岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

タスペーサー

2010年09月29日 22時16分06秒 | 屋根と外壁の塗装2010年倉敷
倉敷市のお客様宅にて、
屋根と外壁の塗装をさせていただいております。

カラーベスト屋根に「下塗りシーラー塗装」をした翌日、
雨漏り防止部材である、「タスペーサー」を
屋根に装着しました。


何のために使用する道具か、ご説明します。


カラーベストはその構造上、縦のすき間から雨水が浸入しますが、
その下の横のすき間から水が逃げるため、
雨漏りにはいたりません。


しかし塗装後に、その塗料によって下のすき間が埋まることが多く、
逃げ道を失った雨水が逆流し、雨漏りの原因となる恐れがあります。


屋根によっては下のすき間が4mm以上あるものもあり、
その場合には塗装後にカッターナイフなどですき間の塗料を切る、
「縁切り(えんぎり)」という作業で充分な場合もあります。

しかし今回のお客様宅の屋根は比較的、下のすき間の間隔が
狭く、「縁切り」だけでは水の逃げ道を確保するのは難しいので
この「タスペーサー」を使用することにいたしました。


下塗りのシーラーを塗装後の翌日に装着するのが基本です。


縦のすき間のから約10cm~15cmくらい横に装着します


下の画像の文面はおかしいですね(笑)
失礼しました。 正しくは、
「タスペーサーを装着することですき間が広がり、
 塗料で埋まってしまう恐れがなくなりました。」です。


赤い矢印の部分に、装着しております。



その後、仕上げ塗り(1回目)をおこないました。

つなぎ目は、丁寧にハケ塗り


広い面はローラー塗りをしております


仕上げ塗装(1回目)後です



まだ1回目の仕上げ塗装では、下地が透けていますね。
2回目もしっかりと塗ることで、キレイに仕上がります。



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シーラー塗装

2010年09月25日 21時52分12秒 | 屋根と外壁の塗装2010年倉敷
めっきりと作業のしやすい気候となりまして、
喜びを隠し切れない、共栄塗装店の橋本です。

現在、倉敷市のお客様宅にて、
外壁と屋根の塗装をさせていただいております。


昨日、24日の作業をご紹介いたします。

西面と北面の外壁塗装をすべく、
窓やドアなどの「開口部」をナイロンで隠しました。
この作業を「養生」といいます。

その後、下塗りである「シーラー」を塗装です。

この「シーラー」。
外壁と仕上げ塗装との「接着剤」の役目を果たす、
すご~く重要な工程であり、ぜったいに欠かせません。

細部は、塗料が流れないように丁寧に「ハケ塗り」


広い面は「ローラー塗り」をしております。


下の写真の、真ん中より左側が、
「シーラー塗装済み」です。
濡れたような「ツヤ」こそ、シーラーが効いている証です。


今回の外壁塗装には、地球温暖化対策塗料である、「ナノコンポジットW」
を使用いたしますので、下塗りシーラーにも
専用シーラーである「ナノコンポジットシーラー」を使用します。



その後、前日の雨で湿った屋根もすっかり乾きましたので、
屋根にも下塗りシーラーを塗装いたしました。

使用シーラーの「Mシリコンプライマー」です。


塗装中です。



屋根・壁ともにシーラーをよく乾かしたので、
仕上げ塗りは翌日ということに。


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高圧洗浄、コーキング

2010年09月21日 17時24分45秒 | 屋根と外壁の塗装2010年倉敷
倉敷市のお客様宅にて、
屋根と外壁の塗装をさせていただいております。

先週の土曜日(18日)に、
屋根と外壁の高圧洗浄をおこないました。

洗う前はこうだったのが

この状態に



こうだったのが

こんなにキレイになりました。

今後、
下塗りシーラー
雨漏り防止「タスペーサー」装着
仕上げ塗り(1回目)
仕上げ塗り(2回目)
をおこなっていく予定です。

日曜日(19日)はお休みをいただきまして、
月曜日(20日)の作業。

この日はカメラを忘れる、という大失敗をしてしまいました。
写真はございませんが、
「屋根のトタン部分のクギ補修」
「トタン部分のクギ打ちなおし」
をしておりましたが
風邪気味の父の体調を考慮いたしまして、
午後3時ころに失礼させていただきました。


