ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

asahi.com、Google Maps APIを利用した地図と記事の連携サービス

2006-12-12 21:26:12 | 位置情報・地図
asahi.com、Google Maps APIを利用した地図と記事の連携サービス (INTERNET Watch)

 朝日新聞社のニュースサイト「asahi.com」で、ニュース記事と地図情報を連動させるサービスを開始したそうだ。
 asahi.com が・・・ と何となく思ってしまった。

 INTERNET Watch の記事によると、コラム「いい病院ランキング2006」で Google Maps API が使用されているという。

 ということで、見てみた。「いい病院ランキング2006」のページを開くと、日本地図が出ている(これは Google Maps ではない)。見たい地域をクリックすると、医療機関のランキングが症例ごとに一覧表示されるとともに、各症例のランキング1位の病院が Google Maps 上に表示される。
 Google Maps 上で医療機関の情報を見るには、Google Maps 上の病院アイコンをクリックするか、この下に表示されている「施設一覧」にある病院名をクリックする必要がある。
 症例ごとのランキングに出ている病院名もクリックできると分かりやすいと思う。また、レイアウトの問題もあるだろうが地図が縦長すぎて、ちょっと見づらい。

 このサービスに地図が必要なのか、また、ランキング1位の病院のみで利用者が使いやすいのか、という話はありそうだが、地図は見た目で分かりやすく、あれば便利なのは確かだ。どんどん、地図の利用に取り組んでいただきたいと思う。

 なお同時に記事に紹介されている「コリアうめーや!!」。地図の唐辛子アイコン?をクリックすると、asahi.com で取り上げた記事へ飛ぶことができる。

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W-ZERO3向け地図サービスにレストラン情報

2006-12-12 21:25:07 | GPS
W-ZERO3用「付近の地図表示サービス『ちず丸 for WILLCOM』」で『ぐるなびレストラン』情報を配信開始 (ウィルコムプレスリリース)
同じものの昭文社リリース。こちらの方が見やすい。
W-ZERO3向け地図サービスにレストラン情報 (ケータイWatch)

 昭文社とウィルコム12月11日、「ちず丸 for WILLCOM」利用者向けに「ぐるなびレストラン情報」の提供を、12月12日から提供すると発表した。
 提供される施設情報は4万件とのことだ。

 プレスリリースを見る限りでは、地図を表示させた状態で「ぐるなび」の情報から検索すると、該当する店舗が地図上に「ぐ」のアイコンで表示されるようだ。そして各店舗の詳細情報を簡単に見ることができるとともに、さらに「ぐるなび」サイトへのリンク(PC用, ケータイ用)が表示される。


 一社だけで充実した情報を提供することは、その情報が詳細になるほど難しくなるのは明らかだ。今後、どことどこが手を組んで、どのようなサービスを提供してくれるようになるのか、注目したい。

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N903i+GPS 測位ボタン

2006-12-11 08:59:15 | GPS
 N903iにはSA700iSと異なり、「測位ボタン」が独立して存在しない。

 GPS を使うのにいちいちメニューからたどっていくのか・・・ というとそうでもなく、数字の「1」を長押しすると測位を開始する。
 ただ呼び出し方が長押し1通りなので、このときの動作を予め決めておかねばならない。SA700iS では測位ボタンを普通に押すと測位のみを実施しその結果どうするかはユーザーが選べる。長押しすると、測位後予め決められたアプリなどにその結果を渡す。やはり独立していた方が便利ではある。

 さて、この設定は、「MENU」-「LifeKit」-「GPS」-「GPS設定」-「現在地確認設定」-「GPSボタン設定」から行うことができる。デフォルトでは「地図を見る」(DoCoMo の地図サイトにつながる)になっているが、わたしの場合は「対応iアプリを利用」に変えている。なおどのアプリを起動するかまでは選ぶことができず、測位のたびにアプリの一覧表から選ぶことになる。今のところは無料期間内なので、ゼンリン地図+ナビを起動することが多い。
 この点は、今後改善の必要があるだろう。普通、よく使う GPS 対応アプリが3つも4つもあるという人はいないだろうからだ。
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GARMINもPND nuvi360 を発売

