フイリヒナスミレ:斑入雛菫(花は見えなかったが) 2015-05-04 08:47:42 | 植物観察記録 スミレには時期が遅かった高尾山で、花後で大きくなった菫の葉がやたらと目につくなかで、きれいな斑入りの葉を見かけました。 高尾山の植物ガイド本で探すと、似ているものにフイリヒナスミレというのがありました。 葉が二等辺三角形で先がとがり、基部は深く湾入するとあります。 ヒナスミレならば、透明感のある淡紅桃色の花が楚々としていて魅力的なスミレといいます。 北海道南部から九州中部に分布し主として太平洋側の山地に分布し、西日本にすくないそうで、早咲きでもあり、なかなかお目にかかれないスミレの一つだそうです。 この葉のスミレがフイリヒナスミレとすれば、花の時季でなかったのが返す返すも残念、という心境です。