ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

携帯電話でご近所ナビ GPSなしでもOK

2005-10-22 18:06:23 | 位置情報・地図
携帯電話でご近所ナビ GPSなしでもOK

 近ナビというサービスだ。
 GPS無しでも、それなりにケータイの位置を知ることのできるサービス。キャリアには依存しないように見える。
 なお紹介したサイトは、パソコンから見ると紹介サイトに、ケータイから見るとサービスを提供するサイトが見える。

 試しに FOMA で使用してみたが、位置の精度としてはiエリア程度で、特に目新しいものではない。
 さらに位置情報から検索できる内容がほとんど無いので、現状はサービスとしては使えない。

 記事を見ても、ベンチャー企業が位置情報の取得システムを開発しました、という程度に見えるので、その精度から見ても、ちょっと今の位置情報関連の流れから考えると遅すぎるのではないか、と思える。
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地図へトラバ可能なブログ「ハコパンダ☆map 」β

2005-10-22 17:41:32 | 位置情報・地図
地図へトラバ可能なブログ「ハコパンダ☆map 」β

 「ハコパンダ☆map 」β
 Google map を利用した、位置情報を付加できる blog サービスだ。

 おもしろいのは、
・地図に対して、いつも使用している blog からトラックバックできる。つまり、自分の blog に対して位置情報を付加することができる。
・表示している地図に対して検索ができる。これにより指定範囲の地図に対する口コミ情報を知ることができる。

 ただ問題は、
・1エントリに対して1つの位置情報しかつけることができない。
・位置の指定には地図を表示させ探していくしか方法がない。
ということだ。

 位置を扱ったエントリの中に位置情報が複数ある、というのは多いケースだと思う。そのときにどうしようか、困ってしまう。

 また、位置の指定が地図表示で探すだけ、ではかなり使い勝手が悪い。
 例えば投稿の場合なら、

・位置情報の含まれた写真(GPSつきケータイなどで撮影したもの)から位置を取り出す。
・携帯電話から書き込めるようにする。GPSつきの位置情報を取得できる携帯電話からの投稿では、同時に位置情報を記録できるようにする。例えば携帯電話から位置情報のみを投稿し非公開として、あとでパソコンからそのエントリに中身をつけて公開する。

などといった方法は取れないだろうか。

 ただおもしろい取り組みではあるので、試しに使ってみたい。

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SegwayにGPSを――受信機提供キャンペーン

2005-10-22 17:05:35 | GPS
SegwayにGPSを――受信機提供キャンペーン

 Swgway の購入者に GARMIN の Legend や Legend-C、それに地図をつけるらしい。来年1月までとのこと。

 妙なキャンペーンを考えるものだ。Segway に GPS をつけ地図を確認しながら走ったり、あとで走ったログを確認するような使い方になるのだろうか。

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衛星写真と地図を重ね合わせ表示 gooが実験

2005-10-22 15:41:05 | 位置情報・地図
衛星写真と地図を重ね合わせ表示 gooが実験

 goo地図で、特定地域のみだが、スクロールできる地図と衛星画像との重ね合わせができるようになった。
 アメリカの google では同様のサービスを開始しているが日本ではまだだ。ということで、日本では実験とは言え最初のサービス開始となった。

 提供地域は「東京23区」「大阪」となっているが衛星画像の提供エリアは四角なので、実際にはもう少し広いようだ。

 画像表示はそれなりに速く(なお当方の環境はADSL)、特に大きなストレスを感じずに見ることができる。

 ちょっと気になるのは地図の右上に出る広域地図の小窓が、地図中にボップアップで出てくる店舗などの説明を隠してしまうことがある点だ。
 ところでこのポップアップ、出てきてしまうと地図のスクロールが一切できなくなり、また消し方がよく分からない(カーソルをはなり遠くまではずせば消えるようだが)、ちょっと使いづらいかもしれない(ブラウザは firefox)。

