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岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

外壁塗装・完了

2010年04月07日 22時16分55秒 | モルタル外壁塗装2010月3月玉野
玉野市のお客様宅の外壁塗装作業、
本日、無事完了させていただきました。
お客様、まことにありがとうございました。

外壁塗装に使用した塗料は、
下塗りシーラー「エポMシーラー」
中塗りフィラー「ソフトサーフSG」
仕上げ塗装  「水性セラミシリコン」(2回塗り)
計4回塗りをしております。 



塩ビ鋼板製のベランダ手すりには、
下塗り 「リフノン」
仕上げ 「ファインルーフⅡ」(2回塗り)
計3回塗りをしております。



ベランダ床には防水塗装をいたしました。
下塗り 「アクア防水プライマー」
仕上げ 「アクア防水」(2回塗り)
計3回塗りをしております。



壁と瓦の境目にある、トタン製の「水切り」塗装
下塗り 「サビ止めザウルスEX]
仕上げ 「ファインルーフⅡ」(2回塗り)
計3回塗りをしております。


カワラボートタン製の車庫屋根も水切りと同様です。



玄関部分の屋根です。
「アスファルトシングル」という素材なのですが、
経年劣化のために、表面の傷みが見られました。

まずは下地を強化するために「リフノン」を下塗りに使用。
中塗りに「セラMシリコン中塗り」
仕上げに「セラMシリコンⅡ」を使用し、
強固に素材を塗り固めました。

お客様宅の立派な桜です。



つぼみ→満開→散りかけ
作業をさせていただいている間、
さまざまな顔を見せてくれました。

最後には掃除をして、作業完了をさせていただきました。


お客様、まことにありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いもうしあげます。

共栄塗装店・橋本豪紀(はしもと ひでとし)

外壁仕上げ塗装(2回目)セラミシリコン

2010年04月05日 17時38分40秒 | モルタル外壁塗装2010月3月玉野
花粉症に苦しんでおります、
共栄塗装店の橋本豪紀(はしもとひでとし)です。

4月1日、玉野市のお客様宅の作業。
外壁塗装の仕上げ塗装(2回目)をおこないました。
  

下の写真が塗装前の、
外壁アップ写真です。現状の外壁表面は
「リシン」という、水性塗料に専用の砂を混ぜた後、
吹き付け塗装されたものです。


リシンの表面は「ザラザラ」としているため
汚れやすい、という欠点をもっています。

今回、その欠点を補うために、
壁表面を汚れにくい「ゴム系」の滑らかな状態にするための
下塗り塗料を塗装後、水性セラミックシリコン塗料を
塗装いたしました。

塗装後の外壁表面です。

外壁仕上げ塗装(1回目)

2010年04月04日 16時40分24秒 | モルタル外壁塗装2010月3月玉野
玉野市のお客様宅にて、
外壁塗装をさせていただいております。

ここ最近、どうも更新が滞ってしまっておりまして、
ご迷惑をおかけしております。申し訳ありません。

3/31の作業を紹介いたします。

前日までに、
「下塗りシーラー」
「中塗り微弾性フィラー」と2回目までの塗装を
済ませておいた外壁に、3回目の塗装工程である
「仕上げ塗装(1回目)」をいたしました。

使用する仕上げ塗料は、
「水性セラミシリコン」(エスケー化研社)です。


まず、窓枠などの細部をハケ塗りします。


「細部までローラーで塗る」ということは、
狭い部分に塗料を押し込むことになり、塗料がダラダラと流れる、
または養生ナイロンのすき間から窓の中に塗料が入り込む、
ということにつながってしまいます。

それを防ぐために、細部やつなぎ目などは、
ハケにて、時間をかけて塗る必要があります。

その後、広い面はローラー塗装をいたします。



下塗りシーラー、中塗りフィラー塗装

2010年04月01日 11時59分30秒 | モルタル外壁塗装2010月3月玉野
本日、岡山県南部は雨が降っております。

当然、現在施工をさせていただいております
玉野市のお客様宅の作業はできず、強制的に
休日となっております。
仕方ないですね、「お天道様には逆らえぬ」です。

ここ2日ほど、別のお客様宅のお見積もり書などを
作成しており、作業から帰宅後も忙しくしておりました。
(お客様方、本当にありがとうございます)

そのためにブログの更新ができていなかったので、
ここで2日分の作業をまとめてご紹介します。


まず3月30日(火)の作業、外壁に「下塗りシーラー」
を塗装いたしました。

最初の塗装工程としてとても重要な工程です。

通常、仕上げ塗料が水性の場合、シーラーも水性を使用しますが、
今回のお客様宅の外壁が経年劣化が多少進んでおりましたので、
より強力な「弱溶剤エポキシ系シーラー」を選択いたしました。

細部は丁寧にハケ塗りをし


広い面はローラーにて、塗装をいたします


そして翌日の31日(水)、
2回目の塗装工程として、「微弾性フィラー」を塗装しました。

「ひび割れにくく、汚れにくい」外壁表面を形成するために
必要な塗装工程であります。

使用する塗料は「水性ソフトサーフSG」です。


塗料メーカーのカタログを見ると、この微弾性フィラーには、
「シーラー効果もあり、シーラー塗装を省略できる」と、あります。

それは手間も省けるし、金額も安く出来ますので、
「当方とお客様、両方にメリットがある」、と喜んだのですが・・・
数年前、シーラーを省いて、
「微弾性フィラー1回塗り」
「仕上げ塗装  2回塗り」
の、計3回塗りで仕上げたところ、どうも仕上がりがいつもと違う。

