ウオーキングの途中で見かける花たち
熊本市内でのこと
冷房が効いたバスに乗ってから財布をみて冷や汗たらり。
小銭がない!。
100円硬貨が一枚と、あとは1円玉ばかり
それに5千円札と万円札しかありません。
あ~、これは困った。
そうだ、バスカードを買えばいいか!
赤信号で停車中、運転手さんに「一枚下さい」と5千円札をだしまた。
バスカードはたしか一枚、1,000円也だったはず・・・
運転者さんが、すましてこたえた。
「バスカードは、いま有りません!」声がとても小さい。
「え?それでは、すみませんが両替ができますか?」と小さくなって云ってみた。
「両替は、できませんよ」
「えぇ? あら、じゃ~どうしたらいいですか?」
「ICカードならあります」
「あ、じゃそれをください」
早くそれを云ってくればいいのにと内心思った。
「お釣、ありませんよ」と、けんもほろろ
「えぇッ!じゃどうすればいいですか・・・」
なんと、禅問答のような受け答えでぬらりくらり、こんなもんでいいの?と
恨めしくなってきたが、どうしょうもない・・・
その時、わたしの左ひじをそっとつつく人がいる。
ふりむいたら、中年のご婦人の手に1,000円札が5枚、
にっこりして差し出してある。
「えぇ!、あ どうもありがとうございます。あ~助かりました・・・」
地獄で仏。機転をきかせた親切なご婦人のおかげで、私はICカードなるものを
買うことが出来ることになったのだが・・・
ここでまたひと悶着。
「ICカードは、いくらですか?」
「2,000円です」
「では、これで」
今、両替してもらったばかりの1,000円札2枚を運転手さんに渡そうとしたら
「預かり金が500円要ります」
「じゃ3,000円からお願いします」
すると、
「これは要りません!」と1000円札を押し返した。
「???」
帰ってからネットで調べてわかったのですが・・・
2,000円のうちから500円が預かり金で、
バス代金として使える分はマイナス500円だから1,500円ということらしい。
(預かり金は、使わなくなった時点で返金はされるそうです)
そんならそうと「客にわかるように、キチンと説明義務があるのじゃないの?」と
いいたかったが、この運転手は到底分からんだろうなとあきらめた。
もともと小銭を準備していない私が、一番いけなかったことだし・・・
なんとも後味が悪いことになりにけり・・・。
でも、あの時バスの中で、見も知らぬ私に気持ちよく両替してくださった
あのご婦人、にっこり笑顔が仏様のようにやさしくて、清々しかった。
夕暮れ・・・何時ものウオーキングの帰り道
一輪だけ石垣にはうようにそっと咲いていました
からすうり
夏の日の夕暮れ時 から日没までの一時間ほどの間に開花、
翌朝、日が昇る頃にはしぼんでしまう・・・
はかない花でした。
ウオーキングの途中に見る線路わきに咲いている
ふうせんかずら
(花ことば)
「永遠にあなたとともに」とありました。
ありがとうの感謝の気持ちでそえてみました。
熊本のICカードなるもの、発行をしらべてみました。
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=8887
平成26年3月に熊本市交通局の路面電車(市電)にて「でんでんニモカ」の 運用を開始し、平成27年4月には熊本県内の路線バス・電鉄電車にて「くまモンのIC CARD」の運用が開始されました。
なんと、熊本市内で ICカードが実施されてからは、まだ日も浅く
まして熊本市内バスにはあまり縁のない私が、うろうろとふりまわされたのも
無理のないことでありました。
現在は、バスカードは廃止されてICカード時代に突入していたのでした。
知らぬこととはいえ、あ~もうバスは懲りました!
次回は、夏の空のようにスカ!ッとしたお話を探しましょう。
お終いまで読んでいただき、ありがとうございました。