 衛星画像提供元のNTTデータ社は日本全国の衛星画像を持っているようなので、実験の結果このようなサービスが必要だと判断されれば、全国の衛星画像を展開してくるとも考えられる。
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“GPS 搭載必須”に向け、どうなる携帯ナビ

2005-10-20 01:46:46 | GPS
 “GPS搭載必須”に向け、どうなる携帯ナビ(ITmedia)

 07年4月以降、3GケータイはGPS必須になり、その用途としてのナビゲーションサービスに注目した記事。NAVITIMEとゼンリンデータコムを取り上げ、ナビゲーションエンジンか地図か、という切り取り方をしている。


 まず、GPS ケータイのキラーアプリとしてのナビゲーション、と記事が進んでいくことに疑問を持つ。それは、

1. 徒歩ナビの観点では、キラーアプリになるのならauで既に広がっているはずだが実際はそうではない、という事実。
2. au以外のケータイでは測位性能が怪しいという機能的問題。

という点からだ。

 1. については、今までのいくつかの調査を見ても、auのケータイで積極的にGPSを使っているという記事は見ないし、また調査記事を見ても欲しいサービスにGPSを挙げる人はそれほどいない、という事実だ。
 当初わたしは、auで徒歩ナビが広がらないのは通信時の費用にあるからかと考えていた。しかし実際は、定額制が導入されたことによって徒歩ナビが爆発的に広がった、とは聞かない。
 つまり、現状の徒歩ナビはキラーアプリではなかった、ということだ。

 2. についてはこれまでも書いてきたが、仮に07年にVodafoneやDoCoMoのケータイに搭載される測位機能がGPSのみであったとすると、屋内や地下では測位できないという致命的欠点がある。au ですら屋内ではナビゲーションはできない(と思う)。これにより、GPSなんて使い物にならない、とユーザが思い込んでしまうことが考えられ、結果として広がらないことが考えられる。測位あってのナビゲーションサービスなのだ。


 しかし、将来に向けた明るさが無い訳ではない。

 やはり、07 年の GPS 搭載は起爆剤になりうる。それはプレイヤーが増える、ということから始まる。GPS を使えるユーザが増え、それを当て込んだサービスが増える、という現状が今見えはじめている。
 カギは、この結果として充実したサービスと話題とが新規ユーザを増やし、それがよりサービスを充実させる、という正の連鎖が生まれるかどうか、だ。

 ユーザが増えるためには、キラーアプリとまではいかなくとも、使いたいと思わせるものが提供される必要がある。

 まず、ソフトウェア面の充実が必要だ。これは、サービス提供者とユーザが増えることにより充実できるかもしれない。ユーザが増えることがあてにできれば、サービスの充実に費用をかけられるようになるからだ。
「位置に付随する情報」がもっと増えていけば便利になる。すぐ思いつくところでは、店舗情報が増えたり、その店舗の詳細記事を見ることができたり、その店舗に関する多くの口コミ情報が見れたり、ということだ。
 ナビゲーション機能も、サービス提供者がいろいろと工夫し、もっと使いやすくなればうれしい。
 さらにハードウェア面からも、従来のGPSの欠点を克服する「使える測位技術」という観点から、超高感度 GPS なり屋内でも使える測位技術なりも出てきて欲しい。別に屋内では RFID なり無線 LAN でも構わない。


 さらに、個人的にはカーナビを置き換えて欲しいと思っている。今のカーナビは高いくせに余計な機能がある。価格を維持するために余計な機能を増やしているとしか思えない。もっと安価に便利なナビゲーション機能を提供して欲しいし、そのために携帯ナビの活用は十分ありえる解だと思っている。
 しかし現状の「助手席ナビ」では使いづらい。ケータイは操作しづらいし、画面も小さい。

