ハマアザミ:浜薊(牛蒡の元祖?) 2015-05-19 19:37:36 | 植物観察記録 志摩半島のいくつかの灯台を廻っているとき、あちこちでいかにも海浜植物らしい厚くて光沢がある葉のアザミを見かけました。 ハマアザミ:浜薊(キク科アザミ属)です。案内していただいた方から昔はこの根を食べたものだと聞きましたが、そのとおり別名はハマゴボウで地中に深く伸びる根は食用にされます。 太平洋岸の砂地に生える多年草で高さは15~60㎝、ふちに鋭いとげをもつ葉は厚くて光沢があり、根生葉も茎につく葉も長さ15~35cmで羽状に深裂します。 花は7月から12月ごろまで咲き、基部にある4~7個の葉状の苞が目立ちます。