そして本日(21日)の作業です。

先日にクギを打ち直したり、コーキング補修を済ませておいた
「屋根のトタン部分」に下塗りサビ止め塗装をいたしました。

クギが浮いている部分が多々見られたので、
新たに「ステンのスクリュークギ」を
全体で30本ほど、打ちました。
これで台風で飛ぶ心配もありません。


その後、下塗りである「サビ止め塗装」をいたしました。


「カラーベスト」と「トタン」に塗装する場合は
それぞれの素材に合った下塗り材を選択する必要があります。
「カラーベスト」にはエポキシ系、またはウレタン系のシーラー、
「トタン」にはエポキシ系のサビ止め塗料が望ましいでしょう。


仕上げ塗料は「2液型、弱溶剤シリコン塗料」というものでして、
カラーベストとトタン、両方に塗装できます。

「カラーベスト用の水性シリコン塗料」を使用することもありますが
これは、たとえ下塗りにサビ止め塗装をしたとしても、
トタンには塗装するべきではありません。

「水性シリコン」をカラーベストに塗装する場合は、
面倒でも、トタン部分には「油性」の塗料を使用しております。
後々、長持ちさせるためにも、
ご自身でカラーベストを塗られる、という方にも、
そこは徹底していただきたいと思います。



その他の作業といたしまして、

このようにクギが浮き、穴が開いていた部分などに

クギを打ちつけ、コーキングで穴をふさぎました





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外壁塗装の初日

2010年09月17日 22時44分21秒 | 屋根と外壁の塗装2010年倉敷
本日より倉敷市にて、
屋根と外壁の塗装を開始させていただきました。
お客様、よろしくお願いいたします。


「やっと」と申しますか、秋らしくなってきまして、
初日の作業、「足場の組み立て」は快調に進みました。


お客様宅の外壁材は「窯業系サイディングボード」です。


サイディングボードの場合、ボードとボードのつなぎ目を
コーキングで埋められている場合が多いのですが、
新築から10年以上経過すると、そのコーキングが劣化して
コーキングが防水の役目をしていましことが実に多いものです。

お客様宅でも数ヶ所、コーキングの劣化が見られました。

下の写真はコーキングが割れ落ちて、下地である
青いテープ(ボンドブレーカー)が見えている状態です。


下の写真のヶ所は、コーキングが朽ち落ちて、穴があいておりました。


このままでは雨水が浸入し、ボードそのものや、内部の木材を
腐食させてしまいます。

塗装前の作業として、このコーキングの劣化部分を復旧することに
全力をかけさせていただきます。


屋根材は、カラーベストです。


全体的にコケや汚れが付着して、黒ずんでいますね。

特に日当たりの悪い北面は、コケの付着が多いです。

黄色く見えるものは、すべてコケです。

このコケや汚れをキレイさっぱり洗い流すため、
明日、高圧洗浄をさせていただく予定です。

お客様、よろしくお願いいたします。
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ユメロック外壁塗装・完了

2010年09月11日 18時25分23秒 | 外壁塗装2010年8月岡山
岡山市のお客様宅の外壁塗装作業、
無事に完了させていただきました。
お客様、まことにありがとうございました。

塗装前です

塗装後です


塗装前です

塗装後です


外壁塗装には、
下塗りシーラー(エポMシーラー)1回塗り
仕上げ塗装  (ユメロック)  2回塗り
の、計3回塗りをしています。







お客様、まことにありがとうございました、
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

共栄塗装店 
橋本豪紀(はしもとひでとし)



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