トタン屋根の塗り替え

昨日の祝日（文化の日）、
新見市のお客様宅でトタン屋根の塗り替えをさせていただきました。



施主様ご夫妻は岡山市に住んでおられまして、
こちらの新見市の家は、ご主人さんの「ご実家」にあたります。

現在は誰も住まれていないのですが、ご自身が生まれ育った実家を
大事にしたい、とのお考えから、当店に塗り替えのご依頼をいただきました。

離れてもご実家を大切にされるお心、素晴らしいです。
お勤めをされながらのご実家の管理も心から、尊敬いたします。



そういったわけでありまして、このご実家の塗り替えをさせていただくのは
施主様ご夫妻のお勤めが休みである、「土・日・祝」に限られておりました。

１０月半ばころに「下塗り作業」をさせていただきまして、後日、
天気の良い「土・日・祝」に仕上げをさせていただく予定でしたが・・

なぜか週末に限って、天気の悪い週が続くんですね（汗）

１０月２２（土）、２３（日）、雨模様・・
１０月２９（土）、３０（日）、雨模様・・

祈るような気持ちで迎えた１１月、ついにチャンスが訪れました。
１１月３日、「文化の日」、
今年から私にとって「文化の日」は特別な日となりそうです。

実際には「天気頼み」という、文化からほど遠い状況ではありましたが・・



なにはともあれ、無事に完了させていただきました、
お客様、まことにありがとうございました。

塗装前です

塗装後です


塗装前です

塗装後です

トタン

しばらく更新が滞っておりました。

笠岡市のお客様宅の塗り替え工事は
本日、塗装するために一旦取り外して、
当社へ持ち帰っていた「窓の化粧格子」を
取り付けにお伺いさせていただきました。

明日には全作業完了となります。
お客様、最後までどうぞよろしくお願いいたします。


今週の初めには吉備中央町のお客様宅にて、
平トタン屋根の塗装をさせていただきました。

施主様は他県にお住まいなのですが、塗装に合わせて、
ご帰省、お立合いくださいました。ありがとうございました。

トタン屋根の塗装

台風一過、晴天に恵まれた本日、
岡山市のお客様宅のトタン屋根塗装の
最終仕上げをさせていただきました。



こちらの施主様は年配の方なのですが、
この度はご本人様ではなく、他所に住まわれている
子供さんより、ご注文をいただきました。

最近いただくご相談として増えているパターンで、、
「実家の親のところに塗装の営業マンが頻繁に来て、
塗替えを勧めてくるらしい。でも親が騙されていないか
不安に感じるので、共栄塗装店さんに一度診断してほしい」、
とのご相談、お見積り依頼が多いです。



何の心配もなく、安心して任せられる業者のみであれば
こういった不安に感じられる方もいないはずですが・・

まだまだ強引な営業、いい加減な施工をしている業者がいる
業界なんだな、と思うと残念に感じます。

何はともあれ、私にご相談いただくことで「安心」を感じて
いただける方がおられる、ということには喜びを感じますし、
「期待を裏切るわけにはいかない！」と、身が引き締まる思いです。



強引な営業、手抜き仕事をして「一時的に大儲け」をしたとしても、
それが一生続くわけはありませんね。世の中をなめてはいけません。

結局、コツコツと確実に仕事をする以外の方法はないと思います。
当店のような小さな塗装屋が父の代から３５年間やってこられたのも
やはり、コツコツと仕事をして多くのお客様から再度のご注文、
あるいはお知り合いの方が塗装を検討されている祭、当店をご紹介
いただける、ということの繰り返しであります。

