ひらけいメモBlog@goo

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nav-u NV-U75 購入メモ

2009-11-26 02:39:24 | 位置情報・地図


 レビューにまとめ切れていない感想などを、とりあえず記載したい。
(適当に追記・削除など行います)

・NV-U75とNV-U75Vの主な違いはワンセグの有り無し。ナビにテレビは不要と思えば、安いNV-U75が選択肢と用意されているnav-uはよい。
・徒歩モードの電子コンパスはとても有用。ケータイ版徒歩ナビの問題点の1つはナビ開始時に向きが分からないこと。
・徒歩モードにするとマップマッチングがされない。徒歩ナビ中でもマッチングされない。ケータイ版徒歩ナビの問題点の1つはマップマッチングにあると思う。ちょっと道を外れてもマッチングがかかって外れていないことになってしまうので、特に歩き始めに迷うことがあるからだ。nav-uは位置精度が良く感じることと徒歩モードでマッチングがされないこと、それに電子コンパスの採用により、徒歩ナビが実用的に使える。
感度は特に問題なさそう。
・徒歩時、音声案内は直前(試した範囲では10m)まで無い。自転車には使えなさそう。自転車モードがあればよかったのだが。
・精度は屋外+徒歩では数mくらいで良い。
・電子コンパスのキャリブレーション要求が頻繁に出てきた。電車で試したからかも。
・静電式タッチパネルは、爪で操作できないのが難点だが、とてもに軽快。今まで感圧式しか使っていなかったのでなんとなく爪で操作しようとしてしまったが、慣れればそれもなくなる。ただし静電式であるため、画面に触れなくとも近づいただけで反応してしまうことがある。
・地図の移動は地図をつまんで動かすような、Google Mapsなどスクロール地図形式。あまり速く動かすと追従できないが、反応はなかなかに良い。
・たまに固まったようになることがある。
・スマートICに対応している。
・デモモードは次の音声案内への早送りはあるが、通常の速度アップやダウンは無い。
・徒歩モードでは若干位置が遅れて表示される。スムージングの影響か。
・クレードルに接続すると、車のエンジンON/OFFに連動して電源がON/OFFされる。クレードル接続+本体側電源供給でも同様。
・本体側に接続する電源(AC100Vを5Vに変換)とクレードルに接続する電源(DC12V)からの口が異なる。クレードル側はVICSユニットにも電源を供給しないといけないから? いただけない仕様。
・GPSログが取得できる。ログの形式は一般的なNMEA 0183。マップマッチングはされていない。1秒間隔。
・吸盤の取付が甘いと、走行中にロックが外れることがある。これは取り付け箇所が悪いと何度か発生する。走行中に頻繁に外れる場合は取り付け位置を変えなければならない。取り付け位置が悪いのかは、しばらく走行してみないと分からない。
・車線案内表示は次の交差点のみ。
・現在地の住所が表示されない。
・高速は、降りるインターが表示されない。
・ETCレーン案内は表示されない。
・Position Plus GTも完璧ではない。一般道では精度はよさそうだが、高速ではずれが見られる。トンネルから出て測位に成功すると、明らかに現在地がジャンプする。ただし使っていた限りでは、km単位のトンネル内でも現在地の更新が止まるケースは無かった。
※その後、東京湾アクアラインのアクアトンネル(9.6km)で nav-u を試す機会があった。エアーナビでは「風の塔」で900m遅れ、その後残り3.3kmで停止した。NV-U75は10km弱のトンネルをほぼ正確にトレースしていた。正直驚いた。何か学習しているのだろうか?
※高架の高速ランプに入る案内で、そのランプで入らず平行する一般道を走行するというケースを2回試した。1回は正しく一般道を示した。
・エアーナビは、首都高でトンネルが連続するような場所で測位地点が飛び、一般道に移ってしまうことがあった。NV-U75は正確に測位していた。