 例えば、車の中にディスプレイがあったとして、それにケータイの画面を映せればどうか。ケータイ側にはタッチパネルを持たせ、最近の CEATEC であった「2画面ケータイ」をリモコン代わりにする。リモコン側は「2画面ケータイ」の特徴を活かし、必要なボタンのみを表示して操作性を上げる。ディスプレイ側とリモコン側とで同じ画面を出す必要は無い。
 ディスプレイとケータイとの通信は Bluetooth を使えばいいだろう。新規格であれば 3Mbit/s くらいは出るらしいので、特に通信速度に問題は無いはずだ。
 表示と Bluetooth の受信以外の必要なハードウェアはすべてケータイ側で持てばよい。地図も通信で得られるからCD/DVD/HDDは不要だし、GPS機能はケータイについているし、必要な画像処理などもケータイでできる。少数のケータイについている地磁気センサや加速度センサもカーナビには便利だ。

 ハードウェアとしては十分実現可能だと思う。問題は DoCoMo などのキャリアが儲かる仕組みが無いのでケータイとして成立しない、ということだろうか・・・

 GARMIN のハンディGPSを持っているようなGPS好きなので、GPSつきケータイが広まってくれるとうれしいのだが。
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KDDI V.S. ドコモでナビ対決!

2005-10-18 23:53:34 | GPS
 KDDI V.S. ドコモでナビ対決!

 筆者のSA700i GPS機能への評価は「GPSの電波が届かない場所でも正確な測位が可能な場合もありますが、少々不安を覚えるのも事実です」とのことだ。
 これが、一般消費者の正直な意見だろう。

「ナビ対決」と銘打ちながら実際は「現在位置確認対決」だったり、実際にナビゲーション対決をさせれば大きな差は出ないと考えられる(自律測位中はauでもハイブリッド使えなかったと思う)のにやっていない、など、比較としては足りないところも多い。が、確かにもっとも使うのは現在位置確認だろうから、この記事がユーザーの意見を代弁していると考えてもいいと思う。

 MSM6250 は単純な A-GPS であると考えられるに対し au の携帯電話では A-GPS に基地局測位も可能であり、au の方が優れているのは自明の理だ。しかし一般消費者はこのように比較して実感していく。

 前回の記事に書いたように、こうやって、FOMA の GPS は使い物にならない、という認識が広がらなければいいのだが・・・
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ヤフー、地域情報検索に本格参入 「エリア検索」β公開

2005-10-12 01:16:14 | 位置情報・地図
ヤフー、地域情報検索に本格参入 「エリア検索」β公開

 Yahoo!が、Alps の地図と自らの持つ情報を引っさげて、地域を指定した情報検索に参入した。
 Yahoo!エリア検索

 Googleローカルに続く参入となる。
 Yahoo! の場合は、今まで蓄積されたその膨大な情報量を武器にするのだろうか。

 地図は、Google のものと同様、マウスでドラッグしスクロールできるタイプのものだ。
 地図の表示サイズや反応速度は、Google の方が勝っているように見える。

 情報量はどうだろうか。試しに最寄り駅の近くのラーメン屋を検索したところ、双方とも同じ結果となった。

 goo地域と比べてみると、地図表示速度は goo 地域が速いが、ラーメン屋の検索結果が少なかった。ただ goo の場合、場所だけではなくポップアップで付随した情報が出てきて、これはこれで使える。

 もうしばらく、試してみたい。
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GoogleMap

2005-10-10 23:32:35 | 位置情報・地図
 以前 GoogleMap が始まったときに日本で始まればいいなぁ、などと書いていたのだが、知らない内に実際に始まっていて、そしてあっという間に広まっていた。その威力はわたしの想像の域をはるかに超えていた。
 Google ローカル

 今年の頭には、まさかこんなことが起きるなんて思ってもいなかった。API が公開され、この数ヶ月の間に、自分のサイトで公開する情報に位置を関連付けるようなことをあちこちで見るようになった。
 恐るべし、Google。これのすごいところは、今まで地図アプリケーションを使わないとできなかったり、特定の(地図)ソフトメーカなどしかできなかったようなことが、Web という一般ユーザが使える環境でできるようになってしまった点だ。