2006-12-10 22:31:56 | 位置情報・地図
nuvi360日本語版

 GARMINが、PND nuvi360 日本語版を発売した。
 ということで、三洋のミニゴリラと比べてみよう。ミニゴリラとMio C310、BZN-200との比較は、三洋のポータブルナビ、ミニゴリラNV-SD10DTとNV-M10をご参照いただきたい。

nuvi360ミニゴリラ、NV-M10
GPS20ch, -150dBm代後半?12ch, -134dBm
GPSアンテナ内蔵(外部アンテナ使用可)内蔵
重さ150g280g
大きさ98×74×22mm141×83×25mm
液晶3.5インチ4.5インチ
地図データ格納場所内蔵2GB内蔵1GB
外部メモリSD(地図更新用)
外部接続USB, Bluetoothなし
電池容量内蔵リチウムイオン(外部電源可)-
稼働時間4-8時間-
ナビソフトゼンリン地図
ナビ以外機能MP3プレイヤー・画像表示なし
検索対象施設数住所2000万電話番号800万住所150万ジャンル200万
ログ取り×
住所検索番地・号
施設名検索
電話番号検索
VICSたぶん×たぶん×
防滴×たぶん×
周辺検索範囲
小売価格69,825円52,200円


 nuvi360はオービス位置情報データをホームページからダウンロードして格納する、もできるらしい。

 すごいのは検索数で、住所が2000万件だそうだ。電話検索もできて、800万件。ミニゴリラでもすごいと思ったのにケタが違う。そして SiRFstarIII を搭載しているので車内でも問題なく外部アンテナ無しに位置が取れるだろう。
 また、海外版の SD カード入り City Navigator Map Souce を利用すると、海外用カーナビに早変わりしてしまうという優れものだ。ちなみにリンク先の製品は特典付きで、ハワイ4島の地図がついてくる。

 さらに驚きなのが価格で、海外では $500 とか $600 とか程度らしいのだが、それで日本語版で7万円弱。今までの Garmin GPS 日本語版と比べると考えられない。
 それでも、C310 と比べるとはるかに高いし、ミニゴリラと比べても高い。しかし GPS では実績のある Garmin のこの製品、日本でどの程度受け入れられるのだろうか? 海外の対応を考えれば他には無い製品であり、そのような使い方をする方には大きな魅力のある製品ではある。
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三洋のポータブルナビ、ミニゴリラNV-SD10DTとNV-M10

2006-12-10 21:35:36 | 位置情報・地図
ミニゴリラ、NV-SD10DT (ワンセグ有りモデル)
ミニゴリラ、NV-M10 (ワンセグ無しモデル)


車で、お部屋で、通勤電車でも・・・新たな使い方を提案する、家族の「ミニゴリラ」 (プレスリリース)
三洋、“手のひらサイズ”ワンセグ搭載ナビ「ミニゴリラ」 (AV Watch)
ポータブルナビもワンセグ対応フラッシュメモリ内蔵で小さくなった「“ミニ”ゴリラ」 (AV Watch)
手のひらサイズのメモリナビ「ミニゴリラ」登場 (ITmedia)

 三洋電機は11月9日、PND とも言えそうなカーナビ、ミニゴリラ2機種を発表した。NV-SD10DT がワンセグ搭載、NV-M10 がワンセグ無しのモデルだ。
 価格は、NV-SD10DT が、今は58,700円。NV-M10 が52,200円で出ている。

 さて、C310・BZN-100・NV-M10とを比べてみよう。ミニゴリラと Garmin の PND、nuvi360 との比較は、GARMINもPND nuvi360 を発売をご参照いただきたい。

