岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

コーキングの打ち替え

2010年07月21日 22時06分20秒 | 外壁塗装2010年7月倉敷
倉敷市のお客様のコーポにて、
外壁塗装をさせていただいております。


昨日から今日にかけて、コーキングの打ち替えをいたしました。

新設から10数年経たサイディングボード外壁の場合、
ボードそのものよりも、継ぎ目のコーキングの劣化が見られます。

ゴム製であるコーキングですので、長年太陽光で焼かれることで
いわゆる硬化してひび割れてくる、「かちる」状態となります。

下の写真のようにコーキングが裂けてきたり


ふくれて弾けた状態が多く見られます。



継ぎ目のコーキングの劣化は、防水効果の低下にも
つながってきますので、すべてのコーキングを新しくする、
「打ち替え」作業をさせていただくこととなりました。


まずは、劣化したコーキングを取り外します。

両端にカッターナイフで切れ目を入れた後、
ラジオペンチで旧コーキングを引っ張り出します。

取り外したコーキングは、こんな感じです。


旧コーキングを取り外した状態の外壁です。


新たにコーキングを塗るわけですが、
せっかく塗るのですから、キレイに塗りたいと思います。

コーキングがはみ出さないように、テープ養生をいたします。


コーキングの付着率を高めるために、コーキングと
壁材との接着剤の役目を果たす、プライマーを塗布いたします。



プライマーをよく乾燥させた後、「バックアップ材」を入れます。


この「バックアップ材」、素材は
ハッポウスチロールのような物でできております。

コーキングはこの「バックアップ材」には付着せず、
壁の継ぎ目のみに付着します。

奥側の面である「バックアップ材」には付着しないことで
外壁ボードの経年変化に対応できる、「二面接着」の状態ができます。


今後の外壁ボードの経年状態に対応するためにも、
「バックアップ材」を使用することは必要となります。

下が、「バックアップ材」を入れた状態です。



その後、「変性シリコーンコーキング」を塗布。
テープをはずして、完了となります。

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