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AdobeRGBとsRGB

2014-02-13 06:54:15 | パソコン
 これまで、ディスプレイのキャリブレーションとOSのカラーマネージメント設定をし、またブラウザのカラーマネージメントを確認し、AdobeRGBの色域が扱える環境を作ってきた。
 AdobeRGBはシアンから緑にかけての色域がsRGBよりも広いと言われるが、そもそも実際の写真では、AdobeRGBとsRGBはどの程度、色の見え方が違うのだろうか?
 結論としては、私の目では、比べれば違いが分かるものもある、程度のようだ(残念ながら・・・)。

 次の写真はICCプロファイルがついているもので、上がsRGB、下がAdobeRGBだ。AdobeRGBの画像はCanon DPPで現像したもの、sRGBはAdobeRGBの画像をPhotoshopでプロファイル変換をしたものだ。AdobeRGBに対応したディスプレイとFirefoxかChromeで見ると、若干の違いは見える、かもしれない。Windowsフォトビューア等で両者の絵を交互に表示させると、微妙に違うことは分かる。


(sRGB)


(AdobeRGB)


(sRGB)


(AdobeRGB)

 あまり変わらないように見えるが、DELL UltraSharp U2410 のまとめWIKIを参考にPhotoshopで色域外警告を出してみると、次のようになった。sRGBで収まらない色が灰色で表示されている。


(色域外警告表示)


(色域外警告表示)


 ところで、m_non's D様のサイトに、「AdobeRGB検証用の画像(フリー素材)」がある。ここにある「カラフル風船」は手元でAdobeRGBとsRGBを比較するには、向いていそうだ。

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