GPS搭載パーソナルナビ専用機MioC310/Fセット※ご予約特典福袋無し※♪液晶保護シート付き♪【...Mio C310 フルセット 迷WAN BZN-100ミニゴリラ、NV-M10
GPS20ch, -150dBm代後半?20ch, -150dBm代後半?12ch, -134dBm
GPSアンテナ内蔵(外部アンテナ付属)折りたたみ内蔵
重さ200g224g280g
大きさ107.5×70×20mm141×74×33mm141×83×25mm
液晶3.5インチ3.5インチ4.5インチ
地図データ格納場所内蔵1GB Flash外部512MB SD内蔵1GB
外部メモリSDSD(基本的に地図用に使用)(地図更新用)
外部接続miniUSBなしなし
電池容量1200mAh--
稼働時間3.5時間(GPS使用)--
ナビソフトMioMap 2.0Jゼンリン地図ゼンリン地図
ナビ以外機能MP3プレイヤー・画像表示MP3プレイヤー・画像表示なし
検索対象施設数17万35万住所150万ジャンル200万
ログ取り○(隠し機能)××
防水×××
住所検索番地丁目まで
施設名検索×
電話番号検索××
MAPCODE検索たぶん×
VICS×××?
周辺検索範囲5km4km
小売価格44,800円40,900円52,200円


 このミニゴリラ、まずは液晶の大きさが光る。カーナビ用途では3.5インチでは小さく感じてしまい、この程度の大きさがあった方が使いやすいだろう。解像度はVGAよりも若干小さい程度のようだ。また検索件数の多さも、さすがはポータブルでも出はカーナビだ。
 その分価格は高めだが、液晶の大きさを考えると妥当なところと考えられる。

 今まで「大容量のHDDタイプが売れている」(三洋電機)カーナビ市場に、低価格で魅力的な選択肢が増えてきたことは歓迎できる。液晶サイズや検索能力を妥協してより安いものにするか、それとも4.5インチだが少し高いミニゴリラか。より液晶サイズを妥協すれは、検索能力は強力なケータイカーナビもある。カーナビ選びが面白くなってきた。
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徒歩の営業&移動にハンディGPSは役立つか

2006-12-10 19:33:12 | GPS
★購入特典(最大8千円相当) ナビ対応GPS付き Mio P350 送料/代引手数料無料!★ P350

徒歩の営業&移動にハンディGPSは役立つか (BPnet)

 戸田覚氏による、Mio P350 のレビュー記事。
 好意的なレビュー。課題はバッテリのもち時間としている。また、使用中に測位できなくなることがあり、リセットしてやり直し(=初期測位になるので時間がかかる)も問題としていた。

 ただ個人的には、徒歩の営業と移動にこそ、ケータイGPSなのではないかと思う。それは例えば DoCoMo 903i 用の NAVITIME を考えれば、

・検索機能が充実している。
 件数も多いし、電話番号での検索もできる。
・表示される地図が詳細。
 ナビゲーションのできる MioMap の地図は詳細さに欠けて徒歩には不便。Pocket Mapple Digital も製品版を購入しないと、詳細な地図が表示されるエリアは限られる。
・ナビゲーション機能が充実している。
 徒歩で移動するのなら、乗り換え案内も含めた NAVITIME で言うところのトータルナビが使える方が便利。
・測位が早い。
 Assisted GPS なので、測位を開始してから場所が分かるまでの時間が短い。

などの特徴があるからだ。ただ使いすぎると電池がすぐに無くなるのだが、それは P350 も同じだろう。
 ケータイの場合は基本的に電池が交換できるので、その点では有利だ。

 液晶のサイズは確かに小さく、例えばわたしの使っている N903i は 2.5 インチだ。大きい SO903i でも 3 インチ。サイズは大きい方が見やすいのは確かではあるが、徒歩用途であればケータイのサイズでも何とか妥協できる範囲ではあると思う。カーナビとして使うには 3.5 インチでも小さく感じるくらいなので、2.5 インチなどでは厳しそうだが・・・
 

 わたしは営業用途に使っている訳ではないが、ケータイGPSが使えるようになってから、PDA+GPS+地図(Pocket Mapple Digital) の登場機会が格段に少なくなってしまった。
 ただ、今のところカーナビは C310 だ。これをケータイが置き換えられるかどうか・・・
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903iシリーズ向け「お天気予報GPS」

