります。
つくづくギターは、つつましやかな楽器だと思います。
今度のコンサートは、個人通算で205回目、「茉莉花~ケーキとギターを楽しむ会 その7」です。
席数14の、小さなかわいいお店で弾かせていただくのには、やっぱりやさしい小品が似合っています。
あと3日です。
ぼちぼちと、プログラムを活字にしておかなければいけません。
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