 遅ればせながら、わたしも GoogleMapEditorを使用してそのようなページを試しに作ってみた
 今までは、位置情報を表示するためのアプリケーションが障害になり、このように情報に位置を関連付けることは広まっていなかった。わたしも ひらけいメモで位置情報を載せているが、SuperMappleDigital という特定のアプリケーションが必要だったり、使い勝手の悪い Web 地図へのリンクを張るくらいで、正直使い物になっていたとは思えない。
 ところが GoogleMap の登場により、Web という共通の土台で、情報への位置の関連付けが普通にでき、とても使い勝手のいい環境で簡単に閲覧できるようになってしまった。

 既に複数の方が提唱されているが、既に Exif で写真に位置情報は関連付けることはできる。au のケータイで取った写真には既に埋め込まれているそうだし、ハンディ GPSと Kashmir3D があれば後からでも写真にハンディ GPS で取得した位置を関連づけることができる。それと GoogleMap で地図を関連付ければ、簡単に多くの人が位置+情報を発信できる時代になったということだ。

 Google 恐るべし・・・

 とりあえず、SuperMappleDigital の位置情報を変換して GoogleMapEditor を経由し GoogleMap で表示させてみたい。
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GARMINがSiRFのデバイスを使用

2005-10-10 12:38:14 | GPS
 GARMINのページによると、GARMIN が SiRF 社のデバイスを使用することになったとのことだ。
 SiRF のデバイス(SiRF starIII)は GARMIN の GPS と比較すると感度が高い。また元々携帯端末用にも採用されているだけあって消費電力も小さい(はずだ)。これが GARMIN 社のGPS端末に搭載されると考えると、なかなか楽しみだ。

 風を聴けによると、Edge 205, Edge 305に SiRF starIII が搭載されるとのことだ。これが、先に表明された提携の結果なのだろう。
 ということで、わたしも GARMIN のサイトを見てみた。

 双方とも、GARMIN の製品では「Fitness」に分類される。この分類には「Forerunner」シリーズのみがあったが、ここに新しく「Edge」シリーズが追加される。
 Forerunner シリーズは runner 向けだったが、Edge シリーズは「cyclists」つまりは自転車競技者なり自転車でトレーニングをする人向けとのことだ。
 Edge205 が基本で、価格は Geko301 程度のようだ。
 Edge305 は高機能版で、ワイヤレスの速度センサもしくは心拍計にもなるらしい。

 発売は2006年1月らしい(先の記事では11月とあったので、延期になったのだろうか)。
 Foretrex か Geko に SiRF starIII が搭載されれば、買いたいのだが・・・

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Mio169のスペック?

2005-10-10 11:57:51 | GPS
 日本ではMio168RSが最新だが、Mioのサイトを見ていると、台湾・中国・韓国・オーストラリアではMio169が出ているらしい。
(英語版があるのだったら他の地域でも出せばいいのに、と思うのだが、戦略があるのだろうか。

 そのスペックは、
・SiRF starIII
・Intel PXA-255 400 MHz(オーストラリアのサイトでは300MHz)
・Windows Mobile 2003 SE for Pocket PC
とのことで、SiRF starIII 搭載、OS は変わらず、CPU が速くなるかも? といったものらしい。

 日本での発売が待たれる。

(Mio168とN911)
(GPSメモへ)
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Mio168とN911

2005-10-09 20:30:16 | GPS
 多忙で情報収集から離れているうちに、N911 なる GPS つき PDA が発売されていた。

 Mio168 とどちらが有利なのだろう、と調べようとしたところ、清水隆夫のGPSホームページにおいて 「Mio 168」 vs. 「inView N911」2005年、究極のPDA-GPSマシンの座はどっちだ!?で詳細な比較がされていて、特にこれ以上検討する項目はなさそうだ(^^;

