鏡の国のアリス:短評

鏡の国のアリスの本を読みながら短評をする

不思議の国、日常的現実、そして夢!(WONDERLAND1‐19)

2014-01-19 13:37:16 | Weblog
 アリスは、兎の穴を落ち続けながら、うとうとする。猫のダイナーと手をつないで歩く夢を見る。彼女は真剣にダイナーにたずねる。「コウモリを食べたことある?」と。その時、突然、どしんとアリスは、木の枝と枯葉の山の上に落ちる、墜落終了。

 ◎アリスの考え方・感じ方(12):猫がコウモリを食べるかどうかは、猫自身に聞けば真偽が確認できるとのアリスの考えは正しい。しかしアリスは猫にたずねるが、①不思議の国では兎がしゃべるから、猫もしゃべると、アリスが考えたのか、②日常的現実の習慣の延長上にいて、アリスが勝手に、猫にしゃべりかけ、答えを特に求めたわけでないのか、あるいは③夢の中なので、アリスは猫と話せると思ったのか、いずれかは不明。

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