・トンネルを抜けたときの再測位は、nav-uの方がエアーナビよりも早かった。
・ルート探索条件は推奨ルート1、推奨ルート2、有料道優先、一般道優先、一般道距離優先、距離優先が選択できる。ただし探索条件を変更すると検索し直し。
・ルート探索に若干時間がかかるように思える。
・軽い、コンパクト、レスポンスが良いことにより使い道が広がる。例えば食事のときや宿泊場所にナビを持ちこみ、次の走行計画を立てたりすることに使える。エアーナビは大きく重くレスポンスも悪いので、そういう用途に使おうとは思えない。
・笹間渡の林道が地図に無かった。これはゼンリン地図がそうなっていて、Google Mapsにもない。エアーナビの地図にはある。
・2000件地点登録できる。オービスデータの登録を想定しているのだろうか。
・検索は50音配列キーボードによる検索と、かな入力キーボード(ケータイ方式)の入力ができ、50音側では、入力するにつれ表示されるキーが絞られていく機能がついている。この検索では都道府県名の入力は不要でレスポンスも早く、快適。エアーナビと比べてしまうと、とても良くできている。この方式では先頭から一致できたスポットのみが検索できるが、都道府県を絞り込むことにより、部分一致検索も可能。すばらしい。
・単純にある場所を検索して表示させることができない? 例えばある場所を検索し表示させて、その周辺を検索するなどという使い方ができない。ある場所を検索しその場所を登録すると、検索できるようになる。
・ガイドブック機能は、単純におもしろいかもしれない。立ち寄り温泉は何となく眺めてしまう。
・高速道の分岐では、直進を斜め右や斜め左と案内することがある。直進と案内することもある。これはいただけない。分岐部分のイラストは1km手前にならないと出てこないので、これを見ないと直進なのかそうでないのか分からない。都市高速では音声案内上は右分岐と左分岐が連続するようなケースがあり、そう案内されてしまうと車線の取り方に迷ってしまう。エアーナビは直進は確実に直進と案内する。この差は大きい。
・上で述べた分岐案内の差があるにも関わらず、首都高ではnav-uの方が分岐案内に優れているケースが多かった。これは次の2点の理由から、エアーナビの分岐案内がnav-uの分岐案内イラスト表示よりも遅れることが多かったため。nav-uも分岐案内のイラスト表示が出れば、直進なのか曲がるのかは容易に分かる。
※エアーナビは首都高で次の案内ヶ所が1-2kmの範囲にある(=案内が連続して欲しい)ケースでは、1km手前にならないと案内が出ないことがある。nav-uではこのようなケースでも、次の案内がすぐにされる。
※高速では、エアーナビとnav-uでは、nav-uの方が分岐までの距離が短く認識される? 例えばだが、エアーナビで200m先分岐と表示されていれば、nav-uは100m先、のように。最近エアーナビの案内が遅れている。ウィジェットを非表示にしても同様。
・経由地を指定した場合でも、距離や到着予想時刻は目的地しか表示されない。これはエアーナビも同様。
・2画面表示は、左側に詳細、右側に広域を出すような使い方をしてみたが、便利に使える。交差点案内はされないが進路に迷うことが何度かあり、そういう場面で有用。交差点拡大表示時は左側が拡大表示のモードになり右側はそのまま広域が表示されるので、このような使い方が想定されているのだろう。
・2画面地図でタッチした場合、タッチした側の縮尺で地図を操作できる。
・とは言いつつ、画面左側に案内関連の表示が集まっているため、その分上側が短くなる。詳細表示で上側が短くなるのは使いづらい。
・グレア処理による映り込みは気になる。nav-uのクレイドルは簡単に向きを変えられる構造になっていないので、映り込みを簡単に避けることはできないのではないか。今回の走行では晴れの昼間に使う機会があまりなかったのでさほど支障は無かったが、今後使っていく上で気になるかもしれない。
・付属ケースに入れてしばらく持ち歩いたが、押しボタン式電源スイッチの誤動作はなさそう。ケースがよくできている。
