明日は、うんまんまさんでの朗読会です。
いつもは、その日の朝に、テーマが決まるのですが、
今回は、何日も前から決まっています。
「ちいさな いくつもの さよなら」
このテーマで、朗読を進めていきたいと思っています。
子どもを初めて出産した時に、わたしは、これは出会いでもあるし別れでもある、と感じました。
胎内に居てくれた時は、なんでも一緒だったけれど、生まれたその時から、子どもは、自立へと向かっていきます。
母乳の必要がなくなる時
だっこやおんぶが要らなくなる時
自分の世界へと歩き始める時
子どもと生きる毎日は、いくつもの小さなさよならを越えていくことでも、あるのですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/b4/bcc9a039101fb4dd4ed51c368c1b0091.jpg)
明日は、集まってくださったみなさんと、子どもとの出会い、そして、次々に訪れる 小さなさよならを、辿っていきたいと思います。
昨日書き上げたばかりの『わかれみち』という詩も、朗読したいと思っています。
長い夏休みを控え、どう過ごしたらいいかしら・・・と、途方に暮れているお母さんもいらっしゃるでしょうね。
小さな人と一緒に居られる、ほんの限られた時間を、大切に歩いて行けますように。
華やかでなくても、何気ないあたたかな思い出を、紡いでいけますように。
それが、巣立つ日の子どもへの、贈り物だから。