本日は午前中、岡山市のお客様宅の屋根塗装を仕上げたのち、
明日から開始させていただく、玉野市のお客様宅の
外壁塗装にむけて、資材の積み込みをしました。
お客様、明日からよろしくお願いいたします。
さて今回、お客様と入念に打ち合わせを重ねてきたのが
外壁塗装に使用する、塗料の色です。
まずは、お客様ご自身がエスケー化研社のサイトで使用できる
「カラーシミュレーション」から、お客様のイメージに近い
色を2色選択され、私にその色番号を教えてくださいました。
ですが、「カラーシミュレーション」はデジタル着色のため、
実際の塗料の色とは、異なる場合が非常に多いいものです。
いざ、その色番号で塗装をしてみると、「この色は違う!」となりますので、
私自身、「カラーシミュレーション」に全幅の信頼は置いておりません。
ですので実際の塗料の色でご確認いただくために
塗料メーカーに依頼して、「実際の塗料で着色」した、A4サイズくらいの
大きさの、カラーサンプルを作ってもらいました。
実際の色で見ていただくと、やはりお客様のイメージとは
多少の誤差がありましたようで、それが判明しただけでも、
このカラーサンプルには意味がありました。
その後、お客様が、「イメージにピッタリの色の家が近所にある」と
言われ、その家まで連れて行ってくださいました。
その家を見たことで、私の中で、はっきりと色のイメージ
が沸いてきました。
ただ・・、色見本帳の中に該当する色がないんですよ。
各塗料メーカーの見本帳になく
約600色の色を掲載した「日塗工」の見本帳にもありません。
ない場合にはどうしましょうか?
自分で作るしかありません!
お客様に喜んでいただくためにも、妥協などできません。
まずは、ご希望の色より「少し薄い」色である、
「AC-1842」を用意
よりご希望に近づけるために、適した色を混ぜ合わせます。
「NTK12-30H」を使用します
その他、微妙な調色が必要な場合に備えて、茶色と黒色を用意します。
分量を計算しながら、少しづつ混ぜ合わせていきます。
下の写真の左側の色が、「1842」と「12-30H」を
「19:1」の分量で混ぜ合わせた色です。
右側が「19:2,5」の割合です。
左では少し薄く、右ではすこし濃い。という状態ですが、
色の方向性としては、かなり近づいたと思います。
あとはお客様ご自身に確認していただきながら、よりご希望に近い
濃度を作り出していく予定でおります。
お客様、どうぞよろしくお願いいたします。