2006-12-10 18:54:30 | GPS
『☀ฺお天気予報☀ฺ』にて、ドコモ903iシリーズ向けにiアプリ「お天気予報GPS」の配信開始! (ニュースリリース)
903iシリーズ向け「お天気予報GPS」、12月13日にサービス開始 (ITmedia)

 エムティーアイは12月6日、同社のドコモ携帯向け天気予報サイトで、903iのGPSに対応した天気予報アプリの提供を開始したと発表した。SH903i・P903i・N903iは提供済、D903i・F903i・SO903iは13日から。
 月額情報料は105円。

 GPSに対応しただけでなく、903iから追加された「住所リンク」に対応している。天気予報の機能としては、6時間の雨レーダー(指定した地点の実況から6時間先までの降水量を表示)、24時間の天気(地点数850箇所、3時間ごとの詳細な天気情報を表示)、1週間の天気(1週間先の天気・気温・降水確率を表示)ができる。
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FlipClip、Google Maps APIを利用した地図と動画の連携機能

2006-12-10 18:38:36 | 位置情報・地図
地図とクリップの連動開始! (ニュースリリース)
FlipClip、Google Maps APIを利用した地図と動画の連携機能 (BroadBand Watch)

 動画共有サービスの FlipFlap は12月7日から、地図とクリップの連動サービスを開始した。地図には Google Maps を用いている。
 なお、「場所」は住所や地図からの指定でできる。
 もちろん場所が登録されたクリップは地図から探すことができ、結果を「お気に入り」として登録することもできる。

 写真にしろ動画にしろ、いつどこで撮ったが分かれば見る方にとってみれば便利なものもあり、こういうサービスが広がると個人的にはうれしい。
 今のところ動画には Exif のように位置を記録できる仕組みは無いのだと思うが、今後できたりするのだろうか。
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日本は困っている

2006-12-10 18:16:19 | 位置情報・地図
コマッタ.jp

 日本中の「困った」を地図で共有しようというサービス。地図上に「困った」を一言で書いて、それに短いコメントをつけたりして共有することができる。地図には Google Maps を用いている。書き込みにはログインが必要で、はてな認証などを用いる。
 困った、を共有するというのだからQ&Aサイトのようなものかと思ったらそうではなく、「困った」はタイトル程度の短さで、コメントも1行程度、それに「そうだね」か「そうかな」で書き込むようになっている。おもしろい発想のサービスだ。

 なお、サイトそのものを売っているらしい。

 ログイン認証も地図も提供されているサービスを組み合わせるマッシュアップで、さらにCGM。運営主体が書いていないが、技術力のある個人が趣味で作ったサイトなのだろうか。
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Mio C310 C-Type 発売

2006-12-10 17:01:51 | GPS
Mio C310 C-Type

マイタックジャパン、車載キットを同梱したGPSポータブルナビ『Mio DigiWalker C310 C-Type』を発売) (ASCII24)

 (株)マイタックジャパンは11月27日、PND(Personal Navigation Device) C310 の新セットモデルを発売すると発表した。
「Mio DigiWalker C310 C-Type」というもので、Mio C310 に車載キットを同梱したセットモデルで、十分カーナビとして機能するセットだ。車載キットを使いたい場合、従来はフルセットモデルである「F-Type」(この販売店の場合は44,800円)だったが、この C-Type では 39,800円となっている。内容物は C310 F-Type からキャリーケース、外部GPSアンテナ、自転車用マウント、3.5mmヘッドホンなどを省いた内容となっているそうだ。
 わたしは F-Type の購入者だが、ここに挙げられた省かれているものの中で使用しているのはキャリーケースくらいだ。入れ物くらいは何とでもなるので、この C-Type は、カーナビに使おうとしている方には十分お買い得なセットだと思う。
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Windows Live Localアップデート

2006-12-10 15:33:23 | 位置情報・地図
Windows Live Local、「ピサの斜塔を斜め上から」が可能に (ITmedia)