仕上げ塗料の肉持ち感、ツヤの輝きが物足りない、と感じました。

そのお客様宅は更に仕上げ塗装の3回目をサービスで塗ることで、
なんとか納得のいく仕上がりに近づきましたが、
それ以降は、やはり「シーラー塗装」は必要である、と感じました。

「3回塗り」で完了、とする塗装屋さんも多いなかで、
「4回塗り」をすることはお客様にご負担を強いることになりますが、
やはり完了時の仕上がり、そしてその後の長持ちにも差がでる、
と思いますので、勝手ではありますが、当店ではモルタル系外壁の場合、
必ず「4回塗り」をさせていただいております。
(ボード系外壁の場合は、シーラー1回、仕上げ2回、の
計3回塗装が標準となります)


微弾性フィラー塗装中です。



コーキング、養生、その他

2010年03月29日 20時49分53秒 | モルタル外壁塗装2010月3月玉野
玉野市のお客様宅の外壁塗装作業中であります。

先週の土曜日に外壁の高圧洗浄を済ませて、
日曜日はよく乾かせるために、作業は休み。

本日月曜日、下地作業にとりかかりました。

外壁に、ヒビが発生しています。


通常、モルタル(セメント)製の外壁であれば、
下の写真のようにサンダーという工具を使用して
ヒビの幅を広げてコーキングの塗り幅を広げてから、
コーキングを塗布して、ヒビを埋めます。


しかし今回のお客様宅の外壁はモルタル製の部分もありますが、
多くの部分は、木製板の上に「リシン」という塗装をしています。

その木板の継ぎ目にそってヒビが発生している状況です。

木板の上からサンダーで削ると、板を割ってしまうことになりますので、
サンダーは使用できません。

ですのでそのままの状態から、コーキング塗不をいたします。

キレイに塗るために、まずはテープでラインを作ります。


コーキングの密着度を高めるために、「コーキングプライマー」、
いわゆる「コーキング用の接着剤」を塗ります。




約5分ほど乾燥させた後、「変性シリコーンコーキング」を塗布


このままではコーキング部分が目立ちますので後日、
塗装前に、他の部分との「模様合わせ」をして、完了となります。


こういったコーキングするべき部分が多く(約50ヶ所)、
この作業のみで、6時間を要しました。

私がコーキング作業をしている間、従業員(私の家族ですが)は、
窓などの「塗らない部分」を塗料で汚さないための作業である、
「養生」をしていました。


「マスカー」というナイロンで、きっちりと窓を隠します。


その他、「鼻隠し」という部分の下地処理です。


この「鼻隠し」、各家によって木製であったり、
「ケイカル板」というボードの一種であったり、
トタン製であったりして、それぞれ塗装工程は違います。

こちらのお客様宅の「鼻隠し」は、木製です。

まずは下地処理として、劣化した旧塗膜をこすり落とします。




これくらいの状態になって、やっと塗装ができます。


ですが本日はここまでの作業で精一杯でありました。
続きは明日より。

足場の組み立て

2010年03月26日 22時48分26秒 | モルタル外壁塗装2010月3月玉野
玉野市のお客様宅にて、
外壁塗装施工中です。

お客様宅のベランダです。


ベランダ手すりの土台部分、これは
「カラー鋼板」といわれる、表面がツルツルとしたトタンです。

表面がツルツルとしているため、塗装前の処理として、
表面にキズを付けて塗料の付着性を高める、「目荒らし」
という作業が必須であり、さらに専用の付着性の高い、
特殊な下塗り塗料を使用したうえで、仕上げ塗装をしないと
早い年月で塗膜がはがれる恐れが高い素材です。

前回に塗装をした塗装屋さんはその作業を怠っていたらしく、
現状はこんな状態になっていました。


下塗りをせず、上塗り1回の場合、このように、
全面にわたって塗膜がポロポロとはがれてしまいます。

今回、私が塗装をさせていただくにあたって、
まずはこの旧塗膜を手作業ではがしてしまってから、
専用の「付着性の高い、下塗り塗料」を塗装後、
2液製のウレタン塗装を2回塗りいたします。

それによって、「塗膜がポロポロとはがれる」ということのない、
長持ちのする塗装が完成いたします。


次に今回、お客様宅で使用させていただく、
外壁塗装用の塗料をご紹介いたします。

エスケー化研社の「水性セラミシリコン」です。


水性シリコン系の外壁材としては、金額的には
それほど高額な塗料ではありません。

ですが、さすがは外壁塗料で評価の高いエスケー社。
充分な耐候性を持ち、性能の高い塗料です。
私も信頼しており、当店でも使用頻度の高い塗料です。

今回、お客様が「あまり光らない、落ち着いた仕上がり」
とのご希望でしたので、「艶消し」を選択いたしました。



さて、本日の作業は「足場の組み立て」をいたしました。


安全に作業をするために、また、ご近所様へ
塗料の飛散などでご迷惑をおかけしないように、
養生ネットなどを取り付けるための重要な工程です。