公園のハマヒサカキ(ツバキ科ヒサカキ属)に赤、紫、黒の実がついていたので近づいて見ると、そばに白い花も咲いているのが見えました。
本州千葉県以西、四国、九州の海岸地に生え、庭木にもされる常緑低木~小高木で高さ1.5~6mになります。
互生する葉は厚くつやがあり、長さ1.5~3cmの倒卵形で、ふちにやや浅い鋸歯があり、葉先はまるく、ふちは裏に反り返ります。ヒサカキと同じように強い臭気があります。
果実と花が同時に見られたので、シロダモなどのように、前年の果実と今年の花が一緒に見られたのかと思いましたが、図鑑では、花は晩秋から翌春とあり、ハマヒサカキの場合は花期が長いので、同年の果実と花が同時に見られるもののようです。