 ITmedia の記事によると Windows Live Local の地図データがアップデートされ、斜め45度からの高精細写真で名所旧跡などを見ることができるようになった、そうだ。

 試してみようと思ったのだが、どういう訳か「読み込み中」となったままで表示されない。コロッセウムを見てみようかと思ったのだが・・・ 残念だ。
 また、時間をおいて試してみたい。
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N903i+GPS 写真に位置情報を

2006-12-10 07:43:49 | GPS
 N903i では、ケータイで撮った写真に位置情報を付加することができる(SA700iS でももちろんできる)。
 これは、大部分のコンパクトデジカメや一眼レフデジカメでもできない、ケータイカメラの大きな特徴の1つだと思う。なおもう1つ大きな特徴は、簡単に撮った写真をメールで送れる、という点だ。位置情報つきの写真を簡単にメールでやりとりできるということであり、ある場所の情報を誰かに伝えたいようなときにはとても有用だろう。

 さて写真に位置情報を付加するには、3つの方法がある。
1. 撮影する直前に位置を調べて付加する。
2. 撮影した直後に付加する。
3. 撮影済みの写真に付加する。


1. 撮影する直前に位置を調べて付加する
 カメラを起動し、「機能」-「位置情報付加」-「現在地確認から付加」(測位を実施する)もしくは「位置履歴から付加」(以前測位した結果を付加する)で位置を取得する。その後撮影すると、その写真に位置情報が付加される。なお、同じメニュー内にある「位置情報削除」を選択するかカメラを終了するまで、撮影した全ての写真に位置情報が付加される。

2. 撮影した直後に付加する
 カメラを起動し撮影して、保存する前に、「機能」-「位置情報付加」-「現在地確認から付加」もしくは「位置履歴から付加」で位置情報を付加する。注意点は、1と同様「位置情報削除」を選択するかカメラを終了するまで、撮影した全ての写真に位置情報が付加されることだ。個人的には、この手順で付加する場合にはこの写真にか適用して欲しくないのだが。

3. 撮影済みの写真に付加する
 データボックスからカメラの写真を選び、「機能」-「位置情報」-「現在地確認から付加」もしくは「位置履歴から付加」で位置情報を付加することができる。
 なおこのデータボックスの「位置情報」からは、「対応iアプリを起動」したり「メール貼り付け」ができたりする。また位置情報がついている写真には旗のマークがつき、分かるようになっている。


 気になるのは、写真に位置情報がついたのかついていないのか、パッと見た目には分からない点だ。写真に位置情報がついているときはそのようなアイコンを表示して欲しい。また撮影時に今が位置情報を付加するモードになっているのかいないのかも分からない。アイコンなどで表示して欲しい。


<位置情報つき写真のメール貼り付け>
 GPS・カメラつきケータイを利用していて便利ことの1つが、この位置情報つき写真をメールで送れることだろう。位置情報の送り方は2つあり、
・位置情報が写真についたまま送られる。(これは必ずそうなる)
・URL に位置情報をつけて送る。(DoCoMo の地図サイトへのリンクが貼られる)
である。

 仮に相手が N903i などのように、写真に付加された位置情報を見ることができる機種であれば、そのまま利用してもらうことができる。未対応の機種でも DoCoMo 地図サイトへのリンクを貼ることができるので、DoCoMo のケータイからは使うことができる(後述:位置サイトについて)。

 気をつけないといけないのは、メールを添付するときに写真中の位置情報を削除して送れない、という点だ。地図サイトへのリンクをつけるかつけないかは選択することができるが、画像の位置情報を残すか削除するかを選ぶことはできない。位置情報は重要な個人情報であり、誰かに写真を送るときには気を付けたい。
 個人的には、付加するか、削除するか、選択するか、ということを設定できるべきだと思う。デフォルトは削除か選択だろう。自動的に付加されてしまうこの仕様は、極めて危険だ。


