今は後継者に経営移譲している「みかん作り名人」が、極早生みかんを持って来てくれた。
自分:「ゆら早生?」
名人:「いや 日南や。今年の日南は甘いし酸も切れて美味しいから持ってきたんや」
1個食べてみた。ほどよく糖度がのっていた。酸も殆どなかった。美味しかった。
名人:「コマ(3Sサイズ以下)やけど どれだけ いる?」
軽トラの荷台をみると、みかんの入ったコンテナが5杯積まれていた。アチコチ配るつもりで積んでいるとは思ったが、遠慮なく言った。
自分:「今日は昼から娘のところへ行くので丁度良かった。3杯もらってもいい?」
名人:「かまへん。まだまだ、コマが出てくる。今年の夏は猛暑続きで雨が少なかったので甘いけどコマが多いんや」「コレ 選果しただけで選別してへんので傷物も入ってるかわからんで」
自分:「かまへん かまへん」
コンテナを移し替え、台車で倉庫へ運んだ。
倉庫へ並べた。
名人と庭の椅子に座ってコーヒーを飲みながら、しばし雑談。貯蔵してある「さつま芋」を持って帰ってもらった。
産地ならではの「有田みかん三昧」の季節がやってきた。