迷歩録 感染

　　山茶花や　　大隅に咲く　　冬来る　　日向こいしや　　昼の休憩


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　　　今日は晴天で暖かく過ごしやすい一日となりそうな南九州である。

　　　　　　それでも庭の山茶花は、暖かい南側は蕾だが、冷たい北側は満開に近い

　　　　　　同じ木なのに、南側と北側の花の咲き方が違う。山茶花は寒い時に咲く花

　　　　　　であることの証明であろう。山茶花が咲くころになると、インフルエンザ

　　　　　　流行時期、感染に要注意の時期となる。今年は違うコロナウイルスの感染

　　　　　　が、音もなく広がっている。連日マスコミが報道するがその数は増える一

　　　　　　方であ

　　　　　　　　誰が悪い訳でもない、しかしウイルスは感染して広がっていく。今ま

　　　　　　で予防という考え方が強かったのだろうが、ゴーツーキャンペン、などの

　　　　　　人の動きを促す政策で、広がりが急速になったのかもしれない。

　　　　　　　感染は、うつらない、うつさないが基本である。そのいずれかが緩んで

　　　　　　も感染は広がる。　感染は人間の世界には時代関係なしにつきものである。

　　　　　　この感染と戦う力をつけたいものである。うつらない、うつさないを念頭

　　　　　　に置いて、感染という広がりを一人一人が堰き止める意識を持つことが大

　　　　　　切ではないだろうか。

　　　　　　人類の英知で感染を防ぎたいものである。