なすび苗4本の1本は、「とろとろステーキナス」という丸ナスを買った。
なすびの「ぬか漬け」は大好き。そのために「中長ナス」を作るが今年はうっかりぽんして「長ナス」を植えてしまった。ほどほどの長さになったところで収穫し漬け込み、堪能している。
調理するのなら「田楽」が一番好き。焼いて「味噌だれ」を絡めて食べるのが好き。「とろとろステーキナス」は、美味しい「田楽」を食べるために買った苗。
家内が田楽を作ってくれた。
焼いた「なすび」が口の中でとろけるように柔らかかった。中長ナスでは味わえない食感だった。家内の作った味噌だれともマッチして美味しかった。
でも、この「とろとろステーキナス」、鋭いトゲがいっぱい。「中長ナス」や「長ナス」にも多少のトゲがあるが、その比ではない。買った時、これほどトゲがあるとわかっていれば買ったかどうか。収穫時、1本1本トゲを切り落としている。美味しい田楽を食べるためには仕方がない。
冷蔵庫で冷やした味噌和えも、夏の暑さにピッタリだった。
たまに、この柔らかナスをぬか漬けしたりもしている。
・・・我が家のぬか漬け・・・
「ぬか漬け」は、我が家・長男家族・次女家族の好む味になるよう漬け込んでいる。
家族の大半は、「きゅうり派」。「きゅうり派」は「なすび」を食べない。「きゅうり派」の大半は、発酵してやや酸っぱくなった「ぬか漬け」が好きなので、2日間漬け込むことにしている。
少数の「なすび派」は、「なすび」を好むが「きゅうり」も食べる。「なすび派」の自分は、「ぬか床」に1日漬け込んだ味が好きなので、なすびを漬け込むのは1日だけ。
きゅうり・なすびの収穫は雨が降ったり所用があったりなど、よほどの事情がない限り毎朝収穫する。ただ、漬込み日数が違うので、なすびは「前日に漬け込んだなすび」を取り出し「朝採りのなすび」を漬け込む。きゅうりは、1日おきに朝採りしたきゅうりを倉庫の冷蔵庫で待機させている。
きゅうり・なすびは調理にも使うので、毎朝、家内とヤングママに「ぬか漬け」と「調理用」の需要数を御用聞きしながら、漬込んでいる。きゅうりのぬか漬けは、時には冷凍保存に回すこともある。
ズボラな性分。でも自分が食べたい「ぬか漬け」となると、なぜか別人のように黙々とルーティーンをこなしている。