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紀州由良町白崎海岸の浜辺にハマナタマメ:浜鉈豆(マメ科ナタマメ属)が、太い鞘の果実をつけていました。
いつぞや淡路の成ケ島で、3小葉で、少し大振りな紫色の蝶形弁の花をつけたハマナタマメを見かけたことがありました。('10年7月24日記事)
福神漬に使われる鉈豆に似た大きい豆果をつけるのでこの名があるハマナタマメですが、豆果を見るのは初めてです。昔田舎に「なるほどなたまめ とるほどとまめ(空豆)」という言葉遊びがありましたが、姿を見れば”なるほどなたまめ”そのものでした。
関東以西の砂浜にはえる多年草で、茎は砂地や岩の上を横にはい、多くの葉を出して繁茂します。つるは強くて折れにくく、互生する葉は長柄をもつ3出複葉で、厚くて少し光沢があります。
6~9月、長さ2~3cmの淡紅紫色の蝶形花を咲かせますが、面白いのは、ほかのマメ科の花と逆向きで、おおくは旗弁が下向きになることです。葉腋から出た花序の枝が下向きに湾曲して伸びるためとされています。
名の通り豆果は大きく長さ5-10cm、幅3-3.5cmで、2-5個の種子が入ります。種子は褐色、楕円体で長さ1.5cm、へそがあるとありますが、食べられるとは書いていません。
紀州由良町白崎海岸の浜辺にハマナタマメ:浜鉈豆(マメ科ナタマメ属)が、太い鞘の果実をつけていました。
いつぞや淡路の成ケ島で、3小葉で、少し大振りな紫色の蝶形弁の花をつけたハマナタマメを見かけたことがありました。('10年7月24日記事)
福神漬に使われる鉈豆に似た大きい豆果をつけるのでこの名があるハマナタマメですが、豆果を見るのは初めてです。昔田舎に「なるほどなたまめ とるほどとまめ(空豆)」という言葉遊びがありましたが、姿を見れば”なるほどなたまめ”そのものでした。
関東以西の砂浜にはえる多年草で、茎は砂地や岩の上を横にはい、多くの葉を出して繁茂します。つるは強くて折れにくく、互生する葉は長柄をもつ3出複葉で、厚くて少し光沢があります。
6~9月、長さ2~3cmの淡紅紫色の蝶形花を咲かせますが、面白いのは、ほかのマメ科の花と逆向きで、おおくは旗弁が下向きになることです。葉腋から出た花序の枝が下向きに湾曲して伸びるためとされています。
名の通り豆果は大きく長さ5-10cm、幅3-3.5cmで、2-5個の種子が入ります。種子は褐色、楕円体で長さ1.5cm、へそがあるとありますが、食べられるとは書いていません。