ひらけいメモBlog@goo

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DSC-HX5V購入メモ

2010-03-07 21:14:55 | GPS


 SONY DSC-HX5Vを購入した。もちろん、GPSと電子コンパスを搭載しているというのがその理由だ。
 土日は天候が悪く使えなかったので、とりあえずレビューほどでは無いがファーストインプレッションなどを書いておきたい。

<GPS関連>
o 比較的開けている場所でGPS測位の試行結果
・購入直後+GPSアシストデータ有りの状態で、電源オンしてから測位成功するまで30-40秒くらい。
・測位成功し、一旦電源オフにしてから再度オンすると、測位成功するまで5秒強。
・測位成功し電源オフしてから、一晩経過後再度オンすると、測位成功まで8秒程度。

o 若干条件の悪い場所でのGPS測位の試行結果
・銀座のソニービル前で試行。外堀通りと晴海通りという広い道路と、ソニービルに面している場所。この日初めて電源オンの条件で、10秒強で測位成功。ただし精度が悪く、150mくらい外れていた。

o その他GPS関連
・GPS機能のオン/オフがメニューの深いところにあり、使いづらい。簡単にGPSオフにできない。
(今後は、GPS情報をつける/つけないのUIを工夫しないと、誤って位置情報を公開してしまう事故が起きかねないと思う。デジカメは家族で共有することもあり、GPSに詳しくない家族が使ってネットにアップしてしまうというケースも十分考えられる)
・電源オフのときには測位はしない模様(確か COOLPIX P6000 は電源オフ後も一定間隔で測位をしていたはず)。
 なので、飛行機に搭乗するときは離着陸時に電源をオフにしておけばよいらしい。
・DSC-HX5Vの測位間隔は15秒(同梱のハンドブックによる)。
・カシミール3Dのデジカメプラグインは、電子コンパスによる方位情報をサポートしている。
・GPSアシストデータの有効期限は1ヶ月。
・測位成功後電源をオフすると、GPSにより本体内蔵時計の時刻が補正される(Default設定の場合)。
・設定リセットをしても、GPS受信機内のデータはリセットされない模様。
・電子コンパスは NV-U75 と同等程度の精度はありそう。また更新間隔は十分に早い。
・GPSアシストデータは、PMBインストール済PCと本体とを USB 接続すると、自動的に更新される。
・GPS情報は、静止画の場合はExifで写真データに埋め込まれる。
 動画の場合は拡張子moddの別ファイルにテキスト形式の形で記録される。動画の場合は撮影開始場所が記録されている。
(どうせ別ファイルにするのなら、動画撮影中のトラックデータをgpxに準じた形式で記録してしまえばいいのに)
・GPS測位の成功/失敗についてはアンテナ本数しか表示されないので、ちゃんと測位ができているのかは撮れた写真をPCで見ないと分からない。
(地図を出せとまではいわないが、衛星の補足状況などGPS情報、平面上への測位履歴のプロット(縮尺変更と画面の移動が可能)くらいは欲しいところ)

<その他、DSC-HX5Vについて>
・とにかく気になるのは、マイク位置の悪さ。意識せずに使っていると、すぐに特に左側の穴を指でふさいでしまう。
・動画撮影中にマイク穴を片方でもふさいでしまうと、本体の駆動音(ズーム音など)が大きく記録されるようだ。
(youtubeなどにアップされている動画も、駆動音が大きく記録されているものはマイク穴をふさいでしまっていた可能性があると思う)
・うちの環境では、PMB で動画を見ていると Windows Vista がフリーズすることがある。ハードウェアアクセラレーションを切って試行中。
・スイングパノラマ、手持ち夜景は便利に使える。
(これは WX1 などもそうだが、ソニー製コンパクトデジカメの大きなメリットだと思う)
・AVCHD フルHD動画も良い。
(ハイビジョンテレビで見ると満足のいく画質。GPSや電子コンパスも良いが、最大のメリットはやはりフル HD 動画だろうか)
・PCでヘッドフォンをつけて再生すると本体の駆動音が気になるが、HDMI経由のTV再生で音をTV内蔵スピーカから出すと特に駆動音は気にならない。・プログラムオートの場合、ISOがAUTO設定でも ISO の上げ方が消極的。暗い場所で試したところ、ISO 400でシャッター速度1秒などいう設定となった。おまかせオートでは夜景と認識して ISO が 1600 まで上がった。


(手持ち夜景にて撮影。ソニーのショールームにて)


(ソニービルの前でスイングパノラマを試してみた)
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