詩の第3聯は次の通り。
息子は激渦の剣を携帯; He took his vorpal sword in hand;
長年、彼は異界の敵を探索― Long time the manxome foe he sought―
かくて彼はタムタムの木の傍らで休憩 So rested he by the Tumtum tree,
そして暫時たたずみ思索。 And stood awhile on thought.
PS1:英詩の“sought”と“thought”、和訳は「探索」と「思索」が脚韻を踏む。
PS2:vorpal は造語。鞄語である。verbal(口頭の)+gospel(福音)という説がある。キャロル自身は「vorpalな剣が何かなんて説明できない」と言う。しかしvortical(渦の)+principal(首位の)と考えてもよい。「激渦の」と訳してみた。
PS3:manxomeはmanx(マン島の、マン島民)らしいの意味の造語。マン島はグレートブリテン島とアイルランドの間にある。独自の言語、マン島ゲール語を使用。ケルトの伝統を持つ。manxomeは「異界の」と訳した。
PS4:Tumtumは木をくりぬいたバルバドス島のドラム。音の形容に由来する語と思われる。
息子は激渦の剣を携帯; He took his vorpal sword in hand;
長年、彼は異界の敵を探索― Long time the manxome foe he sought―
かくて彼はタムタムの木の傍らで休憩 So rested he by the Tumtum tree,
そして暫時たたずみ思索。 And stood awhile on thought.
PS1:英詩の“sought”と“thought”、和訳は「探索」と「思索」が脚韻を踏む。
PS2:vorpal は造語。鞄語である。verbal(口頭の)+gospel(福音)という説がある。キャロル自身は「vorpalな剣が何かなんて説明できない」と言う。しかしvortical(渦の)+principal(首位の)と考えてもよい。「激渦の」と訳してみた。
PS3:manxomeはmanx(マン島の、マン島民)らしいの意味の造語。マン島はグレートブリテン島とアイルランドの間にある。独自の言語、マン島ゲール語を使用。ケルトの伝統を持つ。manxomeは「異界の」と訳した。
PS4:Tumtumは木をくりぬいたバルバドス島のドラム。音の形容に由来する語と思われる。
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