塗装に「裏技」はなく、時間をかけて確実に施工をするのみです。

明日は倉敷市のお客様宅にて、屋根塗装の予定であります。
明日も確実な施工を心がけてまいります。

屋根塗装～美作市～

昨日と本日の２日間、
美作市のお客様宅の「非鉄カラー鋼板」屋根の
塗装を無事、完了させていただきました。

ここ数日、美作付近は「夕立」の多い不安定な天候が続き、
塗装施工にお伺いする日にちが伸び伸びになっておりました。
お客様、お待たせして申し訳ありませんでした。

塗装前です



ちょっと写真ではわかりにくいかもしれませんが
色が褪せて白っぽい状態に粉を吹いておりまして、
お客様は色あせを大変、気にしておられました。

作業工程としましては、
①ケレン（粉やコケの除去
②下塗りプライマー塗装
③仕上げ塗装
の順に、おこなっております。

下塗りプライマー塗装後の写真です




この「下塗りプライマー」は、下地と仕上げ塗料との
密着度を高めるとともに、塗料の「肉もち感」を高めることで、
より、仕上げ塗料の光沢度をアップさせる効果があります。


その後の仕上げ塗料は、水谷ペイント社の「弱溶剤２液シリコン」の
「ルーフマイルドsi」を使用いたしました。



塗装前です

塗装後です


塗装前です

塗装後です



お客様、まことにありがとうございました。

高梁市の風景

お盆休みを終え、本日より現場仕事を
再開させていただきました。
今日の現場は高梁市のお客様宅のトタン屋根塗装です。

当店で塗り替えをさせていただいている、
「リピーター」のお客様です。いつもありがとうございます。

山間にあるお客様宅です


とてものどかな風景です、空気もおいしいんですよ。
ですが私のソフトバンク携帯、「圏外」でした・・

当社へお電話いただくと自動的に、私の携帯に転送する仕組みになっていますので、
本日お電話をいただいた方にはご迷惑をおかけしたことと思います。
申し訳ありませんでした。


お客様宅周辺の写真をもう一枚


トトロでも出てきそうな雰囲気ですね、本当に出てきたら驚きますが。
本日も蒸し暑い中での作業でしたが、この小川のせせらぎを聞くと、
すこし涼しく感じました。

地元のありがたさ

昨日は倉敷市のお客様宅にて、
トタン屋根塗装の仕上げ工程をさせていただきました。


昔ながらのわら葺き（あるいはかや葺き）屋根の上に
トタンをかぶせた屋根です。
最近では少なくなってきましたが、
岡山県では北部を中心にまだまだ多く、
山や田の多い風景ととてもマッチして、落ち着きを与えてくれます。

また、屋根表面と天井との間の空間にわら（かや）が詰められているため、
夏場はわら（かや）屋根から水分が蒸発して室内の温度を放出し、
冬場は逆に室内に放出されて湿気が蒸発することをふせぎます。
なので、「年中、室内温度・湿度が安定」しており、
とても快適に過ごせるように造られているんですね。

私も実際、夏場にトタン塗装をさせていただいた際、
お客様宅内で休憩をさせていただくこともあるのですが、
その涼しさには驚きます。


昨今、新築住宅を受注施工されている工務店さんのチラシなどで
「かや葺き屋根の原理を取り入れた住宅を提案」されている
会社を見受けますが、かや葺き屋根が日本の気候・湿度・風土に
適していることに気付いた方が多くなった証拠ですね。


なくなってほしくない「日本の文化」だと思います。が、
住まわれている方にとってはメンテナンスが大変なのも事実。

最近でこそ、ステンレス製やガルバリウム鋼板製の屋根など
「錆びない（錆びにくい）」素材が多く使われておりますが、
「わら（かや）葺き屋根」に住まわれているお宅の多くは
２５年以上前にトタンをかぶせたお宅が多く、
素材としてはやはり、「鉄板製」が多いようです。
なのでやはり、「サビ」との闘いは避けがたいものですね。


前述のように、「かや葺き屋根が水分を放出」しますので、
内部からの湿気により、トタンにサビを呼ぶこともありますので、
トタンは、表面と内面の両方からの湿気・水分により、
常に「さびやすい」状況に置かれていることとなります。


