ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

お山の学校 (2)

2015年03月10日 | Weblog

大自然て、子どもって、素敵だなあ、と、しみじみ思った日の、翌日のことです。



竹に魅了されたお兄ちゃんが、またどうしても竹が欲しいと、翌日も来てくれました。

何か、作りたいものがあるようです。





息子は、部屋のドアに、このような貼り紙をしました。


『空とぶ けんきゅうじょ』


より遠くへ飛ぶ紙飛行機や、より長く回転しながら飛ぶ紙飛行機の、研究を始めたようです。

いくつもいくつも作るうちに、法則のようなものが見えてきます。

揚力、推力、重力、というものが、飛ぶもの、飛ばすものにかかってくることにも、気がついたようです。



いつかは、自分が空を飛びたいというのが、彼の夢。

紙飛行機が、その夢へと、息子を運んでくれるように思えました。








その日の夜、お兄ちゃんのお母さんから、メールをいただきました。


お兄ちゃんは、帰宅してすぐに、竹で工作を開始。

双眼鏡、魚釣りのしかけ、鉄砲など、次々と作っていったそうです。


その集中力と、夢中な姿に、お母さんはびっくり。

次に来たときに、その作品たちを見せてもらう約束をしました。



それから、お母さんと、子どもたちも一緒に、野草料理を作りましょう。

春の野草(薬草)が、一斉に、芽吹いてきたから。







とても小さな、お山の学校。


月に二回くらい・・・

いいえ、毎週末くらい、開いていきたいなあ。






わたしたちが新潟を離れるまで、あと少しなのですが、もう一回でも二回でも、開きたいと思っています。















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