教育相談室 かけはし 小中連携版

ある小学校に設置された教育相談室。発行する新聞「かけはし」が、やがて小・中3校を結ぶ校区新聞に発展しました。

卒業生からのメール

2008年03月18日 | 子どもたちの声
 「卒業式当日手にした手紙」を読んだ卒業生のメールが届いていました。その文を読みながら、子どもたちが気持ちを伝えつながっていくことの大切さを改めて感じました。


 はじめまして。先日○中を卒業した元3年の○○と申します。今日、無事に受験が全て終わり、ほっとしています。結果はともあれ、しばらくは1年間がまんしていたぶん思いっきり遊んで羽をのばそうと思います。
 先生とは直接お話したことはなかったと思いますが、どうしても伝えたいことができたのでこうしてメールさしていただきました。
 私は今日○○くんの文が載っているかけはしのNO.92号を読みました。本人が言っていたので、載ること自体は知っていたのですが、正直びっくりしました。○○くんがこんなことを考えていたなんて思ってもみなかったからです2学期に転校してきたときは「こいつほんまにどうしようもないな~」とずっと思っていて、あんまり良い印象は持っていませんでした。でも今日かけはしを読んでその印象は撤回しました。短い文だったけど感動しました。
 私たちが○中を好きだと思うのと同じように彼も思っていたんだなあと思うと、とても心が温かくなりました。一体感とゆうか、やっぱり3年生はみんなでひとつやなと、うまく言えないけどそういうふうに思いました。○○のことを勘違いまではいかないけど、こういうやつだったんだなってわかってよかったです。
 弟や妹のいない卒業生にもなんとか手に入れてかけはし読んでほしいなと思います。このことを伝えてくださったことにお礼がしたくてメールさせていただきました。どうもありがとうございます。