内面からの湿気に対しては対処の方法がないのですが、
外面から発生したサビや汚れに対しては、塗装の前に
適切な下地処理をすることで、出来る限り長持ちのする
塗装に仕上げることは可能です。

ただ「塗ればいい」というものではなく、根気のいる作業が
不可欠となりますので、そこをじっくりとやるかやらないかは
職人自身の性格次第、ということにもなりますね。



お客様から「本当の信頼」をいただくためには１回のみのお付き合い
ではなく、２回、３回と塗替えをさせていただき、トタン屋根を
長持ちさせている、という実績によって信頼をいただきます。

当社の場合、トタン屋根の塗装をさせていただいているお客様は
２０年以上お付き合いいただく、ありがたいお客様が多く、
感謝、感謝の気持ちで毎回、塗替えをさせていただいております。


この度のお客様も２０年以上のお付き合いですが、
私の実家のすぐご近所さんであります。

当然、私が子どもだった時代からよく知っており、
私にとっては「近所のおじさん、おばさん」の家でもあります。
毎回、「次の塗替えの時期がきたら、声をかけてね」とのお言葉に
信頼を感じ、とても嬉しく、ありがたく思います。


この信頼は簡単に得られるものではなく、やはり実績と年数を
経ることで、いただけたものでしょう。

今後も１０年後、２０年後、３０年後まで信頼いただけるように、
作業をさせていただくすべてのお客様宅において
根気よくコツコツと、丁寧な塗装作業をしていきます。

共栄塗装店・橋本豪紀（はしもとひでとし）

高梁市にて、トタン屋根の塗装

お盆を過ぎましたが、
まだまだ暑い日が続いてますね。

本日は高梁市にて、トタン屋根塗装の
仕上げ工程をさせていただいたのですが、
トタン屋根は、トタンそのものが熱を帯びるため、
この時期にはとてつもなく、高温になります。

そのため午後の強い日差しにさらされると、
「屋根の上にいる」ということが不可能なくらいの
状態にまで、トタンが焼けてしまいます。

そこでこの時期にトタン屋根の塗装をさせていただく場合、
お客様にお許しいただける範囲内で、
早朝から、作業をしております。


今回のお客様宅では昨日までに、
○下地処理作業（サビやコケなどの除去）
○下塗り塗装（サビ止め塗装）
○屋根全体に、仕上げ塗装（弱溶剤２液製ウレタン塗装）

を完了しております。

通常なら、「これで完成」となるところですが、
今回のお客様宅の屋根では、「棟」部分を銀色にて、
色分けをさせていただきます。


全体を茶色にて、塗装を完了した状態です。
早朝のため、屋根に露が降りて、濡れている状態ですね。


全体を茶色一色で塗装をしておりますが、
もともとのトタン板金のデザインを活かし
屋根に風格を出すためにも、銀色に色分けをいたします。

銀色にて、色分けをした後の、完成状態です。



裏側から見てみました




これだけでも、ずいぶんと風格が出ましたね。
お客様もすごく喜んでくださいました。

トタン屋根の塗装（シルバーペイント）

ここ数日、現場で仕事を終えて帰宅後、
風邪気味なのか、少し体調が優れない日が続き、
なかなかブログを更新することができませんでした。

昨日、玉野市のお客様のベランダ防水の仕上げ、
倉敷市のお客様宅にて塗装色の打ち合わせをさせていただき、
本日より、ＧＷ休みとさせていただきたく思います。

それにしても良い天気ですね～。
たまには家族サービスもせねば、と
本日は「おもちゃ王国」に行ってこようと思います。


さて、先日塗装をさせていただきました、
岡山市のお客様宅のトタン屋根、シルバーペイント塗装の
ご紹介をいたします。

塗装前です。


今回、こちらのご主人より、当店のＨＰを通じて、
御依頼をいただきました。
なんとこのトタン屋根、大工さんをされていた
お父様が、ご自分で屋根を葺かれたとのことです。

