印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

漢語百題

2011-09-29 17:45:49 | 日記
浅田次郎『蒼穹の昴』第七章(講談社文庫)に次のようなくだりがある。
 「少荃(シャオチェン)?……」
  槍の穂先を咽元(のどもと)に突きつけられて、栄禄は失禁した。
 「汝のような下郎に字(あざな)を呼ばれるいわれはない」
 「閣下……李鴻章(りイホンチャン)閣下……」

中国人は名と字(あざな)を持っていた。たとえば孔子の名は丘、字は仲尼という。現在はもうつけなくなっているだろうが毛沢東も潤之という字を持っていた。名は生れた時につけられるが、字は二十歳の成人式につけられた。女性の場合は婚約を期につけられたという。 名は本人が自称に用いるか、あるいは目上の者から呼ばれる場合に使われた。目下の者が目上の者の名を呼ぶのはたいへん失礼なことで、必ず字(あざな)で呼んだ。つまり字(あざな)は敬意をこめた呼称なのである。
ーーーーーby googleーー

癒し、孔子、国を滅ぼすとwebでみていたら、漢語百題にぶつかった。これが百個もいろいろ言葉があって、興味深い蘊蓄がかいてあって、おもしろいのである。当分退屈しない鉱脈にあたった。

ーーー以下もgoogleーーー
孔子は弟子である仲由という人物をその名の由(ゆう)で呼ぶ。しかし、地の文では「子路(しろ)曰く」などと字(あざな) ... 慰庭は国を滅ぼす」という場面がある。慰庭は袁世凱の字(あざな)である。字(あざな)が敬称であることを知っていれ ...
ーーーー
初め慰庭はという文章をほかの画面でみていた、癒しの庭なのかと思っていたら、人の名前で、字だったとしたら、よく意味がわかった。

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