旧有田鉄道の廃線跡が歩行者・自転車専用道となり、「ポッポみち」と呼ばれている。夏場の散歩は陽射しを避け暗くなってから出かける。陽が沈み涼しくなる頃には、ポッポみちの街灯がともり始める。今日はウォーキングではなく、カメラを持って散策することにした。
ポッポみちの案内図(JR藤並駅から鉄道公園まで5.3km)
夜でも街灯が明るくて歩きやすい。夜9時には消灯だったかな・・・
片道1.5km往復3km程度を歩くと、ウォーキングしている人、ジョギングしている人、自転車で帰宅途中の高校生など多くの人と出会う。ウォーキングしている人同士は、すれ違うときに挨拶するのが礼儀となっている。
途中には、案内標識もある。
廃線前の各駅だったところには改札部分が作られている。また、休憩できるようにベンチも作られている。自宅から歩いて数分だった駅、ここから最高時速35km程度・2両編成に溢れるぐらいの人を乗せた「ケイベン」で高校に通学したっけ。藤並駅で旧国鉄の汽車に乗り換えることもあれば、ときには旧国鉄線路に乗り入れ湯浅駅を往復する「ケイベン」もあったっけ。もともと旧有田鉄道が金屋口から藤並・湯浅まで開通するのが早かったとか。そんな「ケイベン」が旧国鉄線路に乗り入れした時は、最高時速60kmぐらいで飛ばし心地よかった記憶も・・・ 駅舎跡をみると自然にタイムスリップしてしまう。