今、地域では柑橘類への一斉防除期間中。対象の病害虫は「黒点病・カミキリムシ・チャノキイロアザミウマ」。
連日のように周辺の園地から動噴のエンジン音が聞こえてくる。
その影響で逃避してきたのかどうかはわからないが、防除しない我が家の果樹に「カミキリムシ」が2匹止まっていた。
「カミキリムシ」は樹木の根元をかじり、穴を開け枯らす厄介な害虫。いずれそうした行動をおこすことがわかっているだけに、火箸で掴んで処分した。
・・・・・
我が家には数本の果樹があるが、家庭園芸だけに、病害虫毎に1種類何千円もする高価な農薬を買っても使うのはごく少量。使用期限前に使い切れず廃棄するのは明らか。とても「一斉防除」には参加できない。
表皮だけが影響を受ける「黒点病」などは、皮を食べるわけでもないので農薬散布しなくてもいいが、樹木を枯らす「カミキリムシ」だけは無視できない。
「カミキリムシ」が根元にいないか、小まめに見回り退治するしかない。
・・・果樹からの声なき声・・・
それがわかっている園主なのに・・・
ズボラな園主だけに、小まめに見回ってくれるとは思えないし・・・
「カミキリムシ」が根元にやってきたら、あきらめるしかないか・・・
・・・園主のつぶやき・・・
もし発見が遅れて手遅れになったら、新しい苗木を買ってきて植え替えるだけのことや!