千里のもう一つの寺社といえば真覚寺です。真覚寺は浄土真宗本願寺派の寺院で、寺の本尊は阿弥陀仏です。新田村が誕生してまもない1630年(寛永3年)に惣道場(惣=「そう」は今でいう市議会や村議会。道場は信者の集会所。)として発足したと記録されています。当時の寺は信仰の中心であるだけでなく、今でいう公民館のような役割も担っており、様々な行事や村の運営が話し合われました。
明治になり学校制度が始まると(1875年)、真覚寺を仮校舎として新田小学校がスタートしました。新田小学校は10年後に独立した校舎を持つことになりますが、戦後の1953年には、寺に寿光保育所ができました。この保育所は1972年に市立新田幼稚園ができるまでの20年間、地域の子どもたちを育ててきました。
真覚寺は10年ほど前に建て直され新しくなりましたが、私が子どもの頃は江戸時代の農村風景を思わせる家々が寺の周りにたくさんあり、時代劇のロケが行われることもありました。
新田には、徳林院と呼ばれる浄土宗の寺もあります。この寺は、箕面の勝尾寺に参拝する人たちが休憩するために1673年に建てられたとあります。
明治になり学校制度が始まると(1875年)、真覚寺を仮校舎として新田小学校がスタートしました。新田小学校は10年後に独立した校舎を持つことになりますが、戦後の1953年には、寺に寿光保育所ができました。この保育所は1972年に市立新田幼稚園ができるまでの20年間、地域の子どもたちを育ててきました。
真覚寺は10年ほど前に建て直され新しくなりましたが、私が子どもの頃は江戸時代の農村風景を思わせる家々が寺の周りにたくさんあり、時代劇のロケが行われることもありました。
新田には、徳林院と呼ばれる浄土宗の寺もあります。この寺は、箕面の勝尾寺に参拝する人たちが休憩するために1673年に建てられたとあります。