紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

「茶粥」は 元気の源!

2023年07月04日 | 田舎暮らし&家族

ここ半月間、体調がすぐれず食欲が減退し体重も減少した。やっと体調が戻りかけたが、胃が小さくなったこともあってか食欲が戻らない。

そこで家内に茶粥を作ってもらった。

熱々ではなく、冷ましてから頂いた。おともは、「金山寺みそ」と自家製の「なすび・きゅうりの糠漬け」と「梅干し」だけ。

美味しかった。食欲が出てきて何杯もお代わりした。

 

・・・我が遺伝子・・・

祖父母・両親と一緒に住んでいた幼少の頃、朝食はいつも茶粥だった。

たまたま、何十年かぶりに食べた茶粥。

どんなご馳走よりも美味しいと感じたのは、味わいだけでなく、そんな昔の懐かしさからかも知れない。

祖先から我が家を受け継いだ自分。家系図だけではなく、我が遺伝子には食もしっかり引き継がれている思いがした。

これからの夏場。どんなに食欲が減退したときでも、冷蔵庫で冷やした茶粥と美味しい漬物や酸っぱい梅干しさえあれば、体調が復活できる気がしてきた。

我が遺伝子は昔風の質素な食事が好みだと痛感した。

 

・・・久しぶりの風邪症状・・・

何年かぶりで風邪症状が出た。寝込むほどではなかったが、体調はすぐれなかった。

「鼻水」が出始めたのは半月ほど前だった。置き薬を飲むこと数日間。やや症状が軽くなり始めたと思ったら、今度は声が変わり、続いて「せき」が始まった。胸が痛むほどの咳き込み方だった。置き薬を数日間飲んだが咳は収まらなかった。ただ熱はなかった。

毎日のようにパルスオキシメーターで酸素飽和度を計った。いずれも96以上だったので肺炎にはなっていないと思ったが、「咳がひどすぎて胸がシンドイし、長引いているし、人前にも出られないし、これ以上放置できん。病院に行かなきゃ」と。

・・・・・

院長の当番日を調べ病院に行った。症状がでてからの経緯を説明した。

院長:「流行り病の検査をしましょうか」

自分:「流行り病って、あるんですか」

院長がニヤニヤしながら言った。「コロナや」

自分:「お願いします」

別室で、「コロナとインフルエンザ」の検査をしてもらった。看護師さんから『人混みの多い場所に行ったことは?』と聞かれ、コロナ感染を疑われた。

「最初の症状の出る2日前、医大病院で検査や診察を受けた。人の多い院内をアチコチ回った」と。答えてから、まさか医大病院でコロナ感染したのかも・・・と不安がよぎった。

15分後、診察室に呼ばれた。

院長:「どちらも陰性やった」

いつもと違って、胸と背中に当てた聴診器の時間が長かった。

院長:「肺はゼーゼーしてない。大丈夫」 「薬5日間飲んでみて。これで様子を見ましょう」

・・・・・

処方箋を飲み始めて5日間が過ぎた。たまに軽い咳が出る程度まで回復した。でも、ときどき左胸に痛みが走る。何回も強く咳き込んだりしたので、筋か肋骨を痛めたのかも知れない。

半月以上も続いた風邪症状。こんなに長引いたのは人生初めてだった。歳老いると、抵抗力が落ちて予期せぬ事態が体に起こるのかも知れない。

何はともあれ、咳き込みが収まり、茶粥のおかげで元気も出てきた。

今日から青春クラブの集まりにも参加できる!

家内に言われた。「早くから病院に行っとけば良かったのに」 そのとおりだと思った。耳が痛かった。



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