白菜の漬物をお分けした近所の郷土料理名人から、その味を褒めてもらった。
名人曰く、「この間はおおきに。特に軸のところの味の滲み込み具合が何とも言えんエエ味やった。上手に漬けてたよ。どんな漬け方したら、あんな味になるん?」と。
アチコチに白菜を配ったが、ここまで褒められたのは初めてだった。しかも郷土料理の名人からだったので、飛びあがるほど嬉しかった。
自分では、例年と同じような味だと思って食べていたが、名人に褒められてからは、より美味しく感じられるようになった。
・・・・・今季の白菜漬けを振り返ってみた・・・・・
<漬け込みは例年どおり。「天日干し」&「調味料」>
例年と違ったのは害虫被害が多かったので、外側の葉っぱを剥きに剥いたので、漬物にできたのは中の黄色い部分だけになった。
調べてみた。そこは白菜の中で一番甘くて生でも食べられる部分だった。中国の皇帝料理に、中の黄色い部分を主役にした料理があるぐらいだった。
だから、今季の白菜の漬物は、普通の白菜漬けとは味わいが違ってたんだと思った。
さすが、名人の味覚は違うと感心した。
・・・・・感謝すべきは・・・・・
今季、特別な味わいの白菜漬けが出来たのは、自分がとりたてて上手に漬けた訳でないことがわかった。
一にも二にも、「虫さん」のおかげだった。
農薬散布を手抜きした結果、虫喰いの葉を剥く手間もかかったし食べられる量も減ってしまったが、絶品の白菜漬けを食べていることに気づいた!
勝手気ままな家庭園芸、あなどるなかれ!!!