岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

胴差の下地調整

2009年04月19日 21時18分57秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
岡山市のお客様宅の外壁塗装作業。
本日は「胴差し」について説明いたします。


木製、鉄板製など各住宅によって素材は違います。
こちらのお客様宅の胴差しは「ケイカル板」という素材で、
セメントなどを混ぜ合わせた一種のボード製品です。

胴差しのアッップ写真。
新築時に継ぎ目にコーキングが塗られていたようですが、
享年劣化によりコーキングが剥れています。


継ぎ目が狭すぎるためにコーキングの塗布量が充分ではなく、
コーキングが細く、劣化も早かったようです。

他の部分ですが、ここは継ぎ目が広くてもコーキングが塗られてません。

この継ぎ目から雨水が染み込む恐れがありますので、
新たなコーキングを塗布いたしました。

まずはコーキングの塗布面積を増やすために
カッターナイフで継ぎ目を広げます。


コーキングの密着性を高めるために、
接着材「コーキングプライマー」を塗ります。


コーキングをキレイに塗るために、黄色い養生テープを貼ります。


変性シリコンコーキングを塗り、ヘラで調整します。


完成です。


続いての「胴差し」作業。
ネジ頭のパテ塗りです。

胴差しをビス打ちしております。
新築時に、このビスの頭にパテを塗っていますが、
パテがなくなったり、へこんでいる部分が多いです。

パテがなくなり、ビスの頭がサビている部分

パテの塗り量が少なく、へこんでいる部分


ビスの頭が出ているとサビが発生しますので、
新たにパテを塗り、ビスの頭を隠します。
使用するパテです。


パテ塗り(1回目)




パテは2回塗らなければ、充分な厚みを確保できません。
充分乾かしたあと、2回目のパテ塗りです。


このままではゴテゴテしてキレイではありませんので、
乾燥後、紙やすりで削り、平らに仕上げます。


完成写真です。


今後塗装をすることで、目立たなくなります。
共栄塗装店のサイトはこちらです。
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