昨夜は、青春クラブのサークルの1つである「お酒をたしなむ会」だった。全てのサークル活動は、参加者実費負担が原則。このサークルも例外ではない。
今回は、クラブ設立時の同志が町会議員選挙で当選した祝賀会であったが、当然のように主賓からも参加費は徴収することになっていた。ただ、お祝いの印に、参加者で「花束」を贈呈するつもりだった。
数日前のある集まりの時だった。ご婦人方から「花束贈呈しても、奥さん亡くなってるし、花を渡しても活けたりするのは無理やと思う」との指摘があった。
「それゃ そうや ごもっとも」 「お祝い⇒花束贈呈」としか浮かばない我が知能を情けなく思った。「じゃ 何をお祝いすれば エエと思う?」と尋ねた。
「(ご婦人達)・・・ 難しいなあ・・・ いらんもの貰ってもしゃあないし・・・好みもわからんし・・・(ごもっとも。でも どうすりゃいいの・・・?)」
そんな経緯があった。
主賓の気持ちは、「お祝いなんていらない。おめでとうの言葉だけで充分。逆にお礼を言わなきゃならないのはコッチの方や」とはわかっていても、祝勝会ともなるとそうはいかないし・・・
窮余の末に思いついたのが、「花束を渡す代わりとして、参加費を免除する」ことだった。皆の了解をとった。結果として参加費免除という特例措置となった。
気ままな田舎暮らしと言えども、スカスカの脳を刺激されたり、無い知恵を絞らざるを得ないようなことにチョクチョク出くわす。
「かなわんなあ!」と逃げたり避けて通ろうとしたらアカン!
「古びた脳細胞に刺激を与えてくれている」と思わなくっちゃ!
と、いくら自分に言い聞かそうとしても・・・一筋縄ではいかないのが怠惰グセのついた我が脳の司令塔・・・1つ年をとるごとに面倒なことは「放置したり」「どうでもいい」がより増幅しているような気がしている・・・