南側の庭に移植したらひと足早く咲いてくれました。
久しぶりに、パソコンのH先生宅へ。
パソコンの調子が悪くなると、SOSで時々お邪魔することになるのだ。
かれこれ、もう10年以上のお付き合いになり、
なんでも相談にのってくださる先生は、わたしの末の妹と同年令。
元幼稚園の先生でもあり、子供の心理的なことにも詳しくて頼りにしている。
パソコンの講師の他に、ご主人のおかあさんとの同居、
隣家に住む一人暮らしのお義兄さんのお世話、
そして民生委員も長く努めてある。
長女さんが児童養護施設にお勤めでもあり、何かとお忙しい毎日。
今日は、こんな話をきいて感動して帰ってきた。
児童養護施設に預けられている小学3年生の女の子(仮に T子ちゃん)を、里親として
昨年から預かっているとの事だった。
実の両親からの虐待を毎日受けていたT子ちゃんはやっと施設に保護された。
手、足、体中には鉛筆を刺した傷跡が無数にあると聞いて、背筋が寒くなった。
刺青状態でこれからも消えることもないだろう・・・
食事のときには絶対に水分(お茶、ジュース類)をとらない、飲んでもいいのよといっても
ガンとして受け付けない。
原因は、実の両親から「トイレにいくな!!」といわれていたからだった。
お漏らしをしてはトイレに閉じこもって、なかなか出てこない日もあると聞いた。
里親であるH先生ご夫妻を「お父さん、お母さん」と呼んでいると聞いてホッとしたが、
怒られると
「てめぇ!!、なんだ、この野郎っ!!」 とわめくこともあるそうだ。
未だ小学3年生の女の子ですよ・・・
学校で、いじめられてはいないのだろうか? イヤその反対かもしれない。
よく言い聞かせると、分かって「ごめんなさい」といってくれるそうだが、
わずか3年生の少女が
そんな虐待をうけていることが現実にあることを知り、愕然となった。
世の中には他にも想像もつかない虐待が、アチコチでなされているのを報道でしり
胸が痛くなるが、いったい私たちになにが出来るのか
まして、その里親になんかは、私にはとても出来ることではない。
今、T子ちゃんの両親の矯正が別のところでなされていて、改善されたらT子ちゃんは
両親に返されるそうだが、
その見込みが果たしてあるのだろうか?
改善なければ、T子ちゃんが18才になるまで里親の元で育てられることになると。
H先生の献身的な精神愛に打たれてしまった一日だった。
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