<位置サイトについて>
 SA700iS では「位置サイト」のデフォルトを変えるという概念があり、地図サイトへのリンク先も他社に変えることができたのだが、N903i にはそのような機能は無いようで(探し中)、DoCoMo の地図サイトが位置サイトになっている。
 困ったことに DoCoMo の地図サイトへのリンクを貼られても、少なくとも PC からは見ることができない。恐らく他社ケータイから見ることもできないだろう。
 困った仕様だ。?よりも前を、手で「http://www.navitime.co.jp/map/index.jsp?」に書き換えるか・・・
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N903i+GPS ファーストインプレッション

2006-12-07 22:58:24 | GPS
 N903iを購入した。今までのケータイはSA700iSであり700系であったため、使うことのできるiアプリに大きな制約があった。
 今回ドコモのフラグシップである 903i となり、メガiアプリをはじめとするほぼ全てのiアプリが使えるようになる。

 さて、903i を購入した理由はもちろんフラグシップ機に GPS がついたからだが、その中でも N903i を選んだのは、
・VGA+ の解像度を活かしたナビを見てみたかった
からだ。

 ただ N903i の VGA+ は対応しているアプリケーションが限られていて、ナビのできるiアプリで言えば現状はプリインストールされている「ゼンリン地図+ナビ」しか無いと聞く。
 ということで、「ゼンリン地図+ナビ」を試しに使ってみた。

 想像していたよりも、かなりいい感じだ。

 正直、ゼンリンのアプリは N900iS で使ったときにはあまりにも重すぎ、使う気にはなれなかった。それが今回の N903i との組み合わせでは、特に地図の閲覧(移動・拡大縮小)を中心に、大きなストレスを感じずに使うことができた。描画のアルゴリズムもよくできていて、うまい具合にダウンロード時間を隠蔽しているようだ。
 さらに、この N903i 専用アプリはニューロポインタに対応している。これが地図閲覧ととても相性がよく、使い勝手の良さに大きく貢献していると感じた。
 一度これを体感してしまうと、他のアプリがまどろっこしく感じるくらいだ。

 GPS 性能も良い感じだ。少なくとも体感では、SA700iS とは桁違いの感度に思う。SiRFstarIII の Mio C310 と比較してみたくなるくらいだ。

 肝心の VGA+ は、ちょっと細かすぎて見づらく感じないことも無いが、効果の方が大きく感じた。


 いいところばかり書いていたので、気になった点も。

 まず、「ゼンリン地図+ナビ」を使い続けていると、電池があっという間に1にまで減ってしまった。アプリを使い続けたからなのか、GPS 測位を続けすぎたからなのかは分からない。ただ GPS の測位間隔は短いようで、電池の減りの速さの一因となっている気がする。

 また、メニューを操作していて少し動きを止めると、ネットワークに対してアクセスが発生する。そのメニューを選んだときに出てくる内容を読み込んでいるのだ。一度アクセスが発生すると操作ができなくなるので、結構気になる。

 それと、せっかくの VGA+ なのに、特に画面上の1ライン分、空いてしまっている。大変にもったいない。


 ということで、ちょっと地図の閲覧程度に使ってみた中では、N903i そのものも「ゼンリン地図+ナビ」非常に良くできていると感じた。
 ナビ機能も使用し、またレポートしてみたい。
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NAVITIMEがW-ZERO3にも対応

2006-12-07 08:04:27 | 位置情報・地図
プレスリリース
「NAVITIME」がウィルコム端末に対応、W-ZERO3では高速スクロールも (ITmedia)
ナビタイム、W-ZERO3対応のナビゲーションサービス (ケータイWatch)

 ナビタイムジャパンは12月6日、同社のナビゲーションサービスである「NAVITIME」をウィルコム向けに同日より提供すると発表した。
 特に W-ZERO3 向けのサービスでは、Windows Mobile で動作するアプリケーションが提供される。

 なおウィルコムの PHS には GPS が搭載されているものが無いため、NAVITIME も GPS には対応しない。その代わりに PHS の機能を活かし、精度のよい基地局測位を利用することはできる。基地局測位なので、『携帯電話のGPS機能を活用した「ルート案内」などのメニューは利用できない』(ITmedia) とのことだ。


