印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

ホリデー・ブライド

2012-01-04 14:23:42 | 日記
 彼女の夫は、インド・パンジャブ(Punjab)州ビルガ(Bilga)村で盛大な結婚式が行われた1週間後に、カナダ・モントリオール(Montreal)の自宅に1人で舞い戻った。ビザ取得のために必要な書類を送付するからと、新妻に言い残して。

 だが、書類は待てど暮らせど届かなかった。コールさんの家族がようやく夫と連絡をつけたところ、彼は妻の存在を否定した。

■花婿に逃げられた花嫁は2万人以上

 インドでは、在外インド人(NRI)が見合い結婚のためインドを訪れ、婚資を受け取ったあと花嫁を捨てて本国に戻るというケースが相次いでいる。

 パンジャブ州の小政党、Lok Bhalai党によると、在外インド人の花婿に捨てられたとして刑事訴訟を起こした花嫁は2万2000人以上にのぼっている。同党のB. Ramoowalia党首は、過去10年間で、花嫁の要請により花婿1200人の居場所を突き止めた。

「彼らにとって、いちばん手軽にカネを稼げる方法が結婚です。彼らは婚資を手に入れるや、国からの脱出計画を練り始めます」とRamoowalia党首。

■海外生活を夢見る女性たちのジレンマ

 インドでは1961年以降、婚資の授受が法律で禁じられているが、花嫁の両親が花婿の家族に現金、衣服、宝石類などを贈る古くからの風習は今なお健在だ。
 
 在外インド人の親はたいてい、息子の嫁にインド人を希望するため、結婚シーズンともなると、カナダ、英国などから若いインド人たちが先祖の村を訪れて嫁探しをする光景が見られるようになる。

 また、インドの若い女性の多くは、退屈な村の生活から抜け出して海外に移住することを夢見ている。

 ただし結婚生活は、多くの場合、数日間しか続かない。いつしか「ホリデー・ブライド」と呼ばれるようになった不幸な花嫁たちは、再婚もできず、両親の負担となっていることへの罪悪感もある。


いるいる結婚にあこがれている男子。AFPでnewsであそんでいると、色々。世界にも風習があるものですね。
今ドリフのかとチャンが「宮根や」にでている。45歳年下の23歳の奥さんのことを、爆笑問題と宮根さんに話しているのが面白い。

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