 GPSの基本性能としては、双方とも SiRF starII e/LP Xtrac2 なので変わらない。ただし N911 は GeoHelix という指向性がほぼ無いアンテナであり Mio168 は強い指向性のあるアンテナということで、最大感度としては Mio168 の方が上かもしれない(パッチアンテナの利得によるが)。
 当然指向性が無ければ清水様の記事にあるように横にして使えたりして有利だ。搭載されているアンテナはこのシリーズだろうか。

 PDA として見ると、N911 の方が内蔵SDRAMサイズが2倍の 128MB であり、またバッテリが交換可能ということで、使い勝手としては上に見える。

 個人的には、双方とも CF カードスロットを搭載しないのが残念なところだ。今保有している CF スロット用通信カードが使えない。
 内蔵 RAM は Mio が 64MB、N911 が 128MB なのでいずれにしろ GPS 使用時には SD メモリカードを併用しスロットが埋まってしまう。ただこれはわたしにとっては特に問題にはならないだろう。今まで、GPS を使いながら通信をしたことはないからだ。

 地図ソフトは、パソコンGPSショップで購入する場合、Mio168 が SuperMappleDigital のパソコンGPSショップ専用版+MioMap。N911 の場合は SuperMappleDigital のパソコンGPSショップ専用のみになる。

 気になる価格だが、双方ともパソコンGPSショップでは49800円だ。

 若干 N911 の方が有利にも見えるがほぼ同等。ここまで同等だとあとは好みの問題か。


 ただ気になるのは SiRF starIII と Windows Mobile5 への対応で、現状 N911 の d-Media のサイトには N911 しか無いのに比較し、MioはMio169やMio269のような SirfStarIII 搭載機を既に発表している。
 これを見ると Mio169 の日本発売を待ちたくなるのだが・・・

(GPSメモへ)
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海外5カ国でもGPSナビ――「903T」

2005-10-09 18:53:04 | GPS
 VodafoneのGPSつきケータイ、903T が発売される(ITmediaの記事より)

 DoCoMo でも GPS つきケータイが発売されるが、ほぼ同時期に Vodafone からも発売だ。なお搭載される GPS 機能は双方とも、Qualcomm 社 の MSM6250 によって実現されるらしい。このチップは A-GPS および単独測位に対応するらしいので、やはり au のような比較的高精度の基地局測位はできない。

 Vodafone のケータイでおもしろいのは、やはり海外でも使用できることだ。その上ナビも使用できるという。母国語が通じない海外において、ケータイで自分がどこにいるかを知ることができるのは、とても心強いに違いない。
 現状対応は「英国、オランダ、スペイン、ドイツ、香港」とのこと(ITmedia)だが、他の地域にも早くに展開してほしいものだ。

 余談だが、このケータイは W-CDMA/GSM のデュアル端末だ。同じ MSM6250 を使用するのだから、SA700iS もデュアル対応にしてしまえばよかったのに、と、シロウトとしては考えてしまう。ターゲット層の違いだろうが。
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CEATEC2005

2005-10-09 18:28:58 | デジタル家電など
 CEATEC2005へ行ってきた。
 GPSに関しては前回記載したので、それ以外について書いてみたい。

 行っておいて何だが、無理して行くまでも無いかな、と思ってしまう。ITmedia などのサイトで情報だけ仕入れるのが楽だ。

 見所は、
・大型ディスプレイ
・BD vs HD DVD
・ワンセグ
・燃料電池
あたりだろうか。

 どれも既に分かりきっていることで、取り立てて見るようなものでもなかった。
 とは言ってもこれらはまだ発売されていない新技術でありこのような展示会でなければ見られないが、どうにも理解できないのが、発売済・新発売の製品を並べているブースだ。携帯電話、大型ディスプレイの一部、DVD/HDDレコーダ、DV/HDDカメラ、などなど。そんなの家電量販店に並んでる、と言いたくなる。
「次が見える、明日が変わる」というテーマだが、わざわざ展示会に来て半年くらい先の未来を見せられて、ましてや今売られているものを見せられてもつまらない。

