岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

外壁仕上げ後、胴差しの下塗り

2009年04月30日 22時43分02秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
岡山市のお客様宅の29日の作業です。
屋根の下塗り塗装(3回目)は父に任せ、
私は北面の外壁仕上げ(3回目)、
東面の外壁仕上げ(2回目)をおこないました。


北面は日の当たる時間が短いためにコケなどの付着が多いので、
それを予防するために仕上げ塗装を3回おこなっています。
塗装前


下塗りシーラー塗装、
中塗りフィラー塗装、
仕上げ塗装(3回塗り),
計5回塗装後です。


その後の作業、胴差しの下塗りをいたしました。


お客様宅の胴差しは「ケイカル板」という素材でして、
一種のボード製品です。
ケイカル板に塗装する場合の下塗りとしては最も
密着率が高いと私が考えている下塗り塗料、
「リフノン」(スズカファイン社)を塗装いたします。


白い塗料であるリフノンを塗ります。


塗装前

下塗り塗装後
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外壁塗装

2009年04月28日 21時34分06秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
朝一番より、屋根の下塗り塗装の2回目です。


当初は細部はハケ塗り、広い面はローラーで塗っていたのですが、
大きな波型の形状の瓦のために、どうもローラでははかどらず、
すべてハケ塗りすることにいたしました。

吹き付け塗装をすれば一番早くできるのですが、
吹き付けは塗料が飛散する、というデメリットがあります。
ご近所様宅が近くにある住宅地の場合、
すぐ近くに車が停まってあり、洗濯物を干されています。
それらを汚されて喜ぶ人はいません。

ですので、時間はかかりますがハケやローラーで塗るのが
昨今の塗装では常識となります。


追加発注の外壁用塗料が入荷しました。


北側の外壁塗装、仕上げの2回目をおこないました。
北側は日に当たる時間が少ないために、コケなどが付着しやすいため、
通常は2回の仕上げ塗装をこの面は3回します。
ナノコンポジットWの防コケ、防カビの性能を充分に
発揮させるための重要な工程です。

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スラリー強化プライマー

2009年04月27日 20時27分01秒 | セメント瓦屋根塗装
岡山市のお客様宅の塗装作業。

本日は外壁西面の仕上げ塗装(2回目)、
北面の仕上げ塗装(1回目)をしました。

先週土曜日に入るはずだった外壁仕上げ塗料の
入荷が火曜日にずれ込んだため、壁の塗装はここまでです。

これまで手付かずでいた、屋根の塗装に取り掛かりました。


屋根材の種類は「モニエル瓦」というセメント瓦の一種です。

新品時にセメント瓦の表面に「スラリー層」という
セメントの粉を吹き付けられており、塗装方法を気を付けないと
数年で塗膜がスラリー層ごと、剥れる恐れがあります。

それを防ぐために、専用の下塗り塗料を3回塗りする必要があります。
「スラリー強化プライマー」です。


石油缶に入った「主剤」に、下の「硬化剤」を混ぜると、
数時間後には強固に固まります。
凝固することで、スラリー層の剥離を防ぐ、という原理です。




継ぎ目などの細部はハケ塗り

広い面はローラー塗装をいたします。


とにかくしっかりと塗る必要がある塗料ですので、
流れるくらいにたっぷりといきます。


この下塗りだけで「ツヤ」が出るくらいになるのが
望ましく、そのためには最低でも2回塗り、
今回は3回塗りをして、万全を期す予定です。


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ナノコンポジットW

2009年04月23日 21時55分43秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
岡山市のお客様宅の外壁塗装作業、
本日は東側と西側の仕上げ塗装(1回目)
北側の下塗りシーラー塗装をいたしました。

仕上げ塗料のナノコンポジットWです。
汚れが付着しにくく、太陽光線による色あせもしにくい、
優れた性能を持つ水性塗料です。


1階部分と2階部分の中間にある帯(胴差し)を境に
仕上げ塗装色を変えています。


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ナノコンポジットフィラー

2009年04月22日 19時33分07秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
岡山市のお客様宅の外壁作業、
先日、下塗りシーラー塗装を終えていた面に
中塗り塗装「ナノコンポジットフィラー」塗装をしました。


「ナノコンポジットシーラー」が接着効果、
塗料の吸い込みを抑える効果を持つ塗料であり、
この「ナノコンポジットフィラー」は
ひび割れ防止効果、防水効果、さらに
リシン、スキン、スタッコなどのザラザラした壁質を
ゴム系の滑らかな質感にする効果を持っています。

仕上げ塗装をする前の、非常に重要な工程です。

ドロドロとした粘度の高い塗料ですので、
ダマにならないように、細部なハケ塗り


広い面はローラー塗装しております。




塗装前

シーラー塗装後

フィラー塗装後


ナノコンポジットWの塗装は共栄塗装店へお任せください。
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ナノコンポジットシーラー

2009年04月21日 18時22分49秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
岡山市のお客様宅の外壁作業。

昨日(20日)は外壁の下塗り塗装として、
「ナノコンポジットシーラー」塗装をいたしました。


この「ナノコンポジットシーラー」は
その後に塗る塗料との密着性を高める「接着剤」効果と
壁の表面に膜を張り、水分の吸い込みを防ぐ役割をもつ、
非常に重要な工程です。

透明な塗料なので色は着きませんが、
濡れ色なり、ツヤ感があります。

塗装中の私、橋本豪紀(はしもとひでとし)です。


「ナノコンポジットシーラー」塗装前

「ナノコンポジットシーラー」塗装後

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胴差の下地調整

2009年04月19日 21時18分57秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
岡山市のお客様宅の外壁塗装作業。
本日は「胴差し」について説明いたします。