・電源の残り容量のイラストが表示される。当然と言えば当然なのだが、しかしエアーナビには無い。
・「行き先」メニューに履歴や名称検索はあるが、「自宅」が無い??
・経由地を複数指定しようとした場合、1つ追加するごとに経路探索をしなければならない。経路探索に時間がかかるので、結構ストレス。
・地点名称の登録で、漢字変換が可能。
・高速道路での走行先の施設案内は3つ表示される。エアーナビは2つ。
・高速での料金所案内はある。
・一般道での分岐時拡大表示は2段階。ただし方面案内看板がある場合は、看板表示->拡大表示(詳細)となることも。
・高速道路の分岐案内では、分岐先の高速道路名称と看板に書かれている地名を全て読み上げる。都市高速では分岐が複雑であるため読み上げる内容が多すぎ、逆に頭に入ってこない。ナビは最終的にどこに向かおうとしているか分かるのだから、必要な方面だけ案内すればよいのではないか?
・PetaMapはナビの検索用には、情報量が少なく(nav-uの情報量は持っているべきだろう)、住所とキーワード絞り込みしかできない(電話番号検索すらできない)ので、使えない。PetaMapに登録されたマップ(オフィシャルマップなど)を持ち出すような使い方が向いている。
*そのため、一般的な地点の検索をPCで行い、それをnav-uに移すという使い方はしづらい。
・ハイウェイモード時、nav-uは次のJCTでどちらに曲がるのかの表示がされている。エアーナビは表示されない。
・首都高走行時、2度、突然並行して走る一般道に現在地が移ってしまった。これはちょっと気になる。
・経由地を指定するルート検索の場合、現在地-経由地と経由地-目的地で探索条件(推奨ルート、有料道優先、一般道優先、など)を変えることができる。結構便利。エアーナビにこれはできない。
・地図表示をエアーナビとnav-uとで比較すると、個人的にはエアーナビの方が見やすい。その理由は下記。
*エアーナビの方が画面が大きい。
*エアーナビの方が道路の色分けが多く、かつ比較的広域表示でも細街路が表示される。わたしはエアーナビの地図表示を200mにして使用していて、細街路が表示される。nav-uでこれに対応するのは500m(ちょっとnav-uの方が広い)だが、細街路だけでなく比較的太い道の一部も表示できない。
 nav-uでは高速道(青)、国道(赤)、主要都道府県道(青)、それ以外(グレー)。グレーの道路でも、比較的太い道路と細街路は線の太さで表現されている。エアーナビは高速道(青)、国道(赤)、主要都道府県道(青)、その他比較的主要な?道路(黄)、それ以外の道路(グレー)。グレーの道路でも、比較的太い道路と細街路は線の太さで表現されている。
 nav-uはグレーの細街路の一部(とても細い道)は100m縮尺(市街地図表示)まで表示。グレー細街路は200m縮尺まで表示。グレー太い道路の大部分は300mまで表示。グレー太い道路の一部(主要な道路?)は1kmまで表示。
 エアーナビはグレーの細街路の一部(とても細い道)は100m縮尺まで表示。グレー細街路は200m縮尺まで表示。グレー太い道路の大部分は500mまで表示。黄色主要道は2kmまで表示。
・エアーナビは側道を「側道」として音声案内するが、nav-uにはそのような区別した案内は無い。エアーナビの側道案内は分かりやすい。
・エアーナビ(Default状態)とnav-uの到着予想時刻を比べると、エアーナビの方が早い。道路が空いていれば、大体nav-uの到着時間で到着する。
・首都高石川町JCT~金港JCTの間でエアーナビは一般道に飛んでしまった。nav-uはログを見ると石川町JCT~桜木町駅付近までGPS衛星はロストし、さらに再補足後数百メートルは精度が不安定であったが、実際の走行時には正しくナビをしていた。Position Plus GTが機能しているものと思われる。

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