千里にある社寺では、天神社があります。天神社の創設は定かではありませんが、新田村の開墾とともに始まったようです。確かな記録として残っているのは、1686年の神社の拡張工事です。小路村の大工市郎兵衛が工事を請け負い、分銅谷(現在の社殿より北側、今でも分銅谷駐車場という名が残る)から、現在地に社殿を移したとされています。現在の本殿はそのときに作られたもので、一間社流造で、江戸時代の初期から中期にかけての特徴をあらわすものとなっています。天神社では、毎年1月14日午後7時に「とんど祭」が行われます。昨年の1年間お守りいただいたお礼と、これからの1年の無病息災を願って行われています。地方によっては左義長祭といわれるものと同じ祭です。
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