木製、鉄板製など各住宅によって素材は違います。
こちらのお客様宅の胴差しは「ケイカル板」という素材で、
セメントなどを混ぜ合わせた一種のボード製品です。

胴差しのアッップ写真。
新築時に継ぎ目にコーキングが塗られていたようですが、
享年劣化によりコーキングが剥れています。


継ぎ目が狭すぎるためにコーキングの塗布量が充分ではなく、
コーキングが細く、劣化も早かったようです。

他の部分ですが、ここは継ぎ目が広くてもコーキングが塗られてません。

この継ぎ目から雨水が染み込む恐れがありますので、
新たなコーキングを塗布いたしました。

まずはコーキングの塗布面積を増やすために
カッターナイフで継ぎ目を広げます。


コーキングの密着性を高めるために、
接着材「コーキングプライマー」を塗ります。


コーキングをキレイに塗るために、黄色い養生テープを貼ります。


変性シリコンコーキングを塗り、ヘラで調整します。


完成です。


続いての「胴差し」作業。
ネジ頭のパテ塗りです。

胴差しをビス打ちしております。
新築時に、このビスの頭にパテを塗っていますが、
パテがなくなったり、へこんでいる部分が多いです。

パテがなくなり、ビスの頭がサビている部分

パテの塗り量が少なく、へこんでいる部分


ビスの頭が出ているとサビが発生しますので、
新たにパテを塗り、ビスの頭を隠します。
使用するパテです。


パテ塗り(1回目)




パテは2回塗らなければ、充分な厚みを確保できません。
充分乾かしたあと、2回目のパテ塗りです。


このままではゴテゴテしてキレイではありませんので、
乾燥後、紙やすりで削り、平らに仕上げます。


完成写真です。


今後塗装をすることで、目立たなくなります。
共栄塗装店のサイトはこちらです。
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屋根と壁の高圧洗浄

2009年04月18日 17時54分34秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
昨日(17日)の午後と、今日の午前をかけて
屋根と外壁の高圧洗浄をいたしました。

水しぶきなどでご近所様へご迷惑をおかけしないよう、
ブルーシートで養生します。


屋根は「乾式洋瓦」という種類のセメント瓦で、
表面に「スラリー」というセメント粉を吹いてあります。
はがれかかった「スラリー」は完全に除去しておかないと
塗装後、数年で剥れてしまう恐れがあります。
まずは入念に高圧洗浄でコケやスラリーを除去します。

屋根、洗浄前




屋根、洗浄後




その後、外壁も入念に洗浄しております。


屋根に上がって最初に気になったのが、アンテナです。


アンテナが倒れないように、
針金で3方向から引っ張っているのですが、
その針金が鉄線なのでサビが進行し、
今にも切れそうな状態でした。




危ないのでステンレス製のワイヤーに付け替えました。




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屋根・外壁塗装の初日

2009年04月16日 22時54分15秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
本日より、岡山市のお客様宅にて、
屋根・外壁塗装を開始させていただきました。

屋根はモニエル瓦屋根という、表面に「スラリー」という
セメント粉を吹き付け塗装してあるセメント瓦です。

下塗りに「スラリー強化プライマー」を塗装(3回塗り)
仕上げに「カスタムシリコン」を2回塗りいたします。

外壁は「スタッコ」という吹き付け仕上げの壁材です。
下塗りに「ナノコンポジットシーラー」
中塗りに「ナノコンポジットフィラー」
仕上げに「ナノコンポジットW」を2回塗りいたします。

初日の作業は「足場の組み立て」です。


「安全に作業するため」はもちろんのこと、
高圧洗浄の水しぶき、塗料の飛散を防ぐために
ネットやシートを取り付けるためにも、重要な工程であります。


明日以降も作業の様子を随時紹介させていただきます。
ご興味がおありの方はぜひご覧ください。

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春の陽気にトタン塗装

2009年04月10日 18時02分17秒 | トタン屋根塗装
いつもありがとうございます、
岡山県の共栄塗装店・橋本豪紀です。

しばらくぶりのブログ更新でございますが、
この間、高梁市、井原市、吉備中央町の各お客様宅にて、
トタン屋根の塗装をしておりました。

どちらのお客様も長年お世話になっている
とてもありがたいお客様ばかりです。

気温20度を超える好天の本日、
高梁市のお客様宅にお伺いをいたしました。

お客様宅から見える風景です。
私の両親は新見市の出身ですので、
こういった風景には安らぎを感じます。


私の両親が若い時に倉敷に移り住んでから私が生まれましたので、
私自身のふるさとは倉敷です。
しかし、新見市や高梁市の親戚のおじさん、おばさんの家に
よく遊びに行っていたので、
新見市、高梁市には特に愛着を感じています。

そんな縁もあってか、父が若いときから新見や高梁には
塗装をさせていただいているお客様が多く、今でも
20年以上のお付き合いをさせていただいている方も
多くおられます。まことにありがたいことです。


<<お詫び>>
当店HPに掲載している
電話番号(086-292-0566)にお電話いただくと私の携帯に
転送される仕組みになっております。
ですがここ数日間、現場では携帯が圏外となっておりました。
この数日間に電話にてご連絡をいただいた方々、
まことに申し訳ありませんでした。

今後もこういったことがおこる可能性がありますので、
できればご連絡はメールにていただければ、当日の夜には
メールを拝見後、返信させていただきますので、お手数ではありますが、
どうぞよろしくお願いいたします。

下記のバナーを押していただければ、
メールフォームのページへ飛びます。
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