「棟」、「尾」といった部品部分がかなり頑丈に施工されており、
こだわりと、我が家への愛着がひしひしと伝わってまいります。

塗装もお父様と、息子さんである現在のご主人さんとで
ご自身で塗装をされていたようで、まさに脱帽です。


今回、塗装をするにあたって、まずは剥がれている
塗膜（死膜といいます）を除去することから始まります。

通常、「カワスキ」という道具を使用して
死膜をガリガリと削っていくのですが、
かなり塗膜が厚く、カワスキだけではキレイになりません。


カワスキよりも刃が硬い、「スクレーパー」という道具を使用し、
さらに、刃をカッターナイフの刃に付け替えます。


施工前です

施工後です


施工前です

施工後です


初日は、この作業だけで一日を要しました。
後日、晴天日に塗装仕上げをさせていただきました。

お客様、まことにありがとうございました。

トタン屋根の塗装

本日、岡山県南部はほぼ一日中降雨です。

それにしても今年は雨の日が多いですね。
通常、季節の変わり目には雨の日が多いものですが、
今年は２月の下旬頃から、「好天日が３日と続かない」
日々が続いております。

塗装屋の私には、会う方のほとんどが
「天気が悪くて、大変だね」と同情してくれます。
確かに、工期日程が遅れて、お客様にご迷惑をおかけするのは
大変心苦しく、申し訳ない気持ちは強くあります。
お待たせしているお客様、申し訳ありません。

私自身は「お天道様には逆らえぬ」という気持ちでおります。

微妙な天気なのに無理に塗装をして、結果として
塗装後の仕上がりが悪くなれば、結局はお客様に
ご迷惑をおかけするだけですので。


お待たせすることになるお客様には、事前に必ず、
ご連絡をさせていただいております。
確実な好天日に、確実な塗装作業をさせていただくため、
申し訳ありませんがしばしお待ちください。

共栄塗装店・橋本豪紀（はしもと　ひでとし）


下の写真は、先日完了させていただいた、
トタン屋根塗装の完成写真です。

使用塗料
下塗り「エポプラ（サビ止め塗料）」
仕上げ「エポーレ」

塗装前です

塗装後です

トタン屋根の洗浄、雨といの取替え

本日の作業は、高梁市のお客様宅へお伺いしました。
当店とは２０年来のお付き合いのお客様です。

高梁市にはまだまだ多い、トタン屋根の塗替えと、
雨どいの取替えのご注文をいただいております。

トタン屋根です。


鉄板製の雨どいです。
サビの進行が進み、穴があいておりますので、
新規に取替えいたします。


まずはトタン屋根を塗装するにあたって、
まずは表面に付着したコケや汚れを除去し、
キレイな表面にしてから塗装をいたします。

お客様宅の裏手は急斜面になっており、多くの木が
屋根に覆いかぶさるように生えています。
その為に木の樹脂が屋根に落ち、それが付着した状態です。

このように

コケがしっかりと付着しております。



長年に渡って当店で塗装をさせていただいております。
「ケレン」（下地をキレイにする作業です）
「下塗りサビ止め塗装」
「仕上げ塗装」

を、毎回きっちりと施工させていただいておりませんので、
サビの発生は見られません。
ですが、日当たりの関係、木の樹脂により
コケの付着は免れませんので、まずはコケをしっかりと
除去したうえで、塗装作業にとりかかります。

通常、屋根や壁に付着したコケは高圧洗浄機で落としますが、
トタンに付着したコケは、洗浄機では、キレイは落ちてくれません。

手作業で洗い落とすしかありませんので、時間をかけて、
念入りに水洗いをいたします。

水をかけながら、マジックロンでこすり落とします。



ほぼ一日を費やして、コケを除去いたしました。

洗浄前

洗浄後


洗浄前

洗浄後