ヨーロッパアルプス山麓の町で出会った樹木のいくつかは花や実をつけていました。
正確な品種名はわからずとも、多くは日本でもおなじみのものかその仲間のようでした。
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1) あちこちで街路樹として植えられているマロニエ(セイヨウトチノキ:トチノキ科)が実をつけていました。よく剪定されているのか街路樹に丁度良い大きさになっています。
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2) インスブルグのイン川の畔や世界遺産ヘルシュタットの湖の畔などで、菩提樹(セイヨウボダイジュ:シナノキ科)満開の黄色い花をつけていました。
シューベルトの歌曲で歌われたリンデンバウム(Lindenbaum)です。
日本のボダイジュは寺院などで見られるくらいですが、リンデンバウムは町の人々に親しまれているそんざいのようです。
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3) 街でも山でも赤く大きい翼果をつけたカエデ(カエデ科)が目につきました。ガイドに聞くとセイヨウカエデだと当たり前の答えでした。
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4) 家の庭に盛りを過ぎたフジ(マメ科)が、名残りの花穂をつけていました。色合いは日本のノダフジなどより淡い感じです。
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5) バイカウツギそっくりの花もありました。日本のものよりやや大ぶりの花です。
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6) アベリア(ハナゾノツクバネウツギ)もありました。これも日本の寄りは大振りの花でした。
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7) 住宅の庭にアンズ(バラ科)がたわわに実をつけていました。
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8) 黄色い花穂を垂れ下げた庭木がありました。マメ科のようですが、日本では見かけない木でした。
(これで花の旅でもあったチロル・ドロミテ3つのハイキングツアーを終わります。
旅日記「むかごの高槻」も御覧ください。)