 また、大別して「デジタルネットワーク」と「電子部品・デバイス&装置」が併設されているのも分かりづらい。本来わたしは電子部品屋なのでそれも見るのだが、大手電子部品メーカの場合家電も取り扱っているので「デジタルネットワーク」側も見る必要が出てくる。両者が混在しているため会場はとても広く、とても一日で見切れるものではない。

 しかしながらよく見て歩けばITmediaのサイトに紹介されているような面白い技術も見つかるようだ。
 わたしはセキュリティ関連を興味深く見た。指紋認証・静脈認証などは既に知られた技術だが、富士通はその小型化技術や、登録とATMでの使用を非接触デバイス(Felicaつきケータイ)を鍵として実演していて、改めてこのような技術が現実になったんだなぁ、と感心してしまった。

「ムラタセイサクくん」は移動しているところは時間の都合上見られなかったが直立不倒に感心し、DoCoMo ブースで唯一興味深かった「二画面液晶ケータイ」もよかった。
 この二画面ケータイ、タッチパネルの応答性に若干難がある(特にスクロール時)ように感じたが、総じて操作性もよく、パネルを押したときのケータイからのクリック感反応もいい感じだ。また、下側のパネルが現在必要な操作に限ったボタンを、その都度大きく表示する点にもっとも感心した。
(初めて三菱電機の端末に感心してしまった)

 そのような感心できる技術が、どうでもいいようなものに埋もれて探し出すのに苦労しなければならない点が、惜しい。


 いつも行き当たりばったりで行ってしまう展示会だが、このような注目されている展示会は各サイトにアップされる取材情報を有効に活用したいものだ(自戒)。
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CEATEC2005とGPS

2005-10-08 00:35:22 | GPS
 CEATEC2005へ行ってきた。

 GPS関連についてはほとんど出展はなかった。
・auの助手席ナビ
・DoCoMo SA700iS(新製品として展示)
・三菱電機のAQLOC
・STMicroのデバイス
くらいだろうか。

 三菱電機のブースでは、
・BlueToothのGPS受信機を使用して徒歩で幕張メッセの周りを歩き、PDA(PocketMapple)で取ったログを地図上に表示
・車載用のGPS受信機を使用して車で走行してログを取り、地図ソフト上で再生表示
・このシステムを用いての、観光案内というアプリケーション例
ということを行っていた。
 AQLOCというシステムは単純なGPSによる測位だけでなく電子基準点による補正など複数のシステムを併用することによって高精度を実現している。また車載用では車からの情報もさらに併用している。

 PocketMapple での表示もそれなりに高精度に見えたし、車載側もほぼ正確に道路の上を走っていた。
 なかなか使えそうなシステムだ。ただBlueToothのものは若干大型だった。元々はCFスロットに挿すタイプのものだったのだが若干大型なのでBlueTooth GPSとして分離したタイプも作ったらしい。
 三菱電機のシステムは電子基準点での補正のために通信を必要とするため、携帯電話との親和性は高い。より小型化できればおもしろいかもしれない。


 SA700iSで測位してみた。当然幕張メッセは室内なので、MSM6250のGPS機能では測位できないと考えられる。
 測位結果の精度はauと同様☆3つで表示されるのだが、☆1つだった。
 測位結果は幕張メッセの会場近辺で表示され、誤差は数100mと思う。思ったよりはよかった。ただし測位結果は同じケータイでやってみても隣のケータイでやってみても同じ場所に表示されたので、それなりの仕掛けがあるのだろう。


(GPSメモへ)
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日本語版e-Trexその2

2005-10-07 20:56:43 | GPS
 前回紹介したように、日本語版のeTrex VistaC 日本版およびeTrex LegendC 日本版が発売された。
 これらが、IDA-Online およびパソコンGPSでも発売が開始された。

 GPSメモでも紹介していきたい。
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