 W-ZERO3、特に W-ZERO3[es]は USB ホスト機能を持つため、USB GPS や Bluetooth GPS が利用できるはずだ。これに対応してルート案内ができるようになると、便利だろう。
 また、せっかく Windows Mobile に対応したのだから、同じスマートフォンである DoCoMo の hTc Z やソフトバンクモバイルの X01HT などでも使えるようになるとよいと思う。

 ただこの GPS は Assisted GPS では無いために最初の測位が遅いので、基地局測位と組み合わせてユーザーにストレスを感じさせないようにする工夫は必要だ。
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GPS搭載義務化で活性化する位置情報ビジネス

2006-12-07 00:22:26 | GPS
第3回:GPS搭載義務化で活性化する位置情報ビジネス (INTERNET Watch)

 神尾氏による ITmedia の記事。神尾氏は ITmedia のコラムではよく携帯による電子マネー・クレジットサービスと、この GPS に触れられているが、今回は GPS の話。

 この記事によると、GPS で先行している au は
・GPS対応端末の稼働台数は2062万台、GPS端末の占める割合は84%
・EZナビウォークが月額会員94万人、EZ助手席ナビの月額会員は29万人
とのことだ。
 さらに、2007年4月からの「原則としてGPS機能の搭載」により、ドコモ・ソフトバンクモバイルも今後 GPS 搭載機が増えていくとしている。


<GPS>

 個人的には、なかなか GPS の利用は活性化しないなぁ、というのが正直なところだ。
 au が使いやすいパケット定額制を導入したときは、これで増えるかと期待したものだが・・・

 GPS を使いたいがために SA700iS を使っているが、確かに地図閲覧・徒歩ナビ・周辺検索あわせても週に1度程度しか使わないし、使わなくともそう困るものでもない。これなら伸びないのも仕方ないか・・・ と思ってしまう。
 ただ、903i 向けのカーナビゲーションサービスには期待している。こちらは週に何度かしか使わなくとも、カーナビを持っていない人、古いカーナビしか無い人にとっては有用なサービスだろう。903i 向けのサービスは EZ 助手席ナビよりもカーナビっぽいものもあり、そういう面でも期待できる。
 ケータイでのローカル検索は、その場所にいて何かを探しているのだから、ローカル広告に向く。ローカル検索が普及すれば広告も増え、正の循環が回らないだろうか。周辺検索をするときには Point Of Interest で検索することも多くあり、これに向けて広告を打てば効果はありそうだ。

 その他、GPS が使える SNS など、GPS を使うサービスは出つつある。今後どのような新たなサービスが出てくるのだろうか。

 ケータイ GPS が普及しない理由の1つには、上で挙げた「無くても困らない」他に、使いづらい、というものもあると思う。測位が遅く使おうとしたときには使えないし、空が見えないと使えない。
 キャリア・装置メーカーにはこのあたりの向上をがんばって欲しいものだ。後者については GPS だけではさすがにムリなので、その他の位置を知る手法をシームレスに組み合わせて欲しい。


<準天頂衛星と Galileo>

 この記事では準天頂衛星を前向きにとらえているが、なかなかそうも行かないのが実状なのだろう。ホントに打ち上がるのかなぁ、と懐疑的にさえ思ってしまう。(記事では08年に1基とあるが、この資料によると09年度に1基)
 それは4月の記事に書いたように、準天頂衛星の計画が縮小されたからだ。また、準天頂衛星が本格的に機能するには3基の打ち上げが少なくとも必要なのだが、残り2基の具体的打ち上げ計画はこの資料によると 2015 年度と先だ。仕組みとしては有用ではあるものの、仕組みがきちんとできるのかが疑問だ。

 準天頂衛星より、記事に触れられている Galileo を利用する方が直近では現実的だと思う。政府としてはアメリカの GPS とやっていくのだろうが、別に民間が Galileo の測位装置を利用するのは構わないはずだ。


 来年、ケータイ GPS はどうなるのか。今度こそは、期待して見てみたい。
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