ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

とにかく耳鼻科へ急ぐ(2)

2016年08月29日 | ばあやの本棚

明日からお盆~ その前日の12日の朝のことでした。



無音の世界・・・手をたたいても聞こえない
コップをポンと放り投げるようにおいても音が全く聞こえない。
あれ?~変だ! どうして? 聞こえない、耳が!

吐き気もあり、ふらふらと目眩がして歩けない。
とにかく横になってみた。1時間ほど眠ったら目眩は少しおさまったようだ。

明日から病院は盆休みになるし、熊本の病院行をキャンセルして
8時半にタクシーを呼んで近くの耳鼻科へ。

約1時間待った頃、番号表示が77番とでた。
私だ・・・立ちあがったら看護師さんが手まねいている。
「はい・・・」といってみたが、耳の奥の方でざわざわ・・・

「???」と先生
「?? 聞こえません・・・」

先生の顔が近くなり、小さなマイクを使いゆっくりと声をかけられた。

診察の結果、「眼精疲労による難聴だと思われます」と。
「なにか、目を酷使しましたか?」
「は~、パソコンはやりますが・・・」
「あ~それですよ・・・パソコンです」とにっこり。少しホッ!とした。

心配した突発性難聴ではなかった。
両方の鼓膜が内耳がわにくぼんだままで、動かずに音が伝わらないのだといわれた。

それにしても、目の疲労から難聴になるとは全く思いもしないことだった。
20余年前には、鼓膜再生手術、耳管狭窄症、
滲出性中耳炎発症等で治療のために、熊本大学病院まで長期的に通院したことも
あった。
この時は、次女が毎回送迎してくれた。

小さいころから、耳には特にいろいろと治療経歴ありで
あまり自慢にはならないが・・・

「盆明けに、また検査してみましょう」といわれて、飲み薬3種をもらい帰宅。
ほっとしたものの、「しばらく、パソコンはだめですよ」 と釘をさされた。

週2回 通気治療がはじまった。
いずこも同じで患者さんは多く、待ち時間は覚悟せねばならなかった。
折からリオ五輪の最中で、待合室には大きなテレビが据えてあり
卓球の水谷選手の熱戦がくりひろげられていた。
音声は全く聞こえず、ただ画像をみつめるだけだった。

そっと「がんばれ!」と口にしてみた。
しかし、それはまるで合唱団の声のような、二重にも三重にもなり
かすかに聞こえるが、明確には伝わらない。
音程もかなりはずれている。自分の声とはとても思えないのだった。

いったいこれは?

コメント (18)
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