ヒメキンミズヒキ
日陰の山道にキンミズヒキに混じってヒメキンミズヒキ:姫金水引(バラ科キンミズヒキ属)が咲いていました。
同じところに咲いていると両者の違いがよくわかります。
ヒメキンミズヒキは名の通りキンミズヒキに比べて全体に小ぶりで、主な区別点は以下のとおりです。
種 別 |
葉 |
花 弁 |
雄しべ |
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小葉 |
形・鋸歯 |
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ヒメキンミズヒキ |
3~5 |
楕円・鈍鋸歯 |
小・細幅 |
約5~6本 |
キンミズヒキ |
5~11 |
大・鋭鋸歯 |
大・広幅 |
約12本 |
キンミズヒキ
タデ科のミズヒキは紅白の花穂をミズヒキに見立てたのはよくわかりますが、科が異なるキンミズヒキ、ヒメキンミズヒキの名は、形からしても少し無理があるようにも思えるのですが。