正月に箱根駅伝を見ながら「チーム力が個人を強くする」としみじみ思いました。同じチームで同じ苦しい練習に耐えながらも箱根のコースを走れなかった陸上部員は山のようにいます。しかし「先発メンバー」を絶えず脅かす「控え選手」の層の厚さが、結果として一人ひとりの力を押し上げます。たすきを繋げようという熱い想いが、選手の考えられないような力を生み出すのです。
進路もまた、そうではないかと思うのです。通信制高校への進学が、本当に「あまりにも楽な」選択であったのかどうかは、私には判断できません。しかし自分の進路が決まっていても、最後の一人の進路が決まるまでは緊張感を持ち続けようという想いが、みんなの力を引き出したことと思います。修学旅行の思い出も、卒業生の進路を聞く会も、総合劇の取組も、体育大会や球技大会の団結も、全てがこの進路という壁をみんなの力で乗り越えるためのステップでもあったのです。「卒業しても一緒の制服を着ような」友達のこの一言が限りない励ましになったと、一人の卒業生が語ってくれました。進路の取組でも、たすきは繋がっているのです。
進路もまた、そうではないかと思うのです。通信制高校への進学が、本当に「あまりにも楽な」選択であったのかどうかは、私には判断できません。しかし自分の進路が決まっていても、最後の一人の進路が決まるまでは緊張感を持ち続けようという想いが、みんなの力を引き出したことと思います。修学旅行の思い出も、卒業生の進路を聞く会も、総合劇の取組も、体育大会や球技大会の団結も、全てがこの進路という壁をみんなの力で乗り越えるためのステップでもあったのです。「卒業しても一緒の制服を着ような」友達のこの一言が限りない励ましになったと、一人の卒業生が語ってくれました。進路の取組